お久しぶりです。

今回はTWITTER STEALTH PRO DISCが組み上がりましたので、それについての報告とパーツごとの感想等をお伝え出来ればなと思います。



それではさっそく。



購入したフレームはTWITTER社のステルスプロというモデルです。4年くらい前からあるモデルですが、最近マイナーチェンジをしたらしく、色々改良されているようです。この情報を得たので購入に踏み切りました。理由は後ほど。





今回のバラ完でのテーマは、原点回帰、です。



etapを2年ほど使った結果、ボタンポチポチして変速してしまう事に寂しさを覚えました。あと重い。


ということで軽い機械式にしてしまおう。これが最初でした。


しかも1年ほど前に中華の機械式ディスクブレーキが大きくアップデートされ、かなり製品として「良くなった」んですよね。これについては過去に書いているかとは思いますが、また後で説明しますね。



ということで、軽い、安い、機械式、すなわちSENSAH EMPIRE PROの出番ということになりました。






SENSAHを購入するにあたってetapを売却したので、いくらか資金が余りました。それによってクランクセット、ハンドル、スプロケットのアップデートが出来ました。



↑FOVNO AURORA クランクセット



使用したパーツ類↓

※FDは結局SHIMANO R7100(105 12速)に交換しました。





これらを一気に組み付けていきます!!!

ちなみに、互換性はかなり無視しています。メインコンポという言葉すら通用しないかもしれません。105のカセットにSRAMのチェーン、なかなかよく変則してくれますよ笑




(略)




完成しました✨✨✨(雑だなあ)





ちょっと暗かったですね笑


またサイクリングした時に写真撮ってきます。






試走しての感想。


まず先程も述べたブレーキについて。


良いです。前作(BR-02とか)と比較したいと思います。


↑ZTTO(ONIRII) BR-02


↑ ZTTO(ONIRII) BR-02


ご覧のように、BR02はピストンが外側についています。従って最近主流のフル内装タイプだと、2枚目のようにぐにゃんとアウターが曲がり、ケーブルに抵抗が生まれます。これによってブレーキの引きが重くなります。これはリアブレーキで顕著です。なぜならリアのブレーキケーブルは、フレームの内側(ホイール側)から出て来るからですね。S字に折れ曲がってしまいます。


また、オイルタンクが小さいため、連続したブレーキングによってオイルが温まりやすく、べーパーロックが起こりやすいと言われています(実際になったことは無い)。



さぁそれに対して、今回はZOOM HB-110を購入しました。ZTTO BR-05(02の後継版)とも迷ったのですが、アウター受けの角度で吟味し、HB-110を選択しました。




↑ONIRII(ZTTO) BR-05



↑ZOOM HB-110





画像のように、HB110、BR05共にピストンが内側にあることがわかります。これによってルーティングがスムーズになり、ブレーキ時の抵抗が少なくなります。


またオイルタンクが大きくなったことで、長いブレーキングにもきちんと対応出来そうです。


ではなぜHB110を選択したのか。それはケーブル受けの角度です。画像を見るとわかるのですが、BR05の方は、かなり傾きがキツくなっており、ここで抵抗が生まれるかもと思ったのです。


加えて今回購入したTWITTERのフレームは特殊で、リアのブレーキアウターの出口が、チェーンステーの上部にあるんですよね(通常は内側)。つまり、よりケーブル受けの傾きが緩やかでないといけなかったんです。こういう理由がありました。



↑出口からケーブル受けまで一直線!



あとは個人的にアームが若干長くなったかな〜と思っていて、てこの原理でブレーキングに必要な力が少し小さくなったかなぁと、思っています。



自分の感想としては、引きはだいぶ軽いです。リムブレーキに比べるとそりゃ重いですが、機械式ディスクの引きの重さで困ってきた人にとっては、「おおおぉぉ、、」となるはずです。


効きについて。効きも改善しましたね。油圧ほどでは無いです。ブレーキタッチはリムブレーキに近いんですよね。握っていくにつれて効き始める感じです。今使っているパッドはレジンですので、メタルに変えればまだまだ効きを良くすることは出来そうです。


リアのブレーキは元々抵抗が大きくなりがちで、さらに制動力もフロントに比べ劣るので、フロントブレーキに比べると「効かないな」という印象を持つかもしれません。


また、ブレーキング後にピストンが初期位置まで戻ってくれない問題もあったのですが、ケーブル受け末端の金属部分にインナーケーブルが擦れていることが原因でした。


これはビニール製のワイヤーカバーを差し込むことで無事解消出来ました。ここら辺の対応力は最近磨きがかかってきているなと、自分でも思っております…



↑ワイヤーカバーをつけた状態




ブレーキはこんな感じでしょうか。







続いてクランクセットに関して書きたいと思います(次回に続く)