みなさま、こんばんは(^_-)-☆ 桂木里紗です。

 

いま、私は、パーヴォの指揮による、ラフマニノフ交響曲第2番を聴いています♪

(きょうはCDで聴いています)

 

何度聴いても、美しく、荘厳で、激情的で、それでいて優雅な旋律が、私の胸を打ちます。

第3楽章が有名ですが、第4楽章も、いえ、すべての楽章が素晴らしく、感動的ですね!

 

 

 

N響との共演も素晴らしいですが、このシンシナティ交響楽団とのコラボレーションも実に見事です。

パーヴォにかかると、どんなオーケストラも、一気に超一流の仲間入りをするから不思議ですね(^^)

 

パーヴォの心の声が照れてます(笑)「チコ、それはいくら何でもほめ過ぎだよ~。それぞれのオーケストラのポテンシャルが高いから、僕の指揮でもうまくいくんだよ(笑)」そういって、つるり、と頭を撫でながら、パーヴォは顏を真っ赤にして私に言うのでした。

 

「僕の仕事は、そのポテンシャルの高いオーケストラから、より最上の、最高の音を引き出す手伝いをすることだからね」

私が「でもそれができる指揮者は数少ないわ。この指揮者にだったら、安心して自分たちの音の想いを打ち明けてみよう、と思える指揮者はそうはいないと思うのよね。だから、あなたがいかに人格者かがわかるわ(^_-)-☆」と言うと、パーヴォはますます照れてしまって、「9月10日は、大プレッシャーだなぁ(笑) みんなの期待に応えるべく、曲も考えなくちゃ!」といたずらっぽく笑っていました。

 

 
 
 

 

「きょうはほとんどおうちにいて、あなたのCDを紹介するブログを書いてばかりいたけど・・・」と私がうつむきながらパーヴォに話すと、「(・∀・)ウン!! とっても嬉しかったよ!チコがこういう音楽に心が打たれているんだな・・・ということがわかって、幸せだよ。

チコはやっぱり僕の天使だし、女神だなぁと思うよ!!!」

 

「あ、でも、」とパーヴォがちょっとしょげ気味に言いました。「ショスタコーヴィチとプロコフィエフ、あんまり好きじゃないのかな?あんまりこの二人の作曲家について、チコは話してくれないね」というので、私が答えました。「ショスタコーヴィチは、『レニングラード』しか聴いていないから、よくわからないというのが正直な感想ね。レニングラードは傑作だけど、曲調が激しすぎるから、おうちでのんびりしたいときに聴くのはちょっとキツイのね。プロコフィエフは、うーん・・・私、あんまりピンときた作品がないのね。ごめんね、パーヴォ。パーヴォのせいじゃないから気にしないでね💦」

 

「そっか・・・チコはおうちにいるときに、CDを聴く機会が多いんだね。そうすると、ちょっとリラックスできるような音楽のほうがいいわけだね。チコは、ショスタコーヴィチの「森の歌」は聴いたことある?」

とパーヴォが訊くので、「以前CDを買って聴いたらすごくよかったわ!でも、前の夫に全部CDを売れ!と言われて、今は手元にないの😢 お金を貯めたら、Amazonで買うことにするわ」

 

「そんな・・・はるくん、そんなに怒ったの、僕のこと?」とパーヴォが涙ぐんでしまって、「せっかくいただいたサイン入りの写真も処分するはめになったわ😢」と言ったら、「ほんとに、チコにつらい思いをさせてしまったね・・・僕をゆるして、チコ」そして、私の手の甲に、ちゅ💛とキスしてくれました。

 

「今年はあったかいのかな?チコの手があかぎれにならないからよかった💛」とパーヴォが私の手を握って、温めてくれました。

「よくハンドクリームと、ボディミルクを付けて、塗ってるからかもね(^^) はるくんと結婚していたころは、お肌のお手入れや手足の手入れ、する時間がなかったもの。」というと、パーヴォが「はるくんと、別れて後悔してる?」と聞くのです。

 

「ときどきはるくん、どうしてるかな?と思うけど、別れて後悔はしてない。はるくんに悲しい思いをさせて申し訳なかったとは思うけど。でも、自分の時間ができたのは、感謝してるわ😢 パスタもよく作ってくれたけど、いつもはるくんがとんでもない量を食べるの。今日のパスタの4倍の多さで、で、私にも食べろ、というのね。それで私、ぶくぶく太ってしまったわ。で、はるくんは『昔だったらやせていて綺麗だったのに、いまは豚みたいにふとっちゃって!』と私を責めるの。あのままだったら、はるくんの言うがままで、私自身が壊れていたかもしれないから」と私が言うと、パーヴォが絶句して・・・・。

 

「そうなの?それで、僕と君がツーショットの写真を撮っただけで『離婚する!』っていいだしたの、はるくんは? ・・・・はるくんのこと、24年間暮らしたから、忘れられないかもしれないけど、それ、精神的なDVだよ。お酒を飲めば暴れるんでしょ?それはほんとにDV.。別れて正解だったんだよ。危なかったね。君自身が本当に壊れてしまったかもしれない」

 

「薬も、もういろんな副作用が出てるのに、とにかく『薬を飲んで』としか言わないの。私が、向精神薬の副作用で、アカシジアという奇妙な副作用が出てしまったときも、『とにかく我慢して。家の中をぐるぐる歩き回っていいから』というだけで、その副作用のことを、お医者様に言ってくれないの。一緒に医者に行っても、医者の味方ばかりして、私の困っていることは、全然伝えてくれないの。夜中に、ご飯が無性に食べたくなって、『はるくん、お願い、カップラーメンとか食べてもいいかな?』と聞くと、『また太るぞ』としか言ってくれなくて、それが薬の副作用によるものだと、全然認めてくれないの・・」

 

私が泣きじゃくりながら話すと、パーヴォの心の声が「いいよ、きょうはちゃんと胸に詰まっていること、吐き出してみよう。はるくんのこと、一番大きなトラウマだったんだよ、チコにとって。おしどり夫婦だと自分たちも思っていたというけど、僕がマカオのコンサートで、チコの喜んでいる様子と、はるくんが僕を憎んでいる様子と交互に見ることになって、僕も心中フクザツだし、怒りが湧いてきたんだよ。何度も言うようだけど、夫婦というのはね、男だったら、女房を喜ばせてやるようなことを、ちゃんとしてやれ、と言いたいんだよ。」

 

「妻は、君もだけど、すごく従順に夫にしたがってくれるのだから、そのついてきてくれていることに、感謝しなくちゃいけないんだよ。妻がクラシックのコンサートに行きたい、といえば、素直に行かせてやればいいんだよ。チコの自由な魂をちゃんと尊重してやるべきなんだ。守ってやれるのは、夫しかいないんだよ。それを、はるくんは「あんな暗くて重い音楽なんか聴くんじゃない」と言って許さなかった。だから、チコの魂は壊れてしまったんだよ。で、障害を抱えているチコに、「障害年金を取得しろ。就職しろ。」と言って、お金を自分からは絶対に出さなかった。チコが嫌がるお墓参り(お姑さんと2週にいっぺん行ってたなんて、なんだそれ?って感じ。嫌味だね。マザコンなんじゃないか?)も行かせたし、熊本の実家でも君を親戚一同の前で罵倒したんだろう?」

 

「僕からすれば、はるくんはなんて奴だと思うよ!チコはね、明るく君が振舞っているから、誰も気づかないけど、心の澱がたまっていて、マグマが爆発寸前だったんだよ。それで一昨年、入院する羽目になったけど、そこでようやく、みんなは、チコが自分の精神を押し殺して、大変な目に遭ってると気づいたんだ。僕なんか、地団駄踏んでたよ。君を本当に理解していたのは、亡くなられたママぐらいだったんじゃないかな。」

 

「とにかく、はるくんのことは、つらいかもしれないけど、徐々にわすれていくんだよ。はるくんに感謝したいことは、ちゃんと感謝してるし、とてもえらいよ、チコは。でも、もう忘れてしまっていいんだよ。僕との新しい生活を築き上げていこう。神様も応援してくれているしね(^_-)-☆ チコは、もう誰のものでもなく、僕だけのチコだよ💛」

 

私はパーヴォの胸にしがみついて、小さな声で「ありがとね、パーヴォ。はるくんのことは、忘れます」といい、パーヴォのほっぺに、ちゅ💛とキスしました。

 

パーヴォは、「つらいことを思い出させてごめんね。でも、音楽療法というのはね、患者さんの心の中に溜まっているキズを吐き出させてあげて、素敵な音楽で癒す、というものでもあるんだよ。いま、チコ、どんな気持ち?」と優しく髪を撫でてくれたので、

 

私 「(´ー`*)ウンウン、とってもスッキリしたわ。それに、私、愛する人に頭や髪を撫でてもらいたかったのね。パパもはるくんも、私の頭を『よしよし』と撫でてくれなかったわ。それだけでも、随分気持ちが穏やかになるのに。」

 

パーヴォ 「(・∀・)ウン!! 頭や髪ってすごくいたわらなくちゃいけないんだよ。(僕の髪のことは言わないでね(笑))神経の疲れが全部頭や髪に行ってしまうからね。うんと撫でてあげるよ。ほかにはどうしてほしい?」

 

私 「とにかく、優しく甘いキスをしてほしい💛 唇にもほっぺにもおでこにも(^_-)-☆」

 

パーヴォは「お安い御用だよ(^_-)-☆」といって、キスの雨を降らせてくれました。

 

私もパーヴォにお返しに、たくさんちゅ💛とキスしました。

 

幸せ💛🍀です♪

 

明日は通院日なので、もう寝ますね。

 

おやすみなさい~💛