お久しぶりです。


このブログはただTwitterに書ききれないことを書くだけなので、凝ったことは出来ません笑



今日の議題(?)はSENSAHの電動コンポについてです。とはいってもまだ発表すらされていませんが。



SENSAHのSNS担当とも言えるような人(これからはアランと呼びます)が、「電動コンポは年内に発表できるようにテスト中だよ」というのです。



SENSAHの電動コンポと言えば、数年前から開発中と噂になっていましたが、遂に製品化ですね〜感慨深いです笑


さて、eSENSAH(仮称)が発表される前にどのような事があったのか。これを考えていくと、SENSAH電動コンポがどのようなタイプなのか、少しは予想できると思います。もし全く違ったらごめんなさいm(._.)m


電動コンポと言えば

・SHIMANO Di2

・SRAM etap

が有名ですね。



最近勢いが出てきた中国企業のものだと、

L-twoo eRX

wheeltop EDS

が、あります。


それぞれ特徴を見ていきましょう。


まずシマノDi2ですが、元々完全有線接続でした。シフターとFD・RDを直接繋げていました。最近のシリーズはシフターのみ独立しており、FD・RDは未だにバッテリー接続(のはず)です。変速パドルは左右に2つずつです。


SRAMのetapは有名ですね。完全無線通信で変速をします。それによって小さなバッテリーを変速機に装備させる必要があります。変速パドルは左右1つずつです。


さて、最近話題のL-twoo eRXはどうでしょうか。配線パターンは現在のシマノと同じです。シフターは独立、変速機はバッテリーと繋がっています。こちらは変速パドルは左右2つずつです。ここもシマノと似ていますね。


wheeltopのEDSは少し違います。シフターは独立しているのは同じですが、バッテリーが変速機それぞれに固定されています。etapと違い取り外せないタイプですね。これは珍しく、左レバーに1つ、右レバーに2つパドルがあります。



ということで、これらを踏まえてSENSAHがどういった製品を開発しているのか、簡単に予想してみました。



まずはシフター。

変速パドルや変速方法など、製品によってかなり変わってくるところですが、SENSAHは元々SRAMの工場から派生しており、機械式コンポの変速方法もSRAMと同じくダブルタップでした。



ということは、、、SENSAHもetapと同じく左右1つずつ???

可能性は無くはないです。ただこの辺は特許の関係もあるので、どのように掻い潜ってくるか、もしくは無視して無理やり製品化するかに注目です。


ロードバイクの変速には、最低3つの操作が必要です。リア変速のシフトアップ&ダウン、フロント変速(フロントは2枚なので操作は1種類で済む)の3つです。


パドル2つで3つの操作を行おうとする場合、対称性の観点から片押しでリア変速、片方長押しで多段変速、となると両押しでフロント変速ということになってきます。そうなるとetapと全く同じなので、これまた特許的な部分でグレーかもしれません。


しかし、SENSAHの今のアイデンティティは3in1機構です。1つのレバーでブレーキ、シフトアップ、シフトダウンの操作が出来ます。となると、もし電動コンポも1レバーなら、SRAMの特許を掻い潜ることができるかもしれません。


個人的には、ブレーキレバーの内横にボタンが付いていて、レバーのどこを触っても内側にボタンを押しこめるような機構であることを願っています笑 (この時の問題点はレバーがどこかに当たったらすぐ変速してしまうところですが…)


バッテリーは正直なんとも言えません…

最近でた新型Campagnolo EPSですが、バッテリーはそれぞれの変速機に付け外しできるような機構だったはずです。だからどちらも可能性としてはあります。


これも個人的な願望ですが、etapのような付け外しのできる個別バッテリータイプだといいなと思っています笑



次に変速の通信が無線なのか有線なのか。

これは、もしバッテリーがシマノ、Ltwooのような独立タイプならば、変速通信は無線だと思います。



しかし、無線通信には嫌なところがあります。それは安定しにくいことと、日本の技適問題です。


安いBluetoothイヤホンの通信が安定しにくいように、安定した通信を達成するにはそれなりの技術やお金が必要なはずです。同一製品のユーザーが隣にいる時の混線も防がなければいけません。開発費もより多くかかるはずです。


また、日本には技適と言われる通信規格が存在し、その認証を得た製品でないと法律上日本国内での使用が出来ません。最近高騰する自転車パーツが多い中、SENSAHのリーズナブルさは徐々に日本でも認められてきており、一定の需要とユーザーが存在します。アランもTwitterでは日本語に翻訳して投稿していますし、日本のAmazonでも製品を購入することが可能です。


ということは、L-twoo eRXで話題になった(少なくとも私の周りでは)技適問題も耳に入ってきているはずです。


つまり無線通信をするにはリスクとコストがかかるはずなのです。ということは、、、最新コンポとして【有線通信】を採用しても良いと思うのです。



自分の願望半分・推測半分の、全体的な予想としては以下の通りです。


・レバーは1本で、ブレーキレバーが変速パドルも兼ねる(SENSAHとしてのアイデンティティ)

・バッテリーは変速機ごとに付け外し式

・変速は完全有線通信

・2×12変速(多段対応になるかも?)

・油圧とリムブレーキ、両方対応

・価格は4点セットで ¥90,000前後

・重量は105Di2くらい


こんな感じに予想してみました。




まぁどうなるかは分かりませんが、2,3年前から練りに練り続けてきたであろうSENSAHの電動コンポ、楽しみに待ってます笑


もし↑の予想と近かったらSRAM etapから乗り換えようかな。




では。