境界線:群浦漁港で投げ釣り | ZONの釣り日記Ⅲ改

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SINCE2008
熊本県在住、犬と猫と釣りを愛する永遠の素人アングラー
県南や上天草を中心にだいたい月一ペースで釣行しています

 

天草方面に、釣り竿の如く西に突き出た宇土半島

 

その半島の先端からちょっと手前、266号線沿いにあるこの店で餌を購入し釣り場へ向かうのだが、ここから東側に戻る事は無い

海はあるんだけど、何となく釣れる気がしないのだ

 

右折すれば釣れる。左折すれば釣れない

この店の前がその境界線

 

・・・ホントにそうか?

ウィンカーの左を点滅。初めて左折してみる事にした

 

いつもは釣りが終わってから走る道なので、変な気分・・・

実はずっと気になっていた場所があったのです

 

頻繁に近くを通るのに、一度も訪れた事が無い港

 

高台を過ぎると見えてくる、海に突き出た堤防が見えてきます

 

群浦漁港。 想像していたより立派な港だった

 

スロープの手前にある空地に車を止める

 

今回は移動時間が短くてホッとしている愛犬ココ

 

ただ堤防の入り口は養殖筏で通れないので、狭いパラペット(防波堤の外港側に設けられる胸壁)に上る

 

移動中、堤防先端で投げ釣りをしていた先客とすれ違う

釣況を聞いてみたら、ボラ跳ねは頻繁に見たが一匹も釣れなかったらしい

・・・聞かなきゃ良かった

 

今回の釣り場に到着。先端は釣れなかったようなので、段差の上の広い場所を選んだ

パラペット広場と命名

誰も居ないので、愛犬もノーリードで自由に遊ばせられる

 

コラコラ・・・ それ以上先に行ったら落ちちゃうぞ

 

16:22 実釣開始

<フィールド状況>

晴天 微風 小潮 満潮15:18 干潮21:47(三角)

<仕掛け>

釣り天秤オモリ6号 キス針10号ハリス2号 付け餌は中国虫

 

初めての場所なので、とりあえず探りを入れる

小潮とはいえ、満潮から一時間で深さは竿半分。大潮の干潮時には底が露出するかも

濁って底が見えないので確証は無いが、感触としては泥混じりの砂地といった感じ

根掛かりはしないけど、アタリも無ければ餌も取られない

 

でも魚が居ない訳じゃなく、表層にコノシロらしき魚影が見える

16:31 そこで胴突き、通称・ぶっこみ仕掛けに換装

 

しかし、状況は変わらず・・・  やっぱり此処は釣れない海なのか?

 

遠くで愛犬が呼んでいる

愛犬ココ< 「ここ釣れワンワン」 

 

16:41 言われた通り防波堤の根本、テトラ廻りを探ってみる

すると・・・

 

16:43 掛かった!

手応えは小さいけど・・・、

 

釣れたのは金魚クサフグ。  正直、何も釣れないと思っていたので嬉しい

 

しかし、これ以降はクサフグすら釣れず、日没と共に納竿 ・・・っというのがいつもの展開だが

ここは近場だから時間的に余裕がある

 

17:02 パラペットを降りて湾内側を捜索

しかし、餌をついばまれる気配すら無い

 

ココ< 「置いてかないで・・・」 (T_T)

 

分かった分かった

誰かが置いた角材が、パラペット広場に登れる唯一の足場。 座骨神経痛の老体に鞭打ち這い上がる

 

だが戻ってきても釣況は変わらず。 2、3度コツコツというアタリを感じるんだけど・・・

 

近くて遠い一番星

 

17:43 納竿。とりあえず丸坊主じゃなかっただけで良しとしよう

ココ< 「お腹すいた、早く帰ろう!」

 

うん、あの猫達の晩餐が終わったらね

 

 

<余談>

ブラックフライデーで買った物の一部。  最近流行りのミニパソコン(青い箱)と・・・

ポータブルチェア

たまにはゆったり座りながら釣りがしたくて・・・

でも釣り場に一時間足らずしか滞在できないから、意味が無いかも