ウルトラマンナンバー6!

 

 

 

 

 

第二期ウルトラシリーズでも絶大な人気を誇るウルトラマンタロウの北米盤Blu-rayBOX。

第二期ウルトラシリーズ第3弾として制作された本作は前作のウルトラマンA以上にウルトラマンのファミリー化および、ファンタジー化が推し進められた。

ファミリー路線と親しみやすさを前面に押し出すべく、新たに実母としてウルトラの母が登場、エースに登場したウルトラの父が実父でタロウは父と母の実子であり、ウルトラ兄弟の末っ子というポジションであり、ファンタジー色を強くする為、おとぎ話の「~太郎」からタロウと名付けられたという説もある。

また、ストーリーは子供が事件に遭遇する物が多く視聴者である子供達に親近感を与えていた。

その一方でウルトラ兄弟等との共闘も多く描かれシリーズで初となるウルトラの国が登場するエピソード等、ファンサービスも充実していた。

※現在でも用いられている設定の数々が語られている。

余談だが、光の国(ウルトラの国)の街並みは現在のイメージとは異なる。(本作以降も外観が変化していっている)

 

物語はウルトラマンエースが地球を去ったのち、超獣を超える「怪獣(大怪獣)」が姿を現し暴れ始めていた。

ボクサー志望の東光太郎は怪獣に立ち向かう勇気を認められ、ZAT(防衛チーム)に入隊するが瀕死の重傷を負ってしまう。

その勇気と正義感を認められ、ウルトラの母によってウルトラマンタロウと一体化する事に・・・

恩人である白鳥船長の家に下宿し、そこの子供であるさおりや健一と心を通わせ、健一の友人達とも交流を持ち、ZATの隊員をしながらボクシングジムにも通っている。

タロウと一体化してからは記憶、或いは人格が融合しつつあるのかウルトラ兄弟との交流(兄さん呼びや生意気な態度や甘えを見せていた)も描かれた。

最終回において、父である白鳥船長を失い心が荒んだ健一に勇気を示すべく、ウルトラの母に変身に必要なウルトラバッチを返却しタロウに変身せずにバルキー星人を倒しており、その後、ZATを辞職し、姿を消す。

※ウルトラマンメビウスの前日譚(20年前)となるUキラーザウルスVSウルトラ4兄弟の時点まで地球で光太郎と一体化しており、その後、Uキラーザウルスの封印の監視の為に地球に留まった4兄弟と入れ替わりで光太郎と分離して光の国に帰還したとされている。

 

余談だが、一時期はそのファミリー路線、ファンタジー要素からその作風に異議を唱えるファンも多かったが、歳を取ってから見ると味があるw(良さが理解できる)

ちなみにある時期に人気投票を行ったらウルトラマンの中で最も人気のあるウルトラマンだったが、丁度その時にウルトラマンタロウの再放送が行われていた事から「セブンの再放送時に人気投票が行われれば歴史が変わったかも?」と話題になった事もw

 

 

仕様は、

6枚組のBlu-rayに全53話を収録。

DISK-1~5は9話収録。DISK-6のみ8話収録。

音声は日本語。

字幕は英語でON/OFF可能。

映像方式はリージョンAの国コード無し。※国内プレイヤーで再生可能。

画質は良好。

購入時のお値段は3800円くらいだったと記憶。

 

背表紙は連続画となっている。

 

 

 

次回は・・・獅子の瞳が輝いて。