陽炎やパンの神行く蹄音
毎日新聞
パンの神はギリシャ神話の牧羊神(牧神)。上半身はあごひげの生えた男だが、下半身はヤギの足、つまり半獣神である。今日の句、音楽や踊りを愛するパンの神が陽炎の中を歩んでいる。蹄音はパンの神の軽快な足音だろう。作者は1898年生まれ、名著「零(ゼロ)の発見」を残した数学者だが、俳句雑誌「渋柿」によって俳句 .
高村光太郎の書簡34通など公開 小坂町の郷土館
秋田魁新報
彫刻家で詩人の高村光太郎(1883~1956年)が詩集出版を巡って編集者と交わした未公表の書簡34通などが並ぶ企画展が、秋田県の小坂町立総合博物館郷土館で開かれている。 高村の書簡の相手で出版社「龍星閣」(東京)の創業者・澤田伊四郎(1904~88年、同町出身)の業績もパネルなどで紹介している。5月20 ...
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