● 新卒で『先生』にならなかったことのメリット
こんにちは。日本乳幼児遊び教育協会の会田です。
教育系YouTuberの葉一さんの講演を聞いてきました。
葉一さんは「とある男が授業をしてみた」というYouTubeチャンネルで
中学生や高校生向けの授業動画をアップしています。
わたしが好きになったのは3、4年前かな。
授業動画はあんまり見ることないのですが(^_^;)
このコツコツとコンテンツあげてく感じやたまにある雑談動画とか授業以外の動画でおはなしされる内容が好きです。
さて、葉一さんは東京学芸大学を出た後に、まずは新卒で一般企業に就職。
そのあと、塾講師を経て、いまの教育系YouTuberになられたそうです。
東京学芸大学といえば、先生になるためといっても良いくらいの大学です。(言い過ぎか)
では、なぜそんな大学から一般企業に就職したのかというと、
先生という職業は、大体定年までずっと先生という仕事だけし続ける。
子どもたちには社会に出て頑張れ!と送り出すのに
先生しかやってないのは筋が通らないのでは?
と思ったから、まず一般企業に就職した。
その中でもせっかくならきつい仕事を!!と思って、営業になった。
とのことでした。
(細かい表現は忘れました)
これわたしも全く同じで。
わたしは幼児教育を大学で専攻してまして、
まわりの多くは幼稚園の先生になる状況でした。
でも、
先生になる前に世間を知るためにも一般企業へ!と思って
わたしも新卒で一般企業、しかも営業への就職を選びました。
葉一さんと私は同年齢(学年で言えば私が1つ下)なんですが
ちょうど裁判員裁判がはじまるころが大学時代。
司法が国民感情と離れすぎてる!!
裁判官は一般社会を経験してないから偏るんだ!!
みたいに言われてた時期なのも影響あったんじゃないかなぁ、と思います。
(私はめちゃくちゃ影響受けました)
葉一さんがおっしゃってた一般企業に就職してよかったこと2つ。
1つ目は、アンチが気にならない!
2つ目は、トークスキル
葉一さんも飛び込み営業だったそうで(わたしもそうだった)
飛び込み営業って個人宅をピンポーン!と鳴らすので
いきなり怒鳴られたりします(^_^;)
その経験があるからYouTubeのコメント欄でアンチになにか言われたくらいじゃなんにも思わないと言ってました。
わかるーーー!!!
精神が打たれ強くなりました。
そして2つ目のトークスキル。
営業マンって、うまーーーく話を組み立ててその商品の魅力を伝えます。
葉一さんはそのトークスキルを授業にすごく意識されてるのだとか。
私は主に保護者の方とのご相談にこのトークスキル
を使ってるなーと思うことが多いです。
同じことを話すとしてもご相談に対してどんな順番で、どんな言葉で話すのか気をつけています。
営業マンはダイレクトにそのトークの結果が返ってくるから試行錯誤しまくります。
その経験から保護者に話した内容や子どもに話したことをよくわたしは振り返って
どう言ったほうが伝わったか?
ほかに言い方はなかったか?
と考えるクセがまだあります。
トークだけではなく
プログラムの構成から全てにおいてですが
いわゆるPDCA(計画→行動→評価→改善)をぐるぐるまわすのは営業やってたからこそかも。
葉一さんも最初に一般企業に入ったのは良かった!
と言ってまして
私もこの起業には、営業の仕事をしていたからこそ!!と思う面がたくさんあります。
もちろん教育一本の方も素敵ですけどね。
プロフェッショナル親子教室講師講座などで教えてるのは
幼児教育の専門知識だけではなく、
このような金融機関で過酷な営業をしたからこそ得られたトークスキルをもとにした保護者対応なども含まれてて
そのあたりがほかの幼児教育向けな講座とは違うところかもしれません。
経歴として
幼児教育を専門として学びつつ
金融で飛び込み営業したあとに
幼児教育で起業する人
がそこまで多くないと思うので。
(金融から起業、幼児教育で起業はそれぞれたくさんいるはず)
入社当初ははた違いもあって大変だったけど
それでもこういうちょっと珍しい経歴(経験)を得たのも良かったと思ってます^_^
というわけで今回は新卒で先生にならなかったメリットでした。
もちろん信念を持って幼児教育一本も素敵だと思ってます。
でも私はこの経歴も誇りに思ってます
という話でした♪