10月30日 午後2時32分
母親<「ふとかとば釣ってきなすなよ!」
(大きいのは釣ってこないでよ)
ご近所から大きな真鯛を貰ったからって・・・
今から釣りに行こうという息子に言うセリフか?
思えば、これが不運の始まりだったのかもしれない
15:58 釣り場に到着
群浦漁港。 去年11月末に投げ釣りで調査した場所だ ←詳細はクリック
あの時は金魚クサフグ一匹が釣れただけだったので、二度と来るまいと思っていたが・・・
お馴染み「釣りタイム」の情報を信じてみたくなったのだ
ところで、記事にある「南波止付け根」とは何処だ?
大きい方の波止なのは間違いないが・・・(コメントによると間違いだったようです)
テトラが切れている所で撒き餌の痕を発見。多分此処だろう
dでもマナーとして、ちゃんと掃除しておかないとね
<フィールド状況>
晴天、北西からのやや強い風
中潮で満潮12:25 干潮18:18(三角)
<仕掛け>
棒ウキ(1号) チヌ針2号 ハリス2号(1m)
前回、水深のある港で苦戦したので、リベンジの為にドングリウキから棒ウキに変更していたのですが・・・
これがそもそも間違っていた
間違い・その①
水中ウキとセットじゃないとウキが立たない(当たり前)
ガン玉程度の重量じゃ団子三兄弟どころか五兄弟ぐらい必要です
間違い・その②
遠浅の釣り場では無意味。
濁った水なのに底が見えるぐらい浅い(竿半分も無い)ので、あっという間に底についてしまう
間違い・その③
波風に弱い。
波で沈んでいるのかアタリなのかが分かり難い
おまけに風に煽られ「からまん棒」を付けても絡む(どちらも私の技量不足)
結果
餌取り(多分フグ)の餌食になるだけ
17:00 深さのある場所を求め、波止の先端に移動する事に
途中、この段差を降りる事になったのだが・・・ ここで事故が発生した
ここの段差は1.5メートル程。足場が無いと昇り降りは厳しい
以前来た時は角材が一本あるだけだったので、両手を使って慎重に降りたのだが・・・
今回は木製の短いハシゴが立てかけられていたので、右手に竿を持ったまま階段のように壁を背にして降りてしまったのだ
ガコッ!
ハシゴに足を掛けた途端にバランスを崩し転倒。コンクリに右肘を強打
おまけに衝撃で腰にも痛みが・・・
17:13 竿と餌だけを持って堤防先端に移動
骨には異常無いが痛む肘を庇いつつ、釣りを続行する
それが更なる悲劇を生む事になる
17:25 突風が吹いたと思ったら、カランという乾いた音の直後に下の方で落水音
あぁ・・・ 撒き餌杓が! ( ;´Д`)
掬い取ろうにも、タモはさっきの転落事故現場に置きっぱなしだ
往復約300メートルを全力疾走し取りに向かうが・・・(写真のオバサンは無関係です)
時、既に遅し
引き潮に流され、タモを伸ばしてもとどかない
大事な釣具を無くしてしまった喪失感より、海洋プラスチックゴミを出してしまった罪悪感の方が強い
日が落ちて急に寒くなってきた。もう帰りたい
17:39 雑魚に最後の中国虫を食わせて納竿。 ・・・だと思っていたら
今までとは違う、ハッキリと分かるくらいウキが消し込んだ
じっくりと待って合わせたのだが、針掛かりはせず・・・
でも餌はノーダメージ
その後、何度も仕掛けを落としてみたのだが・・・
やっぱり同じ場所でアタリがある
でも針掛かりしないし、餌も残ってるから餌取りでも無さそう
海藻か何かに根掛かりして引っ張られているのかと思ったが、だとしたらもっとジワ~っと沈むはず
そんな事の繰り返しが15分続いた
「仄暗い水の底から」釣り糸を引っ張ってきているのはいったい誰なのだ?
17:57 このままだと私も引きずられそうな恐怖を感じたので、餌を外し納竿
誰か同じ経験をした人はいませんか?
帰ってから傷を確認。傷は浅いが場所が悪く、服に擦れてカサブタもできず4日経っても膿が止まらない
前回釣行と同じオチ。同じ猫