私はオーストラリアへ短期留学の経験があるのですが、
この短くも濃い経験が今のわたしにたくさんの影響を与えています。
今回はオーストラリアでの生活で気がついたことについてご紹介します!
自意識過剰で自己肯定感が低い私
まずひとつは自分の自己肯定感の低さに気がつきました。
留学先はゴールドコーストという場所で、サーファーズパラダイスなんて名前のビーチがあるほど、美しい海がある場所でした。
ですが私は日本から水着を持っていかなかったんです。
理由は、自分の体型に自信がなかったから
ホームステイ先のママに驚かれました。
こんなに若くて美しいのになぜ水着を着ないの?
今の自分をとことん楽しむのよ‼
と説得がはじまりました
日本の女の子は痩せ過ぎだと思うよ。
そしてあなたは自信がなさすぎる。
私なんて見て。あなたよりとても大きいけどこんなにグラマラスでセクシーだと思うわ。
と言われました。
確かに、私はなんでこんなに自分のことを恥ずかしいと思っているんだろう…とその時思いました。
サーファーズパラダイスの街中は、自分の母親世代の人も、それより上の人も、いろんな体型の人がビキニで歩いていたりしています。
私はそれを見て、かっこいいなあと思っていたのに。
そこで私もコンプレックスだった二の腕やお腹をさらけ出し、ビキニに初挑戦したのでした。
あんなプヨプヨ、さらけ出して恥ずかしいと、
誰かからの冷ややかな視線を浴びるのが怖かったのに、誰も私のことなんて見ていないし、そもそもかなりの自意識過剰だったな、と気が付きました。
その日からビキニもノースリーブもためらいなく着るようになりました。
だって、本当は着たかったし、やっぱり快適で開放感を感じられたから
自分の体なんだから、ちゃんと認めて、楽しんであげればいいんだなと、心が軽くなりました。
それに見えないはずの冷ややかな目線や心無い声も、過去の経験に縛られすぎて、実際には起こってもいないのに勝手に想像して恐れていただけだということにも気が付きました。
身内を褒めまくる
もう一つ、ホームステイをしていて驚いたことがありました。
それは謙遜しないこと!
私は親から人前で褒められた記憶がありません
他人から褒められたときも親は
「そんなことないんですよ」とか
「でもね、〇〇ができなくてね」とか。
どこかしら悪いところを引き合いに出されていました。
私が調子に乗らないようにしていたのかもしれませんし、相手に気を使って言っちゃっていたんだろうなとも、今なら理解できることもあります。
でも、そんな環境で育っていたので、
自分の身内を他人がいる場で褒める、なんてしてはいけないことように思っていたんです。
ですがその概念がオーストラリア滞在で崩れました。
最初のホームステイ先のママは0歳の息子を「プリンス」「ハンサム」「エンジェル」と呼びかけていました。世界で一番かわいいと、私の前でも惜しみない愛情を注いでいました。思春期の上の子とは親子ケンカも普通にしていましたが、あとでママは私との会話でかならず上の子の良いところをたくさん教えてくれました。
書いてて、得にあたり前のことのような気がしてきたのですが…
当時私には驚きで
他人に自分の身内のいいところを聞かせても良いんだ!
スキスキアピールしてもいいんだ!
と目からウロコでした。
2つ目のホームステイ先は大学で知り合い、仲良くなったオーストラリア人の友人の家でしたが、そこでも同じでした。
その友人宅にはびっくりするほど大きなプロマイド(友人と兄)が飾られていて、
友人は恥ずかしそうにしていたのですが、彼女の母は「素敵でしょ?私達の子供、とっても美しいのよ」と自慢げでした。
夕食での団欒時もいろんな話をしましたが、ご両親は自分の子どもたちの素晴らしいところをたくさん話してくれました。
こんな風に私も他人の前で褒められていたら、自分に自信を持つことが出来たんだろうな、と少し羨ましくもなりましたが、オーストラリアでの家庭での温かさに心がぽかぽかしっぱなしでした。
この経験を活かし、自分の子供には無駄な謙遜をせず、人の前でもたくさん褒めようと心がけていますが、やはり遺伝とは怖いもので、どうしても褒められると無意識に謙遜がでてしまいます。
おりこうね、育てやすいでしょ、
と言われても、
いやいや、ご飯食べないし、身長も伸びないし頑固で大変です。
とついつい余計なことを言ってしまうんです。
またやっちゃった、と反省を繰り返し、
最近ようやく、頂いた褒め言葉をそのまま素直に受取り、一緒になって褒めちぎるようになりました
表情豊かとてもかわいいねと褒められたら、
「そうなんですよ。いつもニコニコで。体調も分かりやすいし、一緒にいてとても楽しいんです。」
と言うと、声をかけてくれたママさんも、ご自身のお子さんの良いところを話してくれて
あ、これは伝染すると発見しました。
私が謙遜ばかりして、
こんなとこに困ってて、とか、
だめなところを引き合いに出すと、
相手は均等を保とうと、
ご自身のお子さんの困ったとこ、
駄目なとこを引き合いに出してくれちゃうんですよね。
そうではなくて、
褒められたら感謝を伝えて
さらにこんな良いところもある
と、のろけると、
相手もお子さんの良いところを言いやすくなって色々教えてくれて、
お互いにすごくいい気分になって、育児の疲れやストレスも、愚痴を言い合うよりすっきり爽やかに晴れました。
スーツにビーチサンダル??
ゴールドコーストの街中を歩いていて驚いたのは
スーツ姿で携帯で話しながら歩いている女性を見かけた時、その女性の足元がなんとビーチサンダルだったことです。
あとでオーストラリア人の友人に話すと、
だってヒールは疲れるからじゃない?
ビーチサンダルのほうが気持ちのいい季節でしょ。
と言っていました。
オーストラリア人がみんなそうだとは限らないですが、スーツにビーサンなんて、オーストラリアはなんて自由なんだろうと感じました。
当時の私はスーツ合わせるのは革靴だったり、ヒールだと思っていて、疲れるのは仕方ないことだと思っていたんです。
でもスーツにビーサンで軽やかに歩く女性を見たことで、
自分にとっての快適さを一番に考えて生きたら、もっと自由に生きれそう!
と感じました。
その後社会人になってからは、ヒールがある靴は置き靴にして、基本スニーカーで通勤するようにしました。
バックも皮のしっかりしたブランドものは早々に卒業し、快適さ重視でリュックへ変更。
仕事場までの道すがらは、なるべく自分に負担のないスタイルで過ごすことにしています。
まだまだびっくりしたことがいっぱいなのですが、長くなってしまったのでこの辺で
最後までお読みいただき、ありがとうございました🌿
現在企画を構成中です。
(自分の軸、本当に好きなものを見つけながらお部屋を作れるようにするワークになりそうです)春頃の募集に向けて練っています↓