Camilla, the new Queen Consort, has broken with centuries of tradition and appointed six of her closest friends as “Queen’s Companions”, replacing the role of royal ladies-in-waiting. --BBC
(1)Sarah Troughton(サラ・トラウトン):ケント公爵夫人の元女官。お父さんはSir Timothy Colman(ガーター騎士団員)、お母さんは、ストラスモア=キングホーン伯爵の孫にあたるLady Mary Cecilia Bowes-Lyon。母方血統には第四代ハードウィック伯爵もいるそうだ。サラさんの祖父はエリザベス王太后の兄弟であり、そのため、チャールズ三世とは”またいとこ”に当たる。本人自体は特に敬称を有していないが、貴族の血統であり、英国王家とも血縁関係にある。
(2)Jane von Westenholz(ジェーン・フォン・ウェステンホルツ):ヘンリー王子をメーガン妃に紹介したヴァイオレット・フォン・ウェステンホルツの母親。情報があまり出てこなかったが、Piers von Westenholzの夫人のようだ。この旦那さんが"von"がついていることからも分かるように、ドイツ系の貴族のようで、男爵位の相続予定者のようである(ちなみに、フランス貴族の場合は、氏名の間に"de"がつく)。ただあくまでドイツは貴族制は廃止されているので、法的には英国において貴族ではないと思われる。ゆえに”Lady”の敬称もついていない。
(3)Lady Sarah Kewsick(レディ・サラ・ケスウィック):第16代ダルハウジー伯爵の令嬢。貴族令嬢なので"Lady"が敬称となっている。旦那さんが、サッカーのプレミアリーグ、アーセナルFC会長を15年間務めたサー・ジョン・チッペンデール・ケズウィック。ケズウィック家はスコットランドに起源をもつ大富豪一族。一族の総資産は1ドル100円として5000憶円ぐらいのようだ・・・(出典)。ちなみに、旦那さんに”Sir”の敬称がついているが、ケズウィック家は三世代目からSirの敬称がついているが、理由は分からず・・・。
(4)Fiona Petty-Fitzmaurice, Marchioness of Lansdowne(ランズダウン侯爵夫人フィオナ):肩書の通り貴族夫人である。Inchbald School of Designでインテリアデザイナーとして訓練を受けて民間企業で勤務していたが、仕事中に旦那さんに出会い結婚して貴族となったようだ。ご実家は不明だが、おそらく言及がないため貴族の血統ではないようである。Marchionessを公爵夫人(Duchess)と誤訳している日本語のページが散見されるが侯爵夫人が正しい。公爵と侯爵は別の爵位である。日本語は翻訳の際に中国の周王朝の爵位を使用したが、日本語だと公と侯が同じ発音で紛らわしくなった。
ちなみに、王族は”His or Her Royal Highness”(省略してHRHとも、殿下・妃殿下の意)の敬称が用いられるが、ヘンリー王子の子供はこのHRHが与えられずもめていた。最近ではデンマーク王家でも、王室縮小の一環で女王の孫4人が、王子・王女の称号・敬称を取り消され、一貴族として伯爵と扱われると発表された。これからはHRHではなく、敬称が"His or Her Excellency"になるらしく、もめている。