12日以降の休業要請などに関する国の方針では、新型コロナウイルスの特別措置法で「劇場等」に含まれる劇場や演芸場、映画館などの施設は一律に、人数などを制限しての営業を求める要請に緩和された。ところが東京都は「劇場等」のうち、劇場や演芸場は国の方針通りの要請に変更したものの、「映画館、プラネタリウム等」は現状維持(1千平方メートル超は休業要請、以下は休業の協力依頼)とした。(中略)東京の映画館を閉めれば全国規模の映画公開が実質上不可能となり、他府県の映画館や、配給・制作会社や出演者、スタッフも苦境に立たされている、と訴えている。- 朝日新聞
それでも、営業継続をすぐに決められたわけではない。「映画館が閉まると配給会社へのお金の流れが閉ざされてしまう」ミニシアターで扱う映画の配給会社は規模が小さいところが多く、映画館の休業により、経営が困難になる可能性が高い。(中略)映画が好きな国民がばかにされているとも言えると思います」と苦言を呈した。- スポーツ報知
観劇やスポーツ観戦はOKなのに、なぜか映画館は休館を強いられているが意味不明である。映画館は空調が整っており換気は十分にできるし、スポーツ観戦のように大声での声援もないので感染リスクも低い。なぜ休業を強いるのか常人には理解不能である。
日本映画は世界三大映画祭でも各賞を受賞しており非常に水準が高いが、これ以上の休業要請は日本映画の産業的基盤を毀損しかねず、極めて遺憾である。まだ大型映画館は大手資本なので持ちこたえられるが、ミニシアターについては倒産しかねず、マイナー映画の文化を弱体化させかねない。いかに文化芸術が重要なのか理解していないのだろう(経済的に言っても文化や芸術の生み出す雇用は相当な規模である)。政治家や官僚などの文化的教養の欠如が招いた惨劇である。
美術館についても国は開館を許容したが、パフォーマーの小池百合子の支配する無能な都政が休業を要請したので一転して休業するようである(LINK)。学歴詐称も厭わない無教養な小池百合子に文化芸術の重要性は分かるまい。欧米では再開計画に基づいて段階的に再開していたが、日本ではこうした具体的な道標もない(LINK)。これが招くのは文化芸術の衰退である。
これだけ民間が疲弊しているが、厚労省の官僚が飲み会して感染して、大阪市の公務員も会食を1000人以上が実施していた。おまけにコロナの感染拡大を宣伝していた日本医師会のトップが政治資金パーティーに参加し、集会などの自粛を要請していた沖縄県知事もバーベキューをSNSで発信していたというから、怒りを通り越してあきれ果ててしまう。民間企業には7割の出勤抑制を要請しておきながら、厚生労働省の在宅率は3割程度(LINK)というからお笑いだ。上級国民ばかりが免罪符を貰ったとでもいうのだろうか?
東京都で新型コロナウイルスの新規感染者が700人を超えていた4月20日、日本医師会の中川俊男会長(69)が自ら発起人となり、政治家の政治資金パーティーに参加していたことが、「週刊文春」の取材でわかった。-週刊文春
沖縄県の玉城デニー知事は7日の記者会見で、大型連休中に妻の実家などでバーベキューをしたとツイッターに投稿した件について謝罪した。- 沖縄タイムス
百貨店業界は解釈を変更して営業拡大が相次いでいるそうだ(LINK)。私がブログで予想していたが(LINK)、その通りになった。だいたい補償はないが休業を要請という民業圧迫の姿勢がおかしい。民業圧迫するなら議員・公務員の給与も一律で給与カットすればいい。血税を原資に身分・収入を保証されておいて、民間企業に圧政を引くのは愚の骨頂である。暴動が起きないのがもはや不思議な状況だが、無能な政治・行政の怠慢は将来の日本に大きな禍根を残すかもしれない。