教室でクリスマスツリーを5種類もつくる理由 | 【横浜都筑】ぐちゃぐちゃ遊びの親子教室本店ぐちゃラボ/日本乳幼児遊び教育協会

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横浜市都筑区0~3歳の子どもとパパママがのびのびと楽しめる乳幼児教育×遊び×アートを融合させたぐちゃぐちゃ遊びを行っています。絵の具・粘土・新聞紙等をダイナミックに使い創造力と挑戦する心を、ぐちゃぐちゃ遊びで指先を刺激し脳の発達を促します。

● 教室でクリスマスツリーを5種類もつくる理由

 

こんにちは。ぐちゃラボの会田夏帆(あいだなつほ)です。

 

ぐちゃラボでは、クリスマスツリーを5種類つくります。

 

 

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まず11月の時点でこちらの本物のモミの木に、まつぼっくりでかざりつけをします。

 

クリスマスツリーの実物を見る!ところからはじめています。

 

これが1つ目。

 

 

 

2つ目は、こちらの緑色&四角でつくるクリスマスツリー

 

 

 

 

3つ目と4つ目がこちら。
 
ブラックシートに三角でつくるカラフルクリスマスツリーと
 
透明シートに三角でつくるカラフルクリスマスツリーです。
 
 
 
5つ目はこちらの持ち帰り用のミニクリスマスツリー。
 
 
なんで3回にもわたってクリスマスツリーだけ5回もつくるのか?
 
それは、想像性と感性豊かに育っていってほしいから。
 
 
 
 
クリスマスツリーといえば、緑!
 
これはこれで知識として決して間違っていません。
 
本物のモミの木は緑色。
 
一般的な知識を持つというのもすごく大切なこと。
 
でもだからといって、クリスマスツリーの色を塗ってみよう!で
 
必ず緑!なんてアイディアを狭めてしまう。
 
 
 
 
 
 
 
だからあえてカラフルなクリスマスツリーも作ります。
 
ツリーといえばこう!だけではなく、いろんな表現をすることで思考の幅を広げていきます。
 
 
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さらにブラックシートと透明シートの絵の具やクリスマスツリーの形はあえて同じになるようにしています。
 
絵の具の色は同じでも背景が違うと出来上がりがが異なる。
 
これも体験の1つとして取り入れています。
 
 
 
そして最後に持ち帰り用のクリスマスツリー。
 
 
 
 
 
こちらは光をかざすとブラックシートのクリスマスツリーと同じような模様になります。
 
これはなにかを作りたいときに、方法は1つだけではない!ということでもあります。
 
 
今回はクリスマスツリーで5種類のご紹介をしていますが、
 
ほかにも「雨」をテーマだけでも、3回にわたって教室をしたりします。
 
 
これはこうするもの!なんて時代は終わりをつげようとしています。
 
それはコンピューターが行うことができるから。
 
決まったことを決まった通りにするだけではなく
 
こうしたら?ああしたら?ほかにももっと良い方法があるのでは?
 
と試行錯誤していくことが必要な時代です。
 
想像性と創造性がもっともっと求められる時代になっています。
 
そして、なんといっても多様性の時代です。
 
固定観念にしばられず、いろんな方法や考え方があるという体験でもありまs。
 
 
 
 
ちなみにこのクリスマステーマのときは、一貫して「図形(さんかく・しかく・まる)」を取り入れています。
(この写真もクリスマスプログラムのときのもの)
 
明確に「図形を学びます」とはしていません。
 
あえてそこをあまり意識せずに、自然と「さんかくをつくるよー。こうやって・・・」と学びの要素をいれています。
 
 
なぜなら、乳幼児期は学ばせることよりもなにより自発的に遊ぶことが大切だから。
 
 
学びにつなげよう、つなげようとしてしまうと
 
大人の意図の通りにやらせようとあまりにもしてしまいます。
 
 
もちろん学ばせるならそうほうが効率が良いです。
 
 
どんな目的をもって行うのかを明示したほうが、知識は定着しやすいです。
 
では、ぐちゃぐちゃ遊びの目的はなんでしょう?
 
それは、遊びこむこと。
 
 
遊ぶためには目的を伝えるのは逆効果なことも。
 
 
例えば、かくれんぼをするときに
 
「かくれんぼしますよー!」っていって楽しくかくれんぼするのと
 
「今日は、ボディイメージの練習としてかくれんぼをします。せまいところに入るときに、自分のからだの位置をたしかめることで・・・」みたいな説明がはいると
 
おにから見つからないように隠れなきゃ!!
 
という以上に、せまいところに入って、手足が出てないことを確認して・・・となります。
 
 
 
遊びではなく、訓練になってしまう。
 
 
1回目は良くても、だんだん「もうかくれんぼはいいかな。。。」となる子が多いでしょう。
 
 
でも、本当に子どもの能力を伸ばせるのは繰り返しかくれんぼをしたとき。
 
乳幼児期は、学ばせようとすること以上にまずは自ら遊ぼう!もっと遊びたい!と意欲を持つこと。
 
 
それが、長期的に学びにもつながっていきます。
 
 
 
ぐちゃぐちゃ遊びでは、実は裏に意図がたーーーーっくさん隠れていることが多いです。
 
でも、どんどん説明をするのではなく、
 
まずは楽しく遊んでね^^
 
というスタンスです。
 
 
それが長い目でみて本当に子どものためになるからです。
 
 
大人の学習方法が子どもにも良いわけではありません。
 
目的が違えば、やり方は違います。
 
 
乳幼児期は、頭を使ってから取り組むのではなく、
まずはからだを動かして体験することで学びの種をまいていく時期です。
 
 
 
今回は、ぐちゃラボで5種類のクリスマスツリーをつくった理由を解説してみました^^
 
通年だからこそ、5種類もつくることもできます。
 
あとぐちゃラボは広さがあって、ある程度人数もいることも大きい。
 
 
ほかのぐちゃぐちゃ遊びの教室では、また別でそれぞれの教室の良さを生かして別の内容でお届けしています。
 
いろんな教室に行ってみてくださいね。