歴史の中でも人は病気との戦いを繰り返してきました
日本で6世紀に大流行した天然痘は戦国時代になっても5年に一度
江戸時代にも30年に一度程度の大流行を繰り返したそうです
1820年、1858年にはコレラの流行などもあり
病気が歴史を変えることさえ何度もあったようですし
信仰心が強かったのも当然のことでしょう
14世紀のヨーロッパでは黒死病で人口の1/4~1/3が亡くなったとか・・
1900年代になると新型インフルエンザが時折現れています
1918年スペインかぜで4000万人
1957年アジアかぜで200万人、1968年香港かぜで100万人が亡くなっています
2009年の新型インフルエンザA/H1N1でも1万8449人が亡くなっていますが
世界中の人々が行き来する現代でこの数はかなり少ないと考えるべきでしょう
新しくできた病気では1997年の高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)で死者249人
2002年のSARSでは9か月間で8093人が亡くなっていますがこれも相当早く
病気への対応がなされた結果だと思います
今回のコロナウィルスではすでに8700人以上の方が亡くなっているわけですから
状況はかなり悪いと言っていいのではないでしょうか
イベントの自粛、小中高の休校、国際間の移動禁止などなど、様々な対策がとられ
ていますがとにかく薬ができるまでは病気を封じ込めることに尽力してほしいです