下の写真は、本州と九州の境の関門海峡である。
大宰府にあったスターバックスの店内。木材をふんだんに使用している洗練された空間である。ただスタバの店舗だが観光名所になっている。設計は新国立競技場の設計者でもある隈健吾氏である。ただ木材の多用は耐火性やメンテナンス的にどうなのだろうか。個人的には安藤忠雄の方が好きである。
福岡市内にある大濠公園。公演が観光地というと意外だが、新緑が美しく池の周りをランニングしている人も多く、都会のオアシスという感じ。公園内にあるスタバにはランニングを終えた人が列をなしていた。都会人に健康的な空間を提供しており素晴らしい。
福岡市は1980年頃までは北九州市よりも人口が少なかったというと多くの人は驚くだろうか。1980年代初頭に北九州市を追い抜かし、今年2016年2月の国勢調査の集計によると神戸市を追い抜かし、政令市では5位の人口規模を誇る都市となった。大阪・兵庫などの関西圏が人口減少に苦しむ一方で、福岡市は人口流入が続いており、人口増加率は全国でもトップ3に入る。これは、福岡がコンパクトシティで都会でありながら暮らしやすいこと、九州・四国地域で福岡に匹敵する都市がなく周辺の人口流入の拠点となっていること、成長するアジアに近いことなどが挙げられるだろう。
21世紀は国家間競争ではなく、メガシティ間の競争になると言われている。農村は経済構造の変化に伴い弱体化するが、東京・名古屋・大阪・札幌・福岡の五大都市圏に人口は集約されていくだろう。米国政治はトランプフィーバーのように世界の警察としての役割を放棄しつつあり、大国一国によるパクス・ブリタニカに続いたパクス・アメリカーナの世紀は終わるだろう。国家中心の国際社会システムは、特に文化・経済面では、メガシティを基礎とした多極構造へと移行する。経済構造の変化により都市部への人口集積は止められない。地方創生(農村社会の復活)というのナンセンスで、いま日本が迎えているのは農村社会システムの終焉であり、伸びゆく都市・産業に投資すべきである。自民党の地方重視、高齢者重視は選挙対策としては合理的だが、長期的にみれば日本を衰退に追いやる弱体化政策である。





