創造と集中
先日、このような話を人から聞いた。
「選択と集中は古い。これからの経営は創造と集中だ。」と。
既にあるものではなく、無いものに対して(資金、労働力を)集中しなければならない。
『選択と集中』は最終的には、結局のところ、体力勝負になる。
『創造と集中』は一時的にでも無競争状態を作り出すことができる。
この無競争状態を作り出せる創造力が必要になってくるという。
企業間で戦うときには、多種多様な要因が絡み合う。
価格、人間力、プレゼン力、商品力、ブランド、政治・・・・
これらを超越するには、『創造と集中』しかないのかもしれない。
しかし、これほど、苦しい事は無いだろう。
誰も教えてくれない、教えられることもできない、
自分で気付くしか創造は得られない。
システムは文化である
新宿の繁華街に向かう導線上に、飲料ボトルがそのまま柱になった広告がある。
きっと、効果的面であ ろう。
なんなら、そのまま自動販売機にしてしまえばいいのにとも思ったりする。
僕は広告とは情報であり、情報とは二度目以降に本当の力を発揮すると考えている。
「知っている」これだけで、そのものが、その人の中でとてつもなく大きなものになっていく。
これは、そのままその人の行動さえも支配していくのではないかと考える。
私はこれを営業組織の改善に役立てている。
結果報告の際に、必要なヒアリング項目をカテゴリー分けし、システムに入力していく。
この繰り返しである。毎日毎回同じ質問に答えなくてはならない。
そしてこれは習慣を作り出し、習慣は文化を作り出す。
システムは文化である。
神話の法則
私は、マーケティングコンサルとITコンサルを組み合わせて、
業績UPコンサルなる仕事をやっているのだが、
やればやるほど、コンサルティングのパターン化に気づく。
そして、どのお客さんも自社は特別だと思っている。
よく知られた話だが、映画のヒットの法則として神話の法則(ヒーローズ・ジャーニー)がある。
われわれは、多彩な映画の多彩なストー リーに魅了され、どれも独特のものだと思い込むが、
何のことは無い。
9割が主人公の成長を描いた作品としてパターン化されてしまう。
ビジネスもそう。
つまりコンサルティングもそう。
私もはじめは、1社1社オリジナルだと思い込んでいたが、
少し離れて考えてみると同じパターンの繰り返しだ。
これを知っているか知ってないかで大きな差がでる。
そしてそれを知っているが故に、そのパターンをITで組み立てる。
そうして作られた組織は、売上低下というリスクから開放される。