落ち着く、リラックスできるお部屋を作るためのプチ知識をお届けします!
今回は余白について
少し前の記事でも触れているのですが、
私は、学生の頃長らく書道をしていて、
一時期は書道の先生になりたいなあ、と考えていた事もありました。
作品をたくさん作るうちに、先生によく言われたのが
「余白の美しさを意識して!」
でした。
書道って墨汁で書く黒い部分に集中しがちなのですが
実は美しさは紙の白い部分で決まると言ってもいいのかもしれません。
どんなに美しい書を書いたとしても、余白が少なくギチギチに詰まっていては、鑑賞する方もなんだか窮屈で息が詰まりそうになってしまいます。
美しい書は、美しく充分な余白があってこそ引き立ちます。
これをお部屋作りで考えてみたらどうでしょうか?
どんなに美しい家具やアートを揃えても、ギチギチに敷き詰めてしまうと
やはり窮屈な印象になります。
いいデザインをたくさん揃えれば良い!というわけではないんですね
落ち着きやリラックスできる空間はなるべく情報を少なくすることが重要です。
色んなものをたくさん取り入れてしまうと、
脳にとって情報過多になり、疲れてしまいます。
(使う色も少なめのほうが良いです)
床や壁を余白と見立てて、
どのように置いたらその家具やアートが引き立つのか考えると、落ち着きと愛着ある空間が出来ていきます。
ディスプレイも同じです。
ついついお気に入りはたくさん飾りたくなってしまいますが、
まずは一番のお気に入りを1つ、もっとも引き立つように置き、
余白が多すぎるかな、と感じるようなら
少しずつディスプレイを足していきます。
飾り方の法則、など色々ありますが、
自分の感覚で、どの程度の余白があると心地よく感じるかを見極めながら飾っていくほうが
法則を気にするより簡単です。
まずは手始めに小さめのディスプレイスペースから余白意識のディスプレイを練習することで感覚を掴んでいき、
慣れてきたら範囲を広げていくといいですよ
最後までお読みいただき、ありがとうございました🌿
現在企画を構成中です。
(自分の軸、本当に好きなものを見つけながらお部屋を作れるようにするワークになりそうです)春頃の募集に向けて練っています↓