50歳からの食生活改善。
食事の重要性は、頭では分かってるつもりでも、疲れてたりするとすぐにルーズになってしまう悪い癖がありまして。
というのも、元々が超少食なので、若い頃あまり食事そのものが苦手だったからです。これは生誕直後から酸素ボンベ必須という未熟児だった事が起因なのではと思います。元々の生命力が弱いというか…何かそんな感じがしてなりません。
そして大学進学と共に自炊生活に入ってからの酷い食生活は、当時栄養失調による緊急入院という形でツケを払う形になりました…。
でも、これは明らかによろしくないので、どうにか工夫して食欲促進につとめるも、そう簡単には胃が大きくなるわけでもなく大苦戦。
これは私の実感ですが、食事にはそれなりの体力がいるんだと思います。体力がない人は食欲も弱めという具合かと。
なので、50歳からの食生活見直しは、体力作りと量もしっかり食べる努力が欠かせません。
嫁さんのパワーフードを必ず完食する事。これが必須です。この量は私的には限界ギリギリです(笑)。
黒豆納豆はかなり食べやすいので、ありがたく頂いております。
と、こんな具合で毎日作ってもらえている有り難さを裏切らないように、少食に鞭打って残さず食べるのみ。
さて。カシマですが、デザフェスに向けて革包丁の仕込みを開始しております。ここで、カシマBASE謹製革包丁のハンドルコンセプトを改めて紹介します。
こちらの革包丁。右が市販品の物で、左が女性ユーザー様が持ち込んできた革包丁。柄の長さが通常の半分以下の5cmにカットされています。
初めてこれを見た時、何故こうしたのか理解できませんでしたが、ここにヒントが隠されていました。
実際に握ってみるとご覧の通り、手の小さな私でも完全にグリップ出来ます。
一方、市販の革包丁の場合、親指を伸ばす形で握る感じになります。
ここが極めて重要で、この状態でもほとんどの男性なら握力と腕力で厚手の革もカットすることが出来ます。
しかし、多くの女性にはこの親指を伸ばすことによる力の分散が致命的になり、厚手の革を一裁ちでカットする事が困難なのです。その為、これだけ短くカットしていた訳ですね。
その点を踏まえ、更に握りやすさを考慮した結果、ティアドロップ型のハンドルデザインになったのです。
職人用革包丁にも採用してみました。握ってみた感じはとても使いやすいと思いますので、このシリーズを会場に持っていきます。