こんにちは。日本乳幼児遊び教育協会の会田です。
前回、こども支援室に行った息子(小4)の話を書きました。
▶運動神経抜群&偏差値60超の小4息子が『こども支援室(療育/リハビリ)』に行ったワケ
次は、同時に見てもらった娘(小3)の話を書きますね。
娘が支援室を訪れたワケ
娘が訪れたのは違った理由で『鉛筆やお箸の持ち方』でした。
娘も息子同様、声をかけたら正しく持つことができます。
ここがポイントで、言えばできる。
でも、娘はどうしても字を書いてるとだんだん親指、人差し指の位置がちょっとずれてしまうんです。
このときに思わないといけないのは、
娘の努力不足ではなく
どの部分が弱いんだろう?
です。
娘のこと
娘も運動神経は結構良くて、
体操教室に行かずに3~4歳には逆上がりをマスター。
5歳には空中逆上がりがでができたり。
この前のシャトルランでは
学年(約100名)の女子で1番
だったそうで、持久力もあり運動能力は全く問題なし。
3~4歳で縫物もできたので特に不器用とも思ったことがありませんでした。
●支援室で見てもらったこと
お箸を持参してそのお箸で持ち方チェック
現段階の鉛筆の持ち方チェック。
字も「あ」を書いてとかではなく、子どもに関連することを書いてもらうため子どもも意欲的に書いていました^^
手の形を見たり
指の力を見たり
いろいろ見た結果・・・
●娘は親指と人差し指のパワー不足
娘の場合は、親指と人差し指がちょっとパワー不足のために、
娘なりの対処法として親指をずらして文字を書いているとのこと。
そこでどうしたらその力をおうちで培えるかの遊びを教えてもらいました^^
楽しく取り組んでいます。
このパワー不足の一因として
手の形がちょっと違うらしい!!!
パーを力強く開いたときに本当はもう少し指が等間隔で開くけど、娘は人差し指と中指がちょっと近い。
そのあと私の指をみたら
なんとわたしもそうだった!!!
(さらに息子もだった)
夫にも写真を送ってもらったところ等間隔だったので
これは私からの遺伝っぽいです^^;
これも原因の1つになりえるとのことでした。
自分の手も同じ形なので、私だけでは絶対に気づかないだろうポイントでした。
●小さいころからモンテは取り入れてた
鉛筆・お箸の持ち方などに直接的につながるのが手先の動き(微細運動)ですが(その前の身体を動かすのも重要ですが細かい話はここでは省きます)
こちらは2歳のころ。
このようにろいろ指先を使う遊びも行っていました。
これらをやっていたおかげで手の形が多少…でもそこまで変な持ち方にならなかった可能性もありそうなので
●鉛筆の持ち方が違うと今後の姿勢の悪化に!!困る前に行くべし
娘の場合は、親指がだんだんあがってきてしまうことにより、文字を書く部分を見る邪魔をしてしまい、
実は文字を書くときに少し体を左に傾けながら手元の字を見て、書くようになってきていました。
これを放っておくと、
漢字の字画が増えて、小さい字を書きだすこの小3頃から姿勢の崩れにつながるそうです。
娘は姿勢が良いと思っていたのですが、このままだと傾いてしまう。
姿勢がくずれると体の不調にもつながりますのでいまのうちにわかってよかった!!!
●早期発見・早期治療(療育)につなげたい
からだのことは病気に限らず『早期発見・早期治療(療育)』が原則になります。
先ほどの娘の鉛筆の持ち方も
言えばできるんだよねー
まぁだれも困ってないからこのままでいいか
で終わっていたら、このあとの娘自身の困りごとに発展する可能性が高かったことです。
ちょっとでも「あれ?」と思ったらどこかに相談されることがおすすめです。
そのときに最初から療育に行かなくてもOK。
身近な保育士さんや幼稚園の先生、子育て支援センターさん、親子教室の先生にまずは相談してみてください。
実は、このような先生たちが「なにかあったらすぐ教えてくれるだろう」と思ったらそれは大間違いです。
●親だけではなく、先生も子どもの未来を真剣に考えている
先生たちはやはり数多くの子どもたちを見ているので「あれ?」と思う子、行動、動きなどにはすぐに気づきます。(ちゃんと勉強している先生なら…とはなりますが。)
30分程度見ただけでなにがわかるの?!家だと(いつもは)違うんです!
など思うかもしれませんが、正確な診断は難しくてもこのあと子ども自身困ることもありそうだな…というのはわかります。
療育を専門とされてる方ならもっと正確にすぐに気づくでしょう。
でも、療育専門施設に親の意志で訪れた場合以外でなにかを親にすぐに伝えることは、ほとんどの先生はしないかと思います。
信頼関係がまだ築けていない状態で伝えることによって、こちらへの不信感や親子関係及び子どもの状態が悪化するという自体を避けるためです。
いま伝えることがその子どもにとって、ご家庭にとってプラスになるのか、それともマイナスになるのか。
ほとんどの先生は、
現在の親子関係の様子でしたり
親がどの程度子どもの困りごとに気づいているのか
困りごとに対して受け入れられるか?それとも…
などを見て
この保護者になら『今』伝えることによってより良い形になる
と判断できた場合にお伝えすることが多いかと思います。
(もちろん先生によって判断基準は異なります)
ですので、親自身がまず先生に相談していただけると、なにかあったときに先生側も伝えやすくなります。
もちろんこちらも日々、相談を受けられるような雰囲気づくりなどには努めています(至らない点多々あり申し訳ない…)
お子さんになにかあったときに
早期発見・早期治療(療育)がしたい!
と少しでも思ったら「なにか気になる点があったらすぐに教えてほしい」と明確に意思表示しておくこと、
具体的に「家で●●という行動があって気になっている」など相談してみることをお勧めします。
先生も、子どもの未来を真剣に考えて、その上でこの子の未来により良い形を日々模索しています。
ぜひなんでも相談してくださいね^^
●日本乳幼児遊び教育協会 提携『こども支援室ここん』
今回わが子が訪れました『こども支援室ここん』とぐちゃラボは提携しています。
そのためもしこちらのこども支援室ここんに訪れる場合、
日程を決めてお申込み後に講師に連絡しましたら
お子様の情報をぐちゃぐちゃ遊び講師とここんの作業療法士・理学療法士と共有ができ、短時間でより深く見ていただくことが可能となります。
●提携してなくてももちろん超オススメです!
どんな親子にもおすすめの場所です。
●予約はどうしたらいいの?
前編でも書きましたが、本当にわかりにくいですが(笑/失礼)
こどもリハビリの中にあります『対面セッション』というものが今回うちの子が受けたものとなります。
ちなみにオンラインもありますよ^^
▶対面セッションのページはこちら
そのページの下の方にあるカレンダーの少し上に担当者を選べますので、まず担当者を選んでから、日程を選ぶ形になっています。
ほかにもおやこ教室なども行っていまして、最初から個別ではなく集団でまずはまこ先生に会ってみたい!なんて方はこちらがおすすめです^^
ということで、今回はこども支援室ここんについて紹介しました。
※紹介料一切もらってません。サービスも通常料金で受けています^^
が、こちらのここんに限らずどこでもまずは相談してみたり、みてもらうのはおすすめです。
自分の子の親ではあるけど、全部が全部自分で行う必要は全くありません。
水泳を習いたいなら水泳教室に行くし
英語を習わせたいなら英語教室に行くし
体操を習いたいなら体操教室に行きますよね。
視力が下がったら眼科に行って
骨を折ったら外科にいって
風邪をひいたら内科にいきますよね。
そして、
日本ではあまり予防医療がすすんでないともいいますが
できたら生活習慣病にならないようにちょっと運動したり、塩分・糖分の過剰摂取は避けたりもします。
もちろん親ができることもたくさんあるけど、もう一歩踏み込むなら専門家にみてもらうにこしたことはありません。
子どもの困りごとも自分で解決する必要はなく、だれかに相談する、みてもらうのを心からオススメします^^
ということで『鉛筆の持ち方から姿勢がくずれる直前だった娘(小3)の話。困る『前』の重要性』でした。
https://gucha.jp