こんにちは。
日本乳幼児遊び教育協会の会田です。
株式会社こどもとかめらが主催するニューボーンフォトレッスンに参加してきました。
こどもとかめらさんは、私会田がカメラを習ったり我が子の写真を撮ってもらったり
と、カメラ関連はもう全部こどもとかめらさんにお世話になっているところです。
今回のニューボーンフォトはこどもとかめらさん主催ですが、メイン講師は現役の助産師さんが行ってくださりました!
ニューボーンフォトを撮りたいというよりも(ごめんなさい)
助産師さんが行うニューボーンフォトについて聞きたくて行ってきました。
ニューボーンフォト
私が思ってた以上に
合成と加工
を使っていました。
もちろん撮り方、フォトグラファーさんの作風にもよりますが
そうやって作るんだ!!
という新しい発見。
ということは...
インスタをみて「同じようにできるはず」と思うのはとても危ないこともあります。
ほかにも赤ちゃんがまぁるくなっていますが
この巻き方はいくつかパターンがあります。
今回聞いたのは『写真用』
講師の助産師さんにお聞きしましたが
赤ちゃんのための巻きかたではなく、あくまでも写真撮影用の巻き方をしているとのことで
インスタでやってる!
かわいい!
この巻き方で寝かせてあげたら良いんだ!!
ではないということ。
実際、わたしが知ってる巻き方とは異なっていました。
このほうがたしかにかわいい!!のは100%同感ですが
あくまで写真でかわいくみせるための巻き方で
それが赤ちゃんにとって良いから、ではないことには気をつけてほしいです。
ほかにも写真の時だけさせてる姿勢(要はポーズ)もあり
これも日常でやるのはNG。
あくまでも撮影の間の15分程度だからOK。
インスタで寝かせてる写真を見て
赤ちゃんはこうやって寝かせるんだーとは思わないでほしいです。
例えば、ニューボーンフォトではうつぶせでかわいく寝てる赤ちゃんが多いですが
うつぶせで寝かせるのは本来NGです。
乳幼児突発死症候群や窒息のリスクが高まります。
ちなみに赤ちゃんが起きてる時に行ううつぶせ遊びはとても良くてぜひやってほしいので、これはまた別の記事に。
そして
ニューボーンフォトレッスンで何度も出てきた言葉があります。
それは
『赤ちゃんの気道の確保』
です。
ちゃんと呼吸できるように!ということ、
講師の方が繰り返しおっしゃってたのがこの『気道の確保』でしたり
とにかく安全面です。
ここからわかるように
かわいい大切な赤ちゃんのためにも
安易に真似しないように気をつけてくださいね。
撮り方などインスタなどに載ってても
知識がある方に撮ってもらうのをオススメしたいです。
※あれこれ作品にするタイプのニューボーンフォトではなく、
日常の赤ちゃんを撮るのはもちろん保護者の方で大丈夫ですよー♪
ほかにもインスタには、
それはちょっと...というものもたくさんあります。
売られている商品は
赤ちゃんのために作られているものだけではなく
大人の目を惹きやすいだけのものも多いです。
乳幼児教育業界では定番のNG商品がインスタではよく見られます。
例えば
赤ちゃんがまだ自分でおすわりができるようになる前に、座れちゃう椅子。
身体のゆがみにつながります。
自分でお座りできるようになってから、その椅子にも座る。
自力で座れないということは、まだ座るための身体の準備ができていないということです。
子どもの身体に大きな負担をかけないようにしたいですね。
ほかにも前向き抱っこ。
これも赤ちゃんの身体に負担が大きい抱っこです。
これは大人の自分自身が、だれかに前向きで抱っこしてもらったらわかるかもしれないですね。
前面への圧が大きくなります。
また特に赤ちゃんの足は、M字になってるものです。
抱っこは向き合ってしましょう^_^
そして最後に歯固め。
かわいいまぁるいビーズがつながってるをよくインスタで見ますが
決して赤ちゃんには渡さないようにしてください。
写真撮影などのための道具で
赤ちゃんに渡すものではありません。
誤飲、窒息の危険がありますので赤ちゃんの手の届かないところで保管してくださいね。
歯固め自体は赤ちゃんに必要なものですが
口に入れるものなので安全基準を満たしている
『STマーク(玩具安全マーク)』がついてるものを選びましょう♪
お口に入れること自体は赤ちゃんの発達に欠かせない重要やことですが
誤飲の危険の少ない安全なもので
赤ちゃんの成長を見守りたいですね♪
当協会でも
「それをするとこんな危険後あるから、こんな声かけしてねー」
「ここがちょっと危ないからこの素材にかえてみるのは?」
などなど認定講師の方には安全面にも配慮できるように教えています。
でも、それはインスタには出てこない裏の部分です。
あくまでもインスタは『見映え』が最重視される場で
フォロワー数は知識・経験とは関係ありません。
人気の投稿でも
赤ちゃんの成長のためになるものが載っているかはまた別なので
真似する前にぜひ一度立ち止まって考えてほしいなーと思います。