(1996年・日本)
〈ジャンル〉コメディ
★★★★☆
・伊丹十三監督、宮本信子主演の元気な気持ちに
なるコメディ。
・寂れたスーパーを立て直すお仕事ドラマ。
・「働きがい」の大切さを知る。
(オススメ値の基準)
★1つ…一度は見たい
★2つ…良作だと思う
★3つ…ぜひ人にオススメしたい
★4つ…かなりオススメ!
★5つ…人生の一本、殿堂入り
〜オススメ対象外は月毎の「ざっと書き」にて紹介
〈〈以下、ネタバレ注意!!〉〉
《あらすじ》
『新装開店した激安スーパーの「安売り大魔王」。近所にあるスーパー「正直屋」の専務、小林五郎が安売り大魔王に偵察に入ったところ、幼馴染の井上花子と再会する。スーパー事情に詳しい花子は安売り大魔王のインチキな売り方を鋭く指摘、次いで五郎の正直屋についても次々と欠点を指摘した。花子の批評と正直屋改革のアイデアを聞いて信頼した五郎は花子に自分の店で働くよう打診する。丁度その頃、安売り大魔王は正直屋を買い取って吸収されそうになっていたのだ。花子はレジ係のチーフとして働き始めるが、このスーパーの連携の取れない欠点がすぐに明らかになり始めた。精肉部と鮮魚部のチーフがそれぞれの持ち場を牛耳っており、職人気質の彼らに対して五郎ですら注文を付けることができず、客目線でスーパーが良くなる展開がされていなかったのだ。花子は職人を敵にしても怯まず、スーパーの改革アイデアを次々と打ち出し、ついに副店長の肩書を手に入れた。その結果、正直屋には主婦の高評価が寄せられ始めるようになる。そして遂に最大の壁であったリパック問題に着手するようになった正直屋。実は安売り大魔王の息がかかっていた店長は五郎と花子の方針が面白くない。そこで店長は密かにチーフたちを安売り大魔王に引き合わせるのだった。』
〜全国主婦の皆さまご用達、爆笑スーパーコメディはこれだ!〜
《監督》伊丹十三
(「お葬式」「タンポポ」「マルサの女」)
《脚本》伊丹十三
《出演》宮本信子、津川雅彦、金田龍之介、矢野宣、六平直政、高橋長英、三宅裕司、あき竹城、松本明子、小堺一機、柳沢慎吾、伊集院光、伊東四朗、ほか