『ヒストリエ』のペルシア戦争後の想定の考察 | 胙豆

胙豆

傲慢さに屠られ、その肉を空虚に捧げられる。

漫画の記事の目次に戻る

 

岩明先生が『ヒストリエ』の11巻の単行本作業に入ってすでに数か月が経過したので色々書いていくことにする。

 

あ、以下はネタバレしかないです。

 

以前にも『ヒストリエ』については色々書いているから、一応、そっちを先に読んでいると以下の内容が分かりやすいかと思います。(参考)

 

この記事の内容は全体的にペルシア戦争より後の話で、更にアレクサンドロス大王が死んだ後についての解説や考察だから、『ヒストリエ』という物語のネタバレなのだろうと思うけれども、天地がひっくり返ったところで、天と地の狭間で太陽が月を裏切ったところで、何をしたところで岩明先生が作画をし続けている限り絶対に辿り着けない物語の部分についての言及なのだから、それは果たしてネタバレと言えるのかという根本的な疑問はある。

 

一応、アフタヌーンに最後に載った『ヒストリエ』のエピソードだと、そろそろフィリッポスが王位をアレクサンドロスに譲ったり譲らなかったりする場面だけれども、現状の進行速度だとペルシア戦争に至れるのかすら僕には分からない。

 

ちなみになんだけれども、岩明先生は『ヒストリエ』という物語をやはり、プルタルコスの『英雄伝』(『対比列伝』)に基づいて描いていて、基本的に物語は『英雄伝』のエウメネスの話に沿った形で構成されていくのだろうと思う。

 

『ヒストリエ』の主人公であるエウメネスの事績について書かれたテキストはプルタルコスの『英雄伝』の他にネポスの『英雄伝』やポリュアイノスの『戦術書』等があるのだけれども、それらは入手が困難なテキストになる。

 

適当にAmazonで調べたら、ネポスの『英雄伝』は8000円以上したし、『戦術書』に関しては16000円以上した。

 

当時と今とでは入手の方法や値段に差があったということはあるけれども、そんなものを学術的な目的以外で買う人間なんてそうそう居ないのだから、普通に岩明先生がそれらを購入して読んで、面白いと思ってエウメネスを主人公にした物語を描こうと思ったという一つの出来事はそんなに想定できるものではないと思う。

 

もっと手軽に入手できるようなエウメネスについての事績が書かれたテキストを読んで、それに感銘を受けて、エウメネスの物語を描こうと思ったというのが想定できる流れであって、プルタルコスの『英雄伝』はもっと安価で入手することが出来る。

 

定価で一応調べたけれども、ネポスに比べてプルタルコスは半額以下で入手することが出来るみたい。

 

・追記

この追記はこの記事を書いた数年後のものだけれど、後の検証でネポスの『英雄伝』も『戦術書』も岩明先生は読んでいるということが分かっている。

 

何故そうと言えるかと言うと、その両方の本を色々確かめた結果、『ヒストリエ』に直接つながる言及が確認されたからになる。

 

これを書いた時はエウメネスの話だけを読んでいて、後にその二つの本を読んで他の人物に関しての言及を少し検証した時に、『戦術書』とネポスの『英雄伝』のその両方を読んでいると判断せざるを得ない内容が書かれていた。

 

この記事を書いた時にはその文章を読んでいなかったから色々仕方ないね。

 

もっとも、実際その二冊の本は岩明先生は読んでいるし、『ヒストリエ』の参考にもされているのは確実である一方で、以下でも言及するように、『ヒストリエ』の最も重要な材料はやはり、プルタルコスの『英雄伝』であるという理解はこれを書いている現在でも変わっていない。

 

追記以上。

 

それに加えて以前言及したけれども、プルタルコスの『英雄伝』にはフォーキオンとデモステネスという『ヒストリエ』で重要な役割を果たしている人物の列伝が収録されていて、それらはネポスの『英雄伝』には収録されていない。

 

(岩明均『ヒストリエ』8巻p.23)

 

更にプルタルコスの『英雄伝』にはアレクサンドロスの列伝もあるし、岩明先生が以前描いた『ヘウレーカ』に登場するマルケルスの列伝もある。

 

僕は結局、手元に旧字体のテキストしかないからという理由でエウメネスの列伝しか読んでないのだけれども、ちょっと、『英雄伝』にアッタロスがどのような形で言及されているか気になって、英語版の『英雄伝』がウェブ上にあったから、そのサイトでF3キーを押して英語でアッタロスと入れて、アッタロスについての言及を調べたことがある。

 

すると、フィリッポスがエウリュディケと婚姻するに際してアッタロスが何らかの役割を演じるシーンが検出された。

 

アッタロスは歴史の人物としては大した活躍はないのだけれども、『ヒストリエ』では割かし重要な役割を果たしていて、一方で『英雄伝』ではしっかりとアッタロスが役割を持っていて名前も言及されているということを考えると、やはり、『ヒストリエ』の一番重要な下敷きはプルタルコスの『英雄伝』なのだと思う。

 

『ヒストリエ』にはエウメネスの義理の兄であるヒエロニュモスの著書にある断片的な記録によって、エウメネスについての事績が分かっているけれど現存していないという言及がある。


(2巻p.30)

 

この言及なのだけれども、岩波文庫のプルタルコスの『英雄伝』の中に歴史書をヒエロニュモスが書いたが残っていないという記述がある。

 

「 さうして攻囲が長引いているうちに、やがてアンティゴノスはアンティパトロスがマケドニアで死去し、カッサンドロス(アンティパトロスの息子)とポリュスペルコーン(アレクサンドロス大王の将軍の中で最年長の人)との不和から(中略)、事態が混乱してきたと聞くと、小さな望を棄てて支配権を全て握ろうと企て、その計画のためにエウメーネスを味方にしようと考えた。そこでヒエローニュモス(エウメネースと同国のカルディアー人。前三百二十三年アレクサンドロスの死から前二百七十二年ピュルロスの死までの歴史を書いているが、今残っていない)をエウメネースのところへ使に出して、休戦の交渉をさせたが、その時出した誓の文句をエウメネースは訂正して、自分を攻撃しているマケドニアの人々にどちらの誓の方が正しいかを判断するように提議した。」(河野与一訳『プルターク英雄伝』 岩波文庫 1955年 p.56 旧字体は新字体に変更)

 

岩明先生が読んだ『英雄伝』が何処の出版社から出ていて、誰が翻訳したものなのかは知らないのだけれども、おそらく、岩明先生が読んだ『英雄伝』にも、ヒエロニュモスへの注釈があって、彼の著書が残っていないという言及があるのだと思う。

 

種々の要因から僕は、『ヒストリエ』の原作はプルタルコスの『英雄伝』だと思うから、その『英雄伝』の中に言及のあるエウメネスの事績と、『ヒストリエ』で既に描かれた情報から、岩明先生が今後、どのようなことを描こうとしているかについて、想定できることを色々書いていく。

 

だから、ネタバレでしかなかったりするのだろうけれども、どうせ現状のペースだとペルシア帝国をアレクサンドロスが討ち滅ぼすまで描けるとは思えないし、ペルシア帝国を滅ぼした後にアレクサンドロスはインドまで遠征に行くのだから、どうあがいてもこの記事で言及する内容に『ヒストリエ』という物語は至らない。

 

実際、インドにはギリシア人の王国がアレクサンドロスの後に残っていて、原始仏教のテキストである『ミリンダ王の問い』というそれの中で、仏教徒であるナーガセーナと、ミリンダ王であるメナンドロスとの対話という設定で色々書かれている。(参考)

 

歴史的事実としてアレクサンドロスはインドまで征服したのであって、エウメネスは地球の裏側を見たいのだから、そこを端折るとはとても考えられない。

 

(5巻p.104)

 

そういったことを考えると、現状のペースでは僕が以下で書こうとする内容に『ヒストリエ』は至らないのだから、ネタバレにすらなっていないという可能性もある。

 

作画を他の人にバトンタッチしたり、アシスタントを入れたりしたら辿り着けるかもだけれども、どうしてもなぁ…。

 

僕はもう、既に色々諦めている。

 

『英雄伝』自体は第一節でそれまでのことをざっくりと説明していて、『英雄伝』にあるエウメネスの物語はアレクサンドロスの死後がメインになる。(参考)

 

そこの記述の中で、既に『ヒストリエ』で描かれている描写について、これはその時のためなのではないか?と思えるようなものが2~3あったので、前置きが長くなってしまったけれども、今回はそのことです。

 

まず、エウメネスはアレクサンドロスの死後、カッパドキアとパフラゴニアを領土として得る。

 

パフラゴニアはゴアの村があったところです。

 

(3巻p.99)

 

パフラゴニアを得るに際して、ボアの村の友人と再会したり、"親切な"テレマコスさんと軍事的な衝突をするのだろうという話は以前した。(参考)

 

そのことはそのことで良いのだけれども、その後に近隣国のアルメニアにエウメネスは攻め込んでいる。

 

そのアルメニアはネオプトレモスの領土になる。

 

(6巻p.212)

 

ネオプトレモスってのはこの人ね。

 

『ヒストリエ』ではオリュンピアスの護衛でしかなかったのだけれども、後にアルメニアの太守に任命されるのだから、大した出世だよなと思う。

 

これは『ヒストリエ』の単行本11巻に収録される内容なのだけれど、ネオプトレモスはオリュンピアスの腹心としてちょっとした活躍をしている。

 

そのネオプトレモスはペルシア戦争後の封土で領土を貰ったということはアレクサンドロスの旗下の将軍になっていたということになって、そういう話は今後『ヒストリエ』で描かれるのかもしれない。

 

…『ヒストリエ』で到達しそうな場面について言及した場合、予想が外れたとしたならばただ恥をかくだけなのだから、あんまりそういう言及はしたくないのだけれど。

 

このことも『ヒストリエ』の物語で到達できる範囲のことなのだけれども、11巻の内容ではパウサニアスが登場している。

 

この人物は史実では…というか『英雄伝』ではフィリッポスを殺害する人物なのだけれども、個人的に『ヒストリエ』で彼は、ヘファイスティオンと名前を変えて、アレクサンドロスの腹心として働くのではないかなと考えてる。

 

・追記

この記事を書いている時はそのように予想していたのだけれど、後々、『ヒストリエ』の連載が進んで色々なことが明らかになった結果、そのような展開は起こらなそうということが分かったので、その話についての言及は修正することにした。

 

僕は作者ではないので、岩明先生が何を考えているかだなんて分かりようがなくて、まぁ色々仕方がない。

 

『ヒストリエ』作中ではパウサニアスはアレクサンドロスと酷似しているという描写がされていて、一方で史書に言及のあるヘファイスティオンはペルシア王にアレクサンドロスと間違えられるというエピソードがあるから、もしかしたらパウサニアスがヘファイスティオンに転身するのでは?と書いてあったけれど、2021年現在にアフタヌーンで掲載されている『ヒストリエ』の描写だと、そのような展開にはならなそうだとと分かったので、記事を少し書き直すことにした。

 

何故そんなことを言うかについては、12巻が発売されたときに、描かれるパウサニアスの描写を読んでみれば分かると思う。

 

パウサニアスがアレクサンドロスとそっくりな顔をしているという話はどういう意図があったのかは定かではないけれど、もしかしたらヘファイスティオンのエピソードを岩明先生が知っていて、ミスリードのためにそのような描写を選んだのかもしれない。

 

・追記以上

 

というか、そういう風に『ヒストリエ』が辿り着ける範囲の内容を言及すると、もし違う展開になった時にただ恥をかくだけなんだよなぁ…。

 

なので、『ヒストリエ』が辿り着かない領域についての話に戻す。

 

ネオプトレモスがアルメニアの領土を得たということは先に言及したけれども、ネオプトレモスはその統治に失敗する。

 

それに伴って、エウメネスはアルメニアの反乱軍の鎮圧のために兵を動かすことになる。

 

おそらく、この時に"鐙の装備を持つスキタイ人の集団"にエウメネスは出会う。

 

アルメニアの領域はスキタイの領域に近いところに存在している。

 

歴史的アルメニアと現在のアルメニア共和国の領域はかなり違うのだろうけれども、とにかく、スキタイの領域の近くにアルメニアという地域は存在している。

 

(https://matome.naver.jp/odai/2148497910847157901/2149094306387464503より)

 

(Wikipedia スキタイより)

 

下の画像のペルシアとスキタイの国境辺りにアルメニアはある。

 

具合の良い画像が見つからなかったけれども、まぁスキタイの領域寄りの地域にアルメニアはあるということは伝わったと思う。

 

このアルメニアなのだけれども、スキタイ人が侵入していたらしくて、その旨はWikipediaのアルメニアの記事に言及されている。(参考)

 

こういう時はWikipediaの記述ではなくて、しっかりとした文献を出典として持ってきたいのだけれども、手元に古代アルメニアについて書かれた資料がないから仕方がない。

 

とにかく、アルメニアという場所はスキタイは存在していてもおかしくない地域になる。

 

『ヒストリエ』の主人公であるエウメネスは、スキタイ人なのだけれど、彼の出身部族は、ペルシアと敵対する部族だったという言及が本編中にある。

 

(6巻pp.75-76)

 

エウメネスの出身部族がペルシアと敵対する部族であって、アルメニアはペルシアとスキタイとの国境近くにある国であるということを考えると、エウメネスが自身の出身部族と出会う可能性が一番高いのは、ネオプトレモス救援のために訪れたアルメニアであるだろうという推測がある。

 

もっとも、この話には岩明先生が『ヒストリエ』でエウメネスの出身部族を出すつもりがあるならという付帯条件は付くのだけれども。

 

岩明先生にそのつもりがあるならば、アルメニアに混乱に乗じてスキタイ人が侵略してきたとか、傭兵としてスキタイ人が雇われたとかで、エウメネスの軍隊とエウメネスの出身部族が衝突するという可能性がある。

 

この時にエウメネスは既に鐙を用いた騎馬隊を編成している可能性が高いのだけれども、その"スキタイ流"で本物のスキタイ人と戦闘するという展開は非常に熱いので、そういうことを想定している可能性は十分にあると思う。

 

(6巻p.80)

 

エウメネスはクラテロス将軍と軍事的衝突をした際に、クラテロス将軍のギリシア兵からの人気を鑑みて、裏切られることを警戒して、クラテロス将軍のことを知らない外国人部隊を前線においてぶつけたのだけれども、その外国人部隊にエウメネスの出身部族の人々が用いられるという可能性はある。

 

とはいえ、ボアの村関係などの人材もあるので、エウメネスが率いる外国人部隊がエウメネスの出身部族の人々になるかどうかは分からない。

 

…まぁ、『ヒストリエ』がそこに辿り着くことはないだろうけれども。

 

その後なんやかんやあってエウメネスはアンティゴノスと敵対するのだけれども、その中でアンティゴノスはエウメネスの立て籠もる城を包囲するという場面がある。

 

僕は、フィリッポスは将来的にアンティゴノスと名前を変えるのだろうと思い込んでいるけれども、もしかしたらこの場面で、『ヒストリエ』の中に存在する「この話いる?」って要素が使われるのかもしれない。

 

具体的には以前引用したこのシーンです。

 

「 アンティゴノスが攻めて来て包囲を始める前にエウメーネスを会談に招いたところが、エウメーネスはアンティゴノスの味方でアンティゴノスの後に軍を指揮するものは多いが、自分はその為に戦ってやっている人々のうちに自分の後に残るのが一人もいないと答え、自分と会談したいなら人質を送れと言ってやった。またアンティゴノスが目上に対する様に物を言えと求めると、『私が剣の主人である限り、自分の目上のものは一人も認めない。』と言った。それでもアンティゴノスは、エウメーネスが要求したように甥のプトレマイオスを要塞に寄越したので、エウメーネスは下りて行って互いに抱き合って挨拶を交わしたのは、前に非常に親しい間柄だったからである。会談は長い時間かかってエウメーネスは自分の身の安全や講和については一言も触れず、太守領を自分のものと確認し褒美に貰ったものを戻してくれと要求したので、そこに列席した人々は驚いてその気位と自信に感服した。(同上pp.54-55)」

 

この場面で、エウメネスは将棋盤を持っていくのではないかと僕は思う。

 

(7巻pp.133-134)

 

現状の『ヒストリエ』の物語だと、何のためにこの将棋の話が存在しているのか全く分からないけれども、先の引用の場面で将棋が登場して、エウメネスとアンティゴノス(フィリッポス)が将棋をさすというシーンを考えると、それは非常に感慨深いシーンになる。

 

友好的な関係性であった頃に二人で行った将棋を、敵対関係になった後にもう一度行うという場面は、色々な想像が膨らんでくる。

 

特にエウリュディケに関してで二人ともに将棋についての印象が強い。

 

(8巻p.13)

 

(10巻p.166)

 

エウリュディケは史実ではフィリッポスの暗殺に際して死んでいて、『ヒストリエ』の物語では現状、生き残るのか死ぬのか分からないけれども、死ぬとしたならば、二人にとってこの将棋という遊戯は強い感傷を惹き起こす類のものになる。

 

エウリュディケが死ななかったとしても、アンティゴノスにはデメトリオスという息子が存在して、そのデメトリオスの生母にエウリュディケがなる可能性もあって、将棋を持ち出すことによってエウメネスは、エウリュディケを奪ったというアンティゴノスの"引け目"を出させることが出来る。

 

エウメネスはペルシア戦争後にバルシネの妹と婚約するのであって、フィリッポス暗殺事件の後にエウリュディケが生き延びて、エウメネスの配偶者として落ち着くという展開はないと思う。

 

そして"引け目"について言えば、11巻の内容でエウリュディケは暗殺未遂にあっていて、エウメネスはフィリッポスにそのことについて「あんた最低だよ」と言っていて、もし、エウリュディケが史実通り死んだとしたならば、それはフィリッポスが室に選んだことが理由なのであって、色々な情動がそこにある。

 

将棋盤をその場に持っていくだけで、エウメネスは交渉において心理的に有利に立つことが出来る。

 

とはいえ、『ヒストリエ』の言及ではフィリッポス(アンティゴノス)は将棋が弱いという話なので、この包囲戦の勝敗を将棋で決めようという話にはならないだろうとは思う。

 

岩明先生が将棋というものをどのように配置するつもりなのかは現状だと分からないけれども、僕が把握している限りで一番大きな効果を出しそうなのはこの包囲戦の時かなと思う。

 

まぁそこまで『ヒストリエ』という物語は至らないんですけどね…。

 

ちょっとこなさなければならないイベントが多すぎる。

 

フィロータスは史実だと粛清されているのだけれども、そのフィロータスをわざわざ描いたということは、フィロータスの粛清も描くつもりだということであって、レオンナトスのことを重要な位置づけで描いているということは、レオンナトスのギリシア本土での戦いも描くつもりだろうという推測がある。

 

それ以前にエウメネスの結婚のこともあるのだから、なんつーか、物理的に色々無理だと思う。

 

まぁ仕方ないね…。

 

そんな感じです。

 

では。

 

漫画の記事の目次に戻る