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トニーのゆっくり回覧版  真空管アンプ自作のブログ

真空管アンプの製作、音楽、生活のことなど

30日、外で上蓋ケースの塗装をしました。物入に残っていた紺色の塗料が目に入ったので何も考えずにこれに決定。

 

キズの部分をヤスリスポンジで研磨。その後中性洗剤で全体を洗浄。そして乾燥後ベンジンで全体を脱脂。

 

紺色の缶スプレーで1時間の乾燥時間を挟みながら3回ほど重ね塗りです。最後は透明クリアを全体に振りかけて終了。

 

 他方屋内でパーツの取付を開始しました。乾燥させている間に取付を実施。ソケットからスタート。天面からネジ止め。

 

 

 

 

裏面ではラグ端子もソケットと友締めします。締め付けはナットの方を6角レンチで締めます。いま取付中の部分はトーンコントロールとカソードフォロアの出力部分です。

  小さなVRが見えます。この役割は、トーンコントロールをバイパスしたときに、その前後で音量を一定にしておくための調整用です。プリンプを作るときはこういったところにも気を配っておく必要があります。

 

 

さてパーツが全部取り付けられました。四角いMCトランスケースが少し違和感がありますね。とにかくハムを引かないように、封じこめたのです。

 電源部のコンデンサの手前に7Pのソケットがあります。6X4を挿そうと思っていましたが、こだわりの5MK9を使うことにしました。ヒーターにはドロップ抵抗を入れます。半端整流でリップルハムが出ることが想定されます。

 ただし平滑回路を4段並べれば問題は解決されると思います。

 

 

 

背面には黒いパーツが集中しますが、取付ネジも黒にします。

 

 

そして紺色のフタを被せました。

 

 

 

 

 

 

 

 

どうでしょうか。紺色。私はとても違和感を覚えますが、何日も見ていれば馴染んでくるのでしょう。

 

まあ、塗料の在庫消費ということで。

 

 明日から一週間、東北へ出張。花巻、秋田。クマと出会いませんように。

 

 

 

2023年4月9日の記事に、私が30年前に作ったPX4シングルアンプのことを書きました。

 

 

このアンプです。

 

 

 

このアンプは、北海道のMJQオーディオというガレージ店に貰われていきました。

 

とてもいい音がする、WE300Bよりも良い音がするとお客さんが言うのだが、何でいい音がするのか教えて欲しいと、電話がありました。

 

OPTがパートリッジ製だし、出力管がPX4だからですと回答した覚えがあります。

 

 

さて、今日何気なくヤフオクを見ていると、このアンプが出品されていました。

 

【部品取り】MARCONI PX-4 というタイトルです。

 

可哀そうに、電源コードが切られ、切る前に動作確認したがヒューズが飛んでいるようです。

 

MJQ AUDIO のプレートがべたべた貼られています。球は全部挿しているようです。英国製の整流管はMJQの人が落として割ったと言ってましたので、米国製の5Z3が挿してあります。

 

OPTがパートリッジ製であることは出品ではわかりません。

 

内部配線を見たのですが、自分で配線したはずですが、こんな風だったかなあという印象です。

 

もし鳴らせばとてもいい音がするはずです。どなたか落札されたら、メンテナンスしますよ。

 

さていくらくらいになるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

29日朝から、時間をかけてインスタントレタリングを入れました。

 

結果それらしくなってきましたね。

 

下はインレタを入れる前

 

 

 

そしてインレタ後です。

 


 

 

 

 

 

 

なかなか、しまってきましたね。

 

かえすがえすも、上蓋のキズが残念です。

 

ここは光沢有の車のボディ用でいきましょうか。と言いながらニッペの缶スプレーで終らせそうです。

 

明日から実体配線図を考えましょう。