【北アルプス編】 其の七 『涸沢』
【北穂高岳】着。
単独行、再び。
本日の最終目的地【穂高岳山荘】に向かいます。
相変らずの展望なし。
な~んにも見えませ~ん。
もう、あれから2ヶ月も経ってしまいました。。。
ので、記憶がいまいちあやふやです。。。
というか、大キレットが余りにもセンセーショナルだったので、
ここから先はあんまし覚えがありません。。。
『ここ、どこだっけ???』
そうそう、…【北穂高岳】からの道程も結構険しかったんです。
単独行、頑張りました。
でも、やはり人が写ってないと、臨場感全く無しですね。。。
モデルさん、いませんか~??
アップダウンが激しく、足場も悪いので、体力の消耗が早いです。
さっきまで埼玉さんというペースメイカー的な方がいたので、
遅れをとってはいけない思いがあったんですが、
一人になると、かなりダレます。
『あぁ、しんどい!!』
『あと、いくつの峠、いや砦を越えるのぉ~!!』
ガスで目標が見えないので、あとどれだけ歩くのか見当もつきません。
疲労で気持ちも散漫になり、苛立ってきます。
いくら進んでも、同じ景色。。。
登山は『晴れれば、勝ち』とは、まさにその通りです!
【最低コル】着。
コルなので、また登りが始まります。。。
『つ、つらい…』
もやもや~んな天気なので、心ももやもや~んしてきます。
行き交う人は誰もおらず…。
リアルな孤独感…。
『寂しっ』
【ミヤマキンバイ】
景色が見えると、ワクワクな気持ちで登れると思うんですが、
こんな天気で、テンションも盛り下がり…
ただただ矢印の方向へ、トボトボと進んでいくばかりです。
『…にしても、長いっっっ!!!』
『山荘はまだっっっ!!!』
イライラがつのりつのって、
…なんか、山登りの醍醐味を見失ってきています。
『もう、登るのヤダヨ~~~』
根本的に間違ってきています。
遂に、この鎖を前にして座り込んでしまいます。
『もう、歩けねぇ!』
o(`ω´*)o
…というか、ちょっと休憩。
水分補給っと。
『んっ?』
下の方から話し声が…。
『あっ!』
埼玉さんに追い抜かれちゃいました…。
後ろの若いお兄ちゃんも、今回の同行者でした。
大阪在住の大阪さんです。(名前聞き忘れました…)
『多分、もうひと踏ん張り!』
そう願って、疲労困憊の体を引きずり起こします!
『負けられないっ!』
やはり同行者がいると、闘争本能が剥き出しになります。
…というか、追い抜かれちゃってますけど…
【涸沢岳】着。
唯一のVサイン!
やはり最後の最後まで埼玉さんにお世話になってしまいました。。。
【穂高岳山荘】着。
この2日間の疲労がめちゃめちゃ溜まって、やっと着いた感でいっぱいになりました。
こんな天気なので、花より団子!
『めし~!めし~!』
山荘のラーメン紀行。
ここのしょうゆラーメンもすんごく美味しかったです。
塩味が骨身に染みました。
明日向かう【ジャンダルム】方面…。
明日も辛い山行が、多分目白押しです!!
最終日に向けて、気合を入れ直しますっ!
瞬間、晴れた…。
美しい【涸沢】の景色。
今日、唯一見た感動の景色。
それはそうと、偶然にも、山荘での隣の布団は埼玉さんでした。。。
…つづく。




























