兵庫競馬にサラブレッド系競走が導入されたのが1999年で翌2000年に3歳サラ系競走として『園田ダービー』として産声を上げる。2006年に『兵庫ダービー』に改題され、ダービーシリーズの廃止を受け2024年から現重賞名に。2001年から2005年までは兵庫チャンピオンシップの前哨戦の役割も兼ねていた。ジャパンダートダービーへの選考競走だったことも。
このレースで優勝馬の馬主にJBC協会が副賞として配合権利を与える種牡馬にはジャスティンミラノが選定されている。(これはゾウたん的観測)ジャスティンミラノであれば『これからの種牡馬』だけあってオーナー界隈の熱の入れ方も違っているのではないだろうか。
今年の兵庫勢の場合は完全に『世代としては3強ムード』と考えるのが筋かも。
5戦無敗の⑥オケマルで軸は堅そうとみる。先行力で3ターンで崩れた試しがなく1870mも問題はなさそうとみる。ここを無難に通過すれば他場遠征とかでの2000mを超える距離に挑戦した際の距離適性しか問われる課題が残っていないと考えることができそう。これはグリグリの本命印を打たない理由はない。
相手上位も西日本クラシック勝ち①キミノハート対抗、菊水賞~ぎふ清流カップを2着継続中の⑤べラジオドリームで揺るぎはないと考えるのが筋かな。一番スッキリするのは支持率にものを言わせた単複元返し上等のオケマルの1強状態なんだが。
⦿⑥オケマル
○①キミノハート
▲⑤べラジオドリーム
△④セッティングサン、⑦チョッパスニー、⑨ラピドフィオーレ、⑪フセノオーロラ
書かないが買い目を組み立てるのなら麻『⦿-○▲-△全馬』で3連複のフォーメーションを作るのが第1選択肢。冒険を考える場合は『⦿→○▲→○▲△(全馬)』の3連単フォーメーションは考えておかないと…
今回のおまけはリアタイ視聴が可能になった関係で名古屋の重賞と門別の3歳牝馬重賞について展開しておきたい。
名古屋第11レース トリトン争覇
◎④キングオブザナイル
○⑧ツキシロ
▲⑪プリメイラ
△①サンマルレジェンド、⑨メイショウタイセツ、⑫マッドルーレット
門別第12レース フロイラインカップ
◎⑤トレヴェナ
○②ゼロアワー
▲⑦ヤマニンパッセ
△①ヴィトーリアヘーザ、⑧アンジュパラディ、⑨スティールブライト
続いて6月22日のエア予想の振り返り。残っていた地方重賞分を。
水沢第11レース ウイナーカップ
◎ステイクラッシー(4番人気)→7着
○サンカリプソ(7番人気)→10着
▲リュウノナポレオン(5番人気)→1着
△リュウノドラゴン(2番人気)→6着
高知第6レース 高知優駿
◎リケマキアート(3番人気)→5着
○ジュゲムーン(1番人気)→1着
▲ヤマノアシオト(2番人気)→3着
☆リバイブローズ(6番人気)→8着
△ユラリユラメイテ(4番人気)→2着
ここに関しては高知優駿のファンファーレについて印象に残ったことでも軽く書いておきたい。
昨年の『春の3歳優駿シリーズ』をウチのお馬さんと振り返った際このレースで2023年まで行われていたダービーシリーズの共通ファンファーレが流れたと書いたが今年になって方針転換となり橋口浩二アナが作曲した高知の通常重賞のファンファーレに転換された。これに伴い共通ファンファーレはお蔵入りになり、一つの時代の終わりと寂しさなんて感じた(大げさ)。
実はこの予想は25日のさきたま杯のレースが終わった後に執筆している。
あとで着順は振り返るがシャマルが1番人気に応え『短距離×一周競馬』での職人ぶりを示した。レース後の川須騎手のインタビューに目が熱くなり、あの『吉原無双』で危機にあった私の競馬歴も命拾いする形にもなった。
吉原騎手のヘリオスのオッズが100倍を超えていたこともあり競馬新聞に短評でも書く立場なら『吉原の運(次第)』で片づけてやれるところだった。でもでもX(旧Twitter)上の皆さんの予想ではヒモ需要が残っていたらしく(名前こそ伏せるが)とある競馬好きのアニソンシンガーの方が『3着以内にこい!』という言い回しのポスト(ほんとはツイートって言いたいんだよね)をぶちこんだらしく、吉原信者がまだまだいるところを見てしまったようだった。凹んでは命拾い、凹んでは命拾いの繰り返しで私の競馬歴も無限のループに入ってしまいそうでなにかキレそうな気もしてきた…