handmade labo カシマBASE

handmade labo カシマBASE

変わった刃物屋です。

どうぞよろしくお願い致します。

36℃って…もう夏ですかね(笑)。そういう事にしましょうか。

ではデザフェス63レポートです。

〈後編〉
前日のヤバい代車から、箱庭様の通常モードの車に乗り換えていざビッグサイトへ。

走行への不安は一切なく、順調にビッグサイト周辺まで到着した瞬間、箱庭様が突然「あ〜、やっちまった!」た叫んだので何かと思ったら、前日の代車に駐車券を置いてきてしまったらしい…。中々の疫病神的な代車でしたね(笑)。

今回は開場前にあまり見て回れませんでした。
前日の終わり際に少々見れた程度ですね。

その変わりに、フードコートに突進しまして。
牛タン丼と黒バーガーを買えました。どちらも大当たり。私の場合、普段はほとんどフードコートに行けないので今回は有難かったです。

2日目も大盛況。
今回は全種類満遍なく嫁入りしていきましたが、やはり革包丁の人気が高いのはデザフェスの特徴ですね。
今回は初めてカシマを訪れた方が沢山いて、革包丁やポケットナイフをお求め頂きましたので、お陰様で在庫が枯渇気味になってきました。

心なしか前回より人入りは多かった印象です。共同出店だった事もかなり良い影響があったと感じています。お陰様でデザフェス売り上げ最高記録更新となりました。御礼申し上げます。

そして次回告知。
このデザフェス64は、カシマBASE創設10周年記念出店として、過去最大規模の出店を計画しています。(当選すればですが…)
2017/5月のデザフェス45から数えて20回目の出店となります。当時はS✕1ブースを4名で協力して出店するのが精一杯というデビューでした。

あれから約10年。メンバー各々の成長が分かるような動画編集みたいなものをモニターで流せるような感じに出来ればと考えています。

では、Before kashimaの続き。

〈chapter15 : 心配。〉
「エプロンもしくは汚れてよい服で来てください。」

これ以外何も聞かされていませんでした。

前日になって、ふと頭をよぎったのは『一体いくら必要なのだろうか』という現実。

転職をした時点で、当時の収入は前職の1/3程度になっていたため、正直なところ持ち合わせが足りるのか不安が過ぎりました。なぜなら店で展開していたお師さんの作品は30万超えの物も…。どう考えても安くは済むまいと。

かと言って、「お金がないので無理です」という事だけは言いたくなかったので、腹を括っていよいよ当日お師さんの工房へ。

師「いらっしゃい。」
お師さんの工房へ入った瞬間から、凄まじいまでの仕事っぷりが一望出来ました。

カスタムナイフ工房独特の雰囲気と言いますか。
作りかけのナイフ。
見たことのないハンドル材。
どうやって使うのかさっぱり分からない治具がゴロゴロ(笑)。

取りあえずモヤモヤするので、開口一番

私「スミマセン、この講習会の料金はおいくらでしょうか?」

師「それは心配しなくていいよ」

私〘ここが1番心配なんだってば!〙←心の声

まさかの聞き出せないまま講習会はスタートしてしまいました(笑)。

to be continued…。


ここで改めて再決意。

実は、10年前のカシマBASE創設直後の5月末日、私史上最も衝撃的な出来事がありました。

---親友の旅立ち---

学生時代において、間違いなく一番多くの時間を共にした親友。

1992年18歳当時、右も左も分からぬまま名古屋で一人暮らしを始めたばかりの私に、一番最初に声をかけてくれたのが彼でした。
不思議と気が合って、それからの青春のほとんどを一緒に過ごした親友との時間は簡単には語れません。最高の思い出を沢山作りました。
時が流れてカシマBASE創設の3ヶ月後の2016年5月、立ち上げ当初の大混乱の時期に彼から突然「余命宣告を受けた」という知らせが入り、時間が止まってしまった感覚になった記憶があります。

条件反射的に「もう一度会いたい」との強い思いから
箱庭さんに教わった技法で自作した瑪瑙御守刀を間に合わせて彼の下へ。

あの日、名古屋で最後に交わした時間は、今でも鮮明に私の心に刻まれています。
そして彼から最後に依頼を受け、このカークラブのプラークをカシマでリメイクする事に。
もう彼に残された時間はほとんど無かったので、名古屋から帰宅後すぐ着手。明け方にようやく完成したのですぐに返送。

「受け取ったよ、ありがとう!」との報告の1週間後、彼は旅立ちました。

最後に再会したあの日、私は彼に約束しました。

「最期までカシマの活動をやり切ってから会いに行くから見届けてよ。」

この約束。まずは10年続けられた事は彼に報告したいと思います。

そして、やり残しのない活動にする再決意と共に、これからも進んでいきます。

See you !