幸せの “黄色いベンチ”? | るんるんカメラ散歩…時々「バレエ」

るんるんカメラ散歩…時々「バレエ」

五十代半ばからバレエを始め、今年(2023年5月)華?の80代を迎えました。
これから先は「老い」にいちいち落胆する時間は勿体ない。
出来る事を楽しまなくちゃ!

2024.06.15 一息席(一休みにご利用ください)

 

 

 

 この土地に移り住んでほぼ半世紀。
昨日、絵手紙のお仲間の○藤さんの家に行く時に久しぶりに「通勤道路」(通称)を通ったら、紫陽花がきれいに咲いていて、途中に真新しい黄色のベンチが置かれていました。



駅近くの団地から線路沿いに駅に向かう近道は団地の自治会が作ったものらしく通称、「通勤道路」と呼ばれています。この黄色いベンチはこの道路を作った団地の自治会が設置したようです。

 



50年前、私がこの土地に住むようになった頃は、やっと1人が通れるくらいの道で雨が降るとドロドロになるので都内まで出る方は多分、替えの靴を用意したのではないでしょうか?(今は舗装されています)


息子たちの幼稚園がその団地の中にあったので、私は父母会などで幼稚園に行く時や団地の友人達の家に行く時に利用していました。


この近道は団地の皆さんからはとても愛されているのではないでしょうか。
かつて通勤に毎日利用された方達は今は私と同年代。
今も皆さんに愛されているこの「通勤道路」も住人の皆さんの高齢化に従って真ん中辺りにベンチが欲しくなったのはとてもよく分かります。







「通勤道路」も「ベンチ」も、きっと団地の皆さんの手作りなのでしょう。
ここを通る度に、自然と「通らせて頂きますね」と言う気持ちになります。

ベンチを通して団地の皆さんの温かな思いやりが見えて、レンズを向けながらこちらまで心がほっこり温かくなりました。