「雲去山峰露」
くもさってさんれいあらわる
雲に覆われて何も見えなかったのが、雲が去ると山の姿がはっきりと見えた。
人には本来、仏性がそなわっている。
しかし、迷妄の雲に覆われてしまっていると、その仏性も宝の持ち腐れだ。
自分の中の仏性を曇らせているものを払ってしまわなければ。
自分が住んでいるのは大分市内でも東部エリアだが、西の方向を望めば、別府湾の向こうに別府の扇山や由布岳なども見える。
けれど、少し天気が悪いと、真っ白な雨雲に覆われて見えなくなる。
町から観る別府の山々は、その日の天候を確認するための、良いめやすになっている。
大自然の営みは本当に面白い。
身近にこんな美しい風景が見られて、本当に幸せだと思える。
大自然ありのままが美しいように
人もあれこれ詮索せず
ありのままに生きるほうが美しい
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