太平洋戦争史と心霊世界 -8ページ目

太平洋戦争史と心霊世界

海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


 北海道旅行記を掲載していますが、なんかこの書きっぷりだと長くなる予感・・・。うまく纏まればいいんですけどね。

 

 さて札幌に到着した初日1日目。最初に真駒内駐屯地の見学にAさんと出かけました。


真駒内駐屯地の入口  真駒内駐屯地の入口。左手に見える青い屋根の建物が史料館(1号館)。

(注:青屋根の建物は史料館でなく、米軍進駐時代に建てられた元教会であるとのご指摘をいただきました)

 

 ガイドをしてくださる自衛官のHさんが大雨の中、車で迎えに来てくださいました。Hさんには見学申請の際も、休暇を取られていたにもかかわらず快くご対応いただき感謝の至りです。m(_ _ )m


第十一旅団司令部 

 真駒内は第十一旅団司令部です。陸自の編成単位は【師団⇒旅団⇒連隊⇒大隊】ですよね。

 

真駒内の史料館は、なんと3棟もあります!こんなにある史料館、駐屯地でも希少ですね。では順番にご紹介ということで。 

 

 

■ 史料館(1号館)



サイロ展望塔 

 前出の青い建物は1号史料館でしたが、実は昔はサイロでした。サイロって農産物を貯蔵する倉庫です。2階は「サイロ展望塔」になっていて、駐屯地の遠景が見わたせます。


「サイロ展望塔」からの眺め 

 「サイロ展望塔」からの眺め。青屋根のサイロが階下になっています。病院が見えたので、ガイドHさんとAさんの間で自衛隊の病院談義が交わされていました。内容は・・・ヒミツ。(^_^;)


札幌冬季オリンピックの記念品 

 サイロの階下には、1972年に開催された札幌冬季オリンピックの記念品が陳列されていました。


建築物の模型 

 それと札幌雪祭りでの雪の建築物などの模型があります。これらの雪像も自衛隊が協力して造っています。


雪の建築物 

 「雪の建築物は建築専門の方がデザインするのですか?」とガイドさんにお訊きしましたが、そうでなく建築の知識のない自衛官さんが製作しているとのこと。

 

こんな精巧な造形を素人の自衛官さんが作るなんて、恐るべき技術ですね。きっと前代から技術が継承されていくのでしょう。


真駒内会場での雪まつり  真駒内会場での雪まつりのスナップ写真。

 

 静まり返った史料館の中で、サイロの屋根から雨のはじける音だけが聞こえてきます。その間にも、ガイドさんの説明が続きました。


 

 1号史料館を見学し終わり、外に出ると敷地に何か停車しています。「高射砲?」というと、「155mm 自走榴弾砲(りゅうだんほう)」とAさん。

 

 このあと、この自走砲の話題が出るたび、「高射砲」と口を滑らし、そのたびAさんから呆れて訂正されることになります。σ(^_^;)

 

 真駒内駐屯地、まだ続きます。次は北海道ならではの展示です。


大通公園  札幌市内の大通公園

 

 今回の旅行の同伴者は北海道在住のAさん。札幌では戦争関連の史跡等を案内していただく予定。その後は旭川や富良野方面へ遠出します。

 

新千歳空港に到着したので、早速携帯で連絡。ところが・・・携帯が繋がらない!

 

 「えーっ、何これ!?」真っ青になり、あちこちいじるが携帯は沈黙。そうしているうちにシャトルバスを逃してしまい、Aさんとの集合場所へ1時間遅れて到着。もちろんAさんには事前に公衆電話で遅れることを連絡しましたが、バツが悪い思い・・・。

 

このあと真駒内駐屯地を見学予定だったのですが、このトラブルのため食事時間がとれず、昼食をスキップ。


石川啄木  かつて札幌に滞在していたことがある、石川啄木にちなんだ碑。

 

Aさんには携帯ショップをあちこち探してもらい、おまけに大雨の中、置き場所のない私のスーツケースをずぶ濡れになって自宅まで運んで保管していただき、ホント感謝です。

 

携帯の不調も結局自分自身で原因を作っていたのですが、何かトラブルがあるのではと札幌入り以前から嫌な予感がしていました。

 

成田空港へ向かう途中、エスカレーターに乗っていたら突然ガクッと動作が止まってしまったのです。エスカレーターが急停止するなんて、多分初めて。原因はわからず、とにかくスーツケースを引きずって自力で上りました。

 

 エスカレーターでのトラブルは警告だったのでしょうか。もう終わったことは仕方がない。気を取り直してあらかじめ予約しておいた、真駒内駐屯地をAさんと見学に行きました。


真駒内駐屯地の注意書き  真駒内駐屯地の入口にあった注意書き。

 

英語で「キャンプ真駒内。許可なく立ち入り禁止。国内法で罰せられます」というのは分かりますが、中国語で書かれているのはなぜ?内容が分からないけど。

 

もしかすると、不法侵入などが過去にあったのかもしれませんね。


 8月下旬に北海道旅行をした際の出来事を綴ります。

 北海道の人は日本本土を「内地」って呼ぶんですよね。何だか北海道だけ戦前の時代が続いているみたいです。


成田空港 

 そんな内地の成田から、札幌の新千歳空港に向けて早朝出発しました。


離陸直後 

 8月の容赦ない日差しが照りつける成田を離陸。うねうねとした丘陵が続く山野を、以前は「日本らしい景色だなー」と国際線の窓から見下ろしていましたが、今回は初めて国内線。

 

フライトも1時間ちょっとでラクチン! 空港上空を1度旋回して北上していきました。


新千歳空港 

 新千歳空港に向けてランディングが始まります。でも下界に目を凝らすと、あれあれ!?雨が降っている~!!

 

 灼熱地獄の成田から一変、雨のはじける札幌へ。随分天気が違うんだ・・・、だから本州は「内地」として、北海道と区別されるのかもね。でも雨がなんだか嫌な予感・・・。

 

 飛行機搭乗口の連絡通路に「ROYCE’」(ロイズ)という北海道で有名なチョコレートの広告が貼られていたのが北海道らしかったです。

 

 この旅行は体調不良などで気持ち的に余裕がなかったこともあり、あまり写真を多く撮りませんでしたがご了承くださいね。しかし嫌な予感は的中した・・・。


北海道 


8月には北海道へ旅行に行ってきました。病状を考えると、海外旅行は不測の事態があった場合怖いので、国内にしようと思いました。

 

 以前に極寒の地・カナダに居住していたことがあるのですが、私自身暑さが嫌いな人間なので、結構気候は気に入っていました。

 

ところが日本へ帰国すると、夏は熱帯かと見まがうばかりの暑さ。こりゃたまらん、北海道にでも引っ越したいなあと、一時期本気で思っていたことがあったのです。

 

そんな過去もあって、北海道へ行こうと決めました。私はブログを見ての通り、歴史に関心がある人間ですので、戦史の資料館なども結構回りました。それで初めは通常通り史料館の展示物中心に書こうと思っていました。

 

でも今回は一人旅でなく同伴者もいたので、資料館の紹介をしながら全体として紀行風に書いてみようと考えなおしました。久しぶりの国内旅行でした。以後関連記事をアップしていきます。


コスモス 


 大部以前ですが、高級霊・シルバーバーチの言葉で、「自分の成長に必要不可欠な事柄は、自分自身の欲求と言う形で湧き上がってくる」、という話を以下に載せたことがあります。

 

 

■人生を開く秘訣 【シルバーバーチ】

http://urx.nu/bzbu

 

 これは例えば子供を持ちたいと強烈に思っている場合、育児などを通して自分自身を成長させる人生が設定されている、という事を意味しています。

 

 この文章を見つけて以来、自分の人生体験として何が必要で何が不要なのか、時折考え続けていました。そしてある結論に達したのですが、それは私の人生には結婚は必要なかったのだろうな、ということです。

 

 恥を承知でプライベートな事項を書きますが、これをご参考に自分の人生には何が必要なのか、ということを探索していただく参考になりましたら幸甚です。

 

 私の祖母は結婚をネガティブに捉えていました。私が物心ついた時から、「結婚は大変」という話を始終私にしていました。戦前社会ではありがちでしたが、彼女は意に沿わないお見合いに臨んで結婚話を勝手にまとめられたのです。

 

 それを聞いた子供としての私の精神には恐らく、「結婚って大変なんだ」という固定観念が無意識下に植えつけられ、ネガティブな結婚観を持つようになったのではないかと思います。

 

 でも私自身の結婚観がネガティブ観に満たされたからと言って、この場合は祖母が悪かったわけではありません。問題は、なぜ私がそのような環境を選んで生まれて来たか、ということです。


湖 
 

 霊界通信では人間は生前、自分のおおまかな人生計画を立て、地上世界に誕生してくると言われています。ひとつひとつ体験するだろう出来事は、物事の選択次第で詳細は変わってきますが、人生航路は定められています。

 

「なぜこのような家に生まれたんだ!?」と立腹する人も中にはおられるかもしれません。しかしどのような両親・祖父母・兄弟姉妹のもとに生まれるかということは、実は自分で選択した結果なのだと言われています。

 

 だから自分のケースを考えると、結婚にネガティブ観を持っている近親者のもとに誕生する、という条件を自ら選んだのではないかと思っています。そうすると結婚というイベントから興味がそがれるでしょうね。

 

 実際、私自身も結婚という出来事に心が動かず、身近な人間が結婚して行っても「ふ~ん・・・」という他人事のような気持ちしか抱けませんでした。

 

これは何も祖母一人の責任に帰するわけではなく、もともと私自身も興味の対象が別方向に向いていたということもあります。

 

 合コンなども関心が出ないので、ついに一度も行きませんでした。特定の人から見たら、ひどく退屈な人生なのだろうな、と想像してしまいます。

 

 結婚に興味が持てないという事は、霊界通信的に解釈すればその人の人生には結婚は必要ない、ということになります。どうしても自分を向上させるために必要不可欠な出来事は、欲求として意識上に上ってきますから。

 

 このように自分の生まれ育った環境を分析してみれば、自分の人生には何が必要なのか、おぼろげながらでも掴めるかもしれません。

 

生まれてくる子供の場合は自分で選択はできません。でもなぜこの子が自分の許へ来たのだろうと考えると、なんとなく納得できることも多いかもしれませんね。