FP技能士は、顧客の資産に応じた貯蓄・投資等のプランの立案・相談などのファイナンシャルプランニングの技能を認定する国家資格である。金財とFP協会の二団体が実施している。二つの団体があるが試験科目などで若干差があるがベーシックの学ぶ内容は同じである。1~3級まである。1級は実務経験がないと受けられないのでその業界の人でないと、2級が限界である。私が受かったのは、FP協会の「3級 ファイナンシャル・プランニング(資産設計提案業務)」。

 

国家資格というとすごそうだが、3級の合格率は約8割程度で、落ちる方が難しい。金融業界の人は必須で受けさせられたりするので合格率は高いという人もいるが、実際、受けた感想だが、問題集を2~3周すれば確実に受かる。同じ問題が出題されているので要点を押さえれば、そんなに苦ではない。学科と実技があるが、学科は暗記問題だが、実技は事前にどういう問題が出るかをみておけばその場で解ける。

 

しかし、簡易な資格だとバカにもできない。結構、学ぶ内容は役に立つ。生きていくうえで、保険・税・金融商品・相続等の知識は必須だ。些末な知識は忘れてしまうが、理解力等は培われるので、アホな保険・金融商品に安易に騙されないようになるぐらいのメリットはある。2級を受けるかは微妙だが、2級のテキストぐらいには目を通しておこうかと思う。

 

このシリーズは読みやすい。

 

 

 

2017年の年明けはマカオで迎えた。マカオではブランド力のあるホテルの密集に驚いたのだが、その中に入っているラグジュアリーブランドショップの多さにも驚いた。ブランドとは一体なんで、ブランド戦略というのはどんなもんだろう。ファッションやラグジュアリーなものに限らず、就活でも企業のブランド力は判断材料になるし、日用品にもブランド力のあるメーカーはある。そこでブランドとはなんぞやと気になったので本書を読んでみた。

 

そもそも「ブランド」に企業が目を付け始めたのは80代も終わりからだという。これは80年代以降に様々な規制緩和が行われ、消費者の選択の自由が拡大したことが一因だという。そこで他の製品と優位に立つためにブランドが注目され始めたのだ。尚、ブランドとは単にロゴだとか名称を意味するのではない。消費者の認識のあり方こそがブランドなのだ。スターバックスのブランドはあのセイレーンの魅力的なマークだけではなく、香ばしいコーヒーの漂う洒落た店内、またそれから想起される都会的で洗練されたイメージ、それも含めてブランドなのだ。そう、消費者は物理的な物だけではなく、ブランドイメージを購入するのだ。缶コーヒーのBOSSならビジネスパーソンに寄り添うイメージ、マルボロならカウボーイの広告に示されるような無骨な男らしいイメージである。社会学でいう、「記号的消費」である。ブランドは単に消費だけではなく、消費者側からすると「取引コスト」を下げることができる。無名メーカーのものだと、品質がどの程度なのかをいちいち念入りに調べないといけないが、ブランドのあるものは品質がある程度は保証されている。

 

アメリカの企業をみるとやはりブランド戦略のロジックがクリアだ。ホテル業界をみてみてもマリオットホテルやヒルトンなど世界的なホテルグループが存在し、各セグメント毎(富裕層・若者、ラグジュアリーかリーズナブルか、保守的なデザインかモダンでスタイリッシュなデザインか等の趣向のグループ)にブランドを展開して、圧倒的な部屋を供給している。マリオットは世界最大のホテルグループだが、手ごろなマリオットから、モダン・ラグジュアリーなJWマリオット、コンサーバティブで上質なサービスのリッツカールトンまで、30ほどのホテルブランドを展開している。ファッションブランドをみてもアメリカのブランドは戦略が明確である。COACHであればアクセッシブルラグジュアリーで、ルイ・ヴィトンほど値段は高くないが、知名度は高く、そこそこの品質という位置づけが鮮明だ。アウトレットで廉価販売しているが、あれはアウトレットのものはお試しで、そこから入って正規の旗艦店で購入してもらう戦略だ - ただアウトレット展開は裏目で廉価品が氾濫しブランド力が低下した(最近はブランド力再向上の施策を進めている)。

 

本書を読んでみると、CMなどのテイストも全てそのブランドの確立のためにあるのだなぁと実感する。スターバックスは広告を打たないが、一等地に出店し、良質なサービスを提供する。この立地やサービスの良さ自体もブランドイメージの構成要素であり、広告費にかけないかわりに店舗自体が広告塔なのだ。本書を読んで、自分が好きなブランドを考えてみて、自分にどういう趣向があるのか、自己をふりかえるきっかけにもなった。非常に経営学の分野は面白い。もう一冊ブランド戦略の本を買ったので、読み終わり次第、記事にしようと思う。

前記事にも書いたが、MVNOに変えるか悩んでいたのだが、ついに変更した。iPhoneはそのままSIMを変更。更新月以外だったので違約金がとられるのだが、節約できた費用を考えれば2か月で元が取れてしまう。もともと8500円ぐらいかかっていたが、楽天モバイル3.1GBプラン(1600円)+5分以内の電話かけ放題オプション(850円)で2450円になる。月6000円の減額になり、年額72,000円の節約である。電話をよく使う人とかスマホ・ゲームのヘビーユーザーには向かないが、ほとんどの人はキャリア(ドコモ・KDDI・ソフトバンク)の電話である必要性は低い。無駄なものにお金を払うのはもったいない。

 

ソフトバンクにMNP(Mobile Number Portability)で電話をかけたところ、Y!Mobileを薦められた。ソフトバンクの提供する格安SIMである。自社回線を使用しているので、MNOに当たる。月1000円引き2年間などの特典を提示されたが、それでもY!Mobileはいかんせん高い。

 

通信の安定性が心配だったが、速度はソフトバンクと全く大差ないどころか、楽天モバイルのドコモ回線のほうが早い時間帯すらある(楽天モバイルのドコモ回線が早いのか、ソフトバンクが遅いのか・・・)。通話の安定性も心配だったがクリアに通話できて、何ら問題ない。3.1GBしかないが、私はデータカードを持っているので、持ち歩けば通信量も問題ないし、最近は公共Wi-Fiも増えた。キャリアのメールアドレスが使えないのがネックだが、基本的にはLINEだし、フリーのGmailもあるのでここも支障ない。動画をみる場合もスマホに落としておけばオフラインでもみれる。

 

日本通信㈱がソフトバンク㈱に相互接続の協議を打ち切られたとして総務省に意義を申し立てていたが、総務省の協議再開命令を出し、H29.1/31に相互接続について双方が合意し協定書を締結したという(日本通信側発表)。日本通信側のプレスによると、いままではドコモ端末とSIMフリー端末しかMVNOに移行できなかったが、取り残されている70%の端末も格安SIMを利用できるようになるという。これは劇的な出来事である。なかなか日本通信はやり手であるが、これはMVNO系の事業者には追い風となるだろう。

 

これからもMVNOへの流出は止まらない。相当なヘビーユーザーでもない限り、キャリアにとどまる意味が特にないのだ。キャリアは複雑なプラン設定をして、オプトアウトのオプションを勝手につけて料金をとり、暴利を貪ってきたが、MVNOへの流出が加速しているので、値下げ圧力が加速する。これから徐々に通信業界は変貌していくだろう。

寝床で使うタブレットが欲しかったのだが、動画視聴とネットサーフィンだけなのに高いタブレットは買いたくないし、今持ってるiPadだと寝床で使うのには大きすぎる。ちょうどfireタブレットが8980円でAmazonで売っていて、おまけにプライム会員だと4000円引きなので、買ってみた。4980円でタブレットが手に入るから安い。8インチが欲しかったのだが、在庫がないので7インチを購入。
 
・重さ:313g。大きさの割にずっしりという感じ。
・スピーカー:思ったより良い。動画視聴にも問題なし。
・画質:やや粗い。動画視聴には支障ない。
・写真機能:正直、画質が荒いので使うことはないと思う。
・操作性:意外と動きはスムーズだが、Webページの読み込みがやや遅い。
・拡張性:Amazon専用のOSなのでアプリなどは少ない。
 
正直、スペックは良くはない。両方使ってる者からすると、iPadの方が圧倒的に優秀。とはいえ、プライム会員であれば値段が4980円の破格のタブレットであることを踏まえると、かなり満足度は高い(8980円で買うかと聞かれると微妙;それならもうちょい出してHuaweiとかのタブレット買った方がいい)。Amazonのプライムビデオやミュージック、ネットサーフィンをやる程度であれば悪くはない。アプリをいろいろ入れて楽しみたいならiPadや他の有名メーカーのタブレットがいいでしょう。良くも悪くもAmazonユーザー向けのタブレットという感じ。
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日本だと楽天が、ネットショッピングだとか電子書籍でAmazonに対抗しているが、やはりAmazonのほうが何枚も上手だなと感じる。楽天はバルサと巨額スポンサー契約などをして話題をつくっているが、成長性に限界がある。今月も自社株買いを実施したが、株価はピーク時の4割程度だ。ごちゃごちゃして雑多な楽天市場や、操作性の低いKoboなどを改善すべきだ。本社移転なんてしている場合じゃない。
 
Amazonというと、Amazonが展開しようとしているコンビニ「Amazon Go」が気になっている。これは小売りのあり方を変貌させる。レジのないコンビニで、人工知能がお客さんがどの商品をとったのかを判定し、自動で決済するのだ。下記がその動画。Amazon本社で試験的に実施するだけらしいが、これが展開すればレジの店員は不要になるだろう。日本の労働生産性は怠けてばかりで財政破綻しそうなギリシャより下だ(ソース)。最近は企業等で新入社員に自衛隊研修させるのがはやっているらしいが、こんな発想では日本では永遠にイノベーションは起こせない。

 

 

 

 

以前、動画観放題のサービスを登録していた時、1話みてはまってしまったアメリカのドラマシリーズの「Glee」。オハイオのマッキンリー高校を舞台にグリークラブ(合唱クラブ)の奮闘を描いたミュージック・コメディドラマである。2014年5月に記事を書いているので、もう3年近く経過していると思うと、時が経つのは異常に早い。アメリカでは社会現象になるほどの人気で、本作のサントラは全米チャート1位にもなった。LGBTなどのマイノリティ問題や社会風刺などをコミカルなタッチで描いていて、脚本のレベルは非常に高く、また出演陣もプロの歌手やブロードウェイ経験がある実力派ばかりで歌などのパフォーマンスレベルもかなり高い。

 

ただ人気シリーズの性だが、シーズン5あたりでその勢いがなくなり、特にシーズン5の撮影の直前で主人公のレイチェルの相手役フィンを演じていたコリー・モンティスが薬物使用で死去したのが痛手となった。脚本の書き換えを強いられ、結果的に第6シーズンがファイナルシーズンになり、シーズン6も第13話目で終了となった。

 

やはりGleeの最盛期はシーズン1~4で、フィンを失ったシーズン5以降は話の焦点が定まらないし、新キャラもインパクトに欠ける。シーズン6はさすがにグダグダ、バタバタ感が否めない。不幸中の幸いなのが、アメリカドラマによくある、話がまとまっていないのに途中で無理やり強制終了となる打ち切りにならなかったことだ(私が好きだった「トゥルー・コーリング」は第2シーズンの途中で強制終了となったし、「ダークエンジェル」も第2シーズンで謎が明かされぬままに打ち切られた)。Gleeはそれを免れたとはいえ、最終話はかなり急ぎ足で、無理やりハッピーエンドにまとめた感じ。第1シーズンから観てきた者からすると、レイチェルはジェシーと結婚するが、やはりフィンと結婚してほしかった。とはいえ、一大ブームをつくったシリーズがちゃんときれいに終わってよかった。歴史に残る名作には違いない。