ぞうに憧れたやどかりの話。 -3ページ目

ぞうに憧れたやどかりの話。

切り取って、切り取って、いつか唯一無二のパズルが完成することを願って。
10代で始めたブログ。気がついたら20代半ば。



この表紙とこのしおりの相性がよすぎる〜。

見る度、かわいくて癒されます。



今月から転職!

3週間ほど経って、少しずつ慣れてきました。

いちばん危惧していた人間関係も大丈夫そう。

周りは優しくて仕事熱心な方ばかりで、1聞いたら10教えてくれるような丁寧な方々に恵まれて、「がんばっていけそうだな〜」と感じてる日々です。



すべての業務において、「むずかしい!」、「これはできなそう!」って思わないようにだけ気をつけてます。



1週目はリビングで寝落ちしたり、19時、20時に早々と寝ていましたが、少しずつ家事との両立、生活リズムも確立してきた。



言われてうれしいことは、誰に言われたかってことはそんな重要ではないみたい。脳は誰が言ったかまでは判別できなくなる。だから言われたいことは自分で言ってしまおう!的な記述を何かで読んで、




仕事も行って、夜ごはんまで作るなんてすごい!って自分で言ってます。笑

そうわたしが口にしたら、Kくんも「うん、すごい」と言ってくれるので、それはそれはニヤニヤがこぼれます。



これはひとりごはん。

リビングでたべる時もあるけど、自室でたべると、ひとり暮らしのときを思い出せて、その感覚にもハマってます。





人生って、というと、壮大になってしまうけど、人生って試行錯誤のくり返しだなと最近思います。



数年前まで赤の他人だった人と、ひとつ屋根の下で共生している。奇跡です。

そりゃあ、色々思って当たり前。その色々思うことすべてを、毎度、口にしていたらケンカになるし、時間も足りない。のみこむ瞬間があって、でも口にする瞬間もある。

ケンカをふっかけたいわけじゃないからね。これからもこうやって試行錯誤してやっていこうね。と話をした。



わたしたちは外向的か内向的かでいったら後者なふたり。

だから外に1歩でたら、声のトーンもボリュームもちょっとがんばる。そんな毎日は大概つかれるわけで、家にいるときは落ち着いて静かにいたい。

でもこんなふたりがふたりきりだと、外では想像できないくらい、ぎゃはぎゃは笑うときもあって。



仲良くいるためにがんばろうとは思わないけど、単純にわたしもKくんもハッピーが多いといいなと思う。

ふたりが過ごしやすいように色々な面で試行錯誤しているうちに変わらず仲良くか、今より仲良くいられたら、それこそハッピーだろうなぁ!



4月は新しい生活でどっぷり疲れる気がしたから、Kくん以外とは出かけなかったけど、前の職場の慰労会だけ参加した。

最終出勤日から10日ぶりだったから、全然久しぶり感なかったけど、慣れた面々にほっとしました。

今の職場もいい人たちばかりだけど、まだ猫かぶってるので「やほ〜」とゆるい口調で話せることに幸せと改めて感謝をかみ締めた一時でした。



ベランダのお花。

グラデーションなお花で買ってきたときは黄色だったけど、少しずつ茜色に移ろいでいます。



これは新しくお迎えした、フライングタイガーのフラワーベース。逆光だったから彩度とかをいじったら、油絵タッチのような素材になっちゃった。




上の写真ほどではないけど、実際、ちょっと飴っぽいタッチで塗られています。

シンプルなフラワーベースが多かったので、ひとつデザイン性のあるものができて、大満足。



時は金なり。という言葉があるように時間は有限だけど、人生はそんなに短くないと思うので、すべてのことにおいて焦らず、マイペースにやっていきます。(1本でも早い電車に!料理は時短のものを!と生き急いでる自分に何を急いでるん?と俯瞰する自分がふと現れて、ここ数日は急がなくていっかが心の口癖になりつつある)



4月最後の休日はKくんとコナン観に行けた。

何回もびっくりしたり、声が漏れてしまったけど、そのくらい没入できてたということで。

コナン映画でよくある?車ないし、その他の乗り物で追いかけるシーン、ああいうのわくわくする。

現実では絶対いやだけど、フィクションだから手放しに楽しめて。現実と心理的に距離のある出来事だから、おもしろみを感じてるのかもな。


誕生日祝いで伊豆旅行に連れて行ってもらったときのことを〜。



富士山をみて、「うわ〜!」と言っちゃうのはなんだろうね。日本人の性かな。



まず、伊豆・三津シーパラダイスへ。



三津とかいて、「みと」。地名ってほんと読み方むずかしい。



アザラシ、アシカ、セイウチといった鰭脚類の種類が多いので、元々あこがれのあった水族館!




セイウチを大きなガラス越しに目の前で見ることができたので、すっごく嬉しかった。

水族館によって暮らしぶりや、ふれあい方が異なるから、1年くらい前に伊勢シーパラでタッチできたときもすごく嬉しかったし、今回のようにガラス越しで見られるのもヒゲや体をよく観察することができて、それぞれに良さがあるなぁとしみじみ。





アザラシ、アシカちゃんたちは上から見る形でした。お魚を投げることができて、野生の鳥も待ち構えていたので暴投しないかドキドキしたけど、無事に与えることかできて、まじめにドッジボールやっておいてよかったです(?)




それにしてもこのアザラシちゃん、youtubeのメイク動画のbefore感すごい。笑

わざと必要以上にぶさいくな顔してるように見えちゃう。「ぶさかわ」と形容し、愛おしく見えちゃうのが、動物マジックだなぁ。



Kくんの友達でラブライブ好きな友達がいるので「送ってあげよ!」とはりきって撮ったのに、友達の推しを記憶違いをしてて、めちゃめちゃ笑った。





修善寺に移動してお昼ごはん。

逃げ恥でみくりと平匡さんが旅行してた修善寺。

こうやって小鉢がつく定食すごくうれしい。

修善寺?伊豆?はしいたけが有名みたいで、しいたけしか売ってないお店もあったし、このお蕎麦にもしいたけがトッピングされてた。




レトロでかわいい。



洋酒の効いたお菓子がすきなのでラム酒プリンにしたけど、プレーンのほうがおいしかったなー。







夜ごはんは、宿泊したペンションのようなプチホテルのオーナーさんお手製のコース料理。



もう本当にどれもおいしくて、今でも伊豆の話を思い出す度に口にするのがこのごはんというくらい、しあわせごはんでした。こんなおいしいものを作れるって才能だよなぁ。


温泉は露天風呂でとっっても気持ちよかったです。時間別に貸し切りスタイルだったので他のお客さんを気にせず、心からゆっくりと堪能できました。ここで心身がほぐされてる時に、日々の疲れがこの気持ちよさのエッセンスになっているなら、疲れるのもありだななんてことまで考えてしまうくらい気持ちがよかった。


2日目は大室山へ。



リフトで山の上にいき、40分くらい山をぐるーっと歩いて、再びリフトで降りるという場所でした。

季節的に寒くて、急ぎ足になっちゃったけど、普段目的のない散歩に行ったりしないので新鮮な時間だった。ウインタースポーツもしたことがないからリフトというのも初体験でアトラクションに乗っているような気分になれて楽しかったな。



お次は伊豆シャボテン公園。



動物園とサボテン園が合体したような施設。

想像以上にどうぶつがいて、かなり見応えがありました。鳥のエリアなんかは放し飼いに近い展示で、どうぶつが少し苦手な人は厳しいくらいに全体的に距離が近い動物園。






ここでいちばん人気な温泉につかるカピバラ。

見てるだけでほっこり。


サボテン園のほうは、こんなにサボテンって種類があるんだなというくらいサボテンワールドな植物園になっていて、最後にはサボテン狩りと題された購入できる子たちもいたので、お迎えした。



疲れやすい私にあわせた、まったりプランを計画してくれたこと、伊豆は東京寄りの静岡なので、名古屋からはなかなか遠いなか長旅を運転してくれたことにも感謝な2日間でした。



ひとり暮らしのときは、「寂しい」に苛まれることなんて半年に1回あるかないか。誰とも口を交わさない、LINEを交わさない日がひと息つける瞬間で、こういう日が混ざるから、普段"社会"という外にでていけるなぁと感じていた。


ふたり暮らしになってから寂しいのかな。「孤独」について定期的に思いを馳せるようになった。思春期か。


帰ってきてもいい時間なのに、残業で帰ってこないKくんを待ってるとき。待ってると言ったって忠犬のように玄関で待ってるわけじゃなく(人でそんな人なかなかいないか)何かしてるはずだけど、心に、頭に、「まだかな?」と後ろ髪を引かれるような思いが滞留する。
帰ってきても、話しかけちゃいけないくらい相手が疲れてるなと感じたら、ごはんだけ用意して、お風呂や自分の部屋にいく。なんだか、こういうときに孤独、違和感、息詰まりを感じる。




3月が遠い前のことのように思える。


3年近く勤めていた仕事を変える決断をした。


メンタルが冗談でも強いとは言えないから、何かちょっと嫌なことがある度に「やめたいな…」と思ったし、「いざとなったらやめたらいいんだから」をお守りに乗り切れた日もあった。


今回はそういう刹那的な感情からではなく、業態変更などもあり、クリスマス頃から逡巡。


1日のなかで辞めると続けるがコロコロする日も何度もあって、ほんとうに疲れる日々だった。でも仕事しなきゃ生きていけないから、見て見ぬふり気づかぬふりできる案件ではなくて、「放棄」できないという事実にも追い込まれていたような気がする。



前の会社のトラウマがあったから新天地にいくのがこわかった。人間関係はすごくいい。何ならこの職場のおかげで元気を取り戻せたというか、人生で今がいちばん明るいという自負があるから、そんな職場を自分からでていくことにとても葛藤した。



辞めさせていただきますと話してからは案外、穏やかだった。幸い接客業だから、これからは同僚としてではなく、お客さんとして通えばいいのだと、そうする気満々だから、寂しいと言われても、もう出勤被るのラストだよと言われても、あっそうだったんだ…!となるくらいだった。
お世辞でも寂しいと言ってもらえるのは本当に、本当に、ありがたいこと……。


過ぎたことだから忘れがちになるけど、頑張ったことだからこれも書いとこ。
転職活動がんばった!前は休職中だったから、転職活動にだけフォーカスすればよかったけど、仕事をしながらは結構しんどくて。
応募する段階で経歴や志望動機を伝える必要があったから、面接前、履歴書、面接と3ヶ所に対して考えと思いを起こす必要があったけど、仕事と家事をしていると転職活動に着手していない自分を肯定できちゃって。


わかりやすく、ゲームやテレビをみてたら現実逃避してる!あかん!って思うところを、仕事と家事だとそれらもやるべきことなので危機感が薄れちゃう。その塩梅に苦戦した。
キャパが大きくないから疲れも大きく感じる期間だったけど、わくわくが混ざっていることに気づけていたことは成長かも。


面接はうまくやった自信はなかったけど、採用していただけて本当にうれしかったなぁ。HSP気質の極度の緊張からか。自分の奥底から考えや思いを吐露していたからか。声が震えてしまう程度に泣く寸前な面接になってしまったけど、ほんとによかった…





職場から見える桜。

2月から咲いていたから河津桜という品種なのかな。




これは3月14日に撮ったものだけど、写ってないところはすっかり葉桜になっていた。






面接あとの休日にウィリアム・モリスの展覧にいって、そこで撮った写真。引きで撮るのもいいかもと思えた1枚。




仕事のことでいちばん相談に乗ってくれた友だちと京都に行けたのもすごく幸せな時間だった。




京都感ないけど、リーズナブルでおしゃべりしやすいお店だったので、大満足でした。

そのとき、自分が何を求めて(おいしさなのか、金額なのか、居心地の良さなのか)外でごはんをたべるのか優先順位を明確にするのって大事だな。(まじめか)(3月まで飲食業だったので考えちゃう)




京都タワーが、京都のイメージにない前衛的なライトアップにみえた。



こんなかんじー。

3月はまだ3月なんだと何度も確認しては小さく驚いてしまうくらい、とっても長く感じた1ヶ月でした。