雨の真駒内駐屯地(3) 【札幌・北海道紀行】 | 太平洋戦争史と心霊世界

太平洋戦争史と心霊世界

海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


 北海道旅行記を掲載していますが、なんかこの書きっぷりだと長くなる予感・・・。うまく纏まればいいんですけどね。

 

 さて札幌に到着した初日1日目。最初に真駒内駐屯地の見学にAさんと出かけました。


真駒内駐屯地の入口  真駒内駐屯地の入口。左手に見える青い屋根の建物が史料館(1号館)。

(注:青屋根の建物は史料館でなく、米軍進駐時代に建てられた元教会であるとのご指摘をいただきました)

 

 ガイドをしてくださる自衛官のHさんが大雨の中、車で迎えに来てくださいました。Hさんには見学申請の際も、休暇を取られていたにもかかわらず快くご対応いただき感謝の至りです。m(_ _ )m


第十一旅団司令部 

 真駒内は第十一旅団司令部です。陸自の編成単位は【師団⇒旅団⇒連隊⇒大隊】ですよね。

 

真駒内の史料館は、なんと3棟もあります!こんなにある史料館、駐屯地でも希少ですね。では順番にご紹介ということで。 

 

 

■ 史料館(1号館)



サイロ展望塔 

 前出の青い建物は1号史料館でしたが、実は昔はサイロでした。サイロって農産物を貯蔵する倉庫です。2階は「サイロ展望塔」になっていて、駐屯地の遠景が見わたせます。


「サイロ展望塔」からの眺め 

 「サイロ展望塔」からの眺め。青屋根のサイロが階下になっています。病院が見えたので、ガイドHさんとAさんの間で自衛隊の病院談義が交わされていました。内容は・・・ヒミツ。(^_^;)


札幌冬季オリンピックの記念品 

 サイロの階下には、1972年に開催された札幌冬季オリンピックの記念品が陳列されていました。


建築物の模型 

 それと札幌雪祭りでの雪の建築物などの模型があります。これらの雪像も自衛隊が協力して造っています。


雪の建築物 

 「雪の建築物は建築専門の方がデザインするのですか?」とガイドさんにお訊きしましたが、そうでなく建築の知識のない自衛官さんが製作しているとのこと。

 

こんな精巧な造形を素人の自衛官さんが作るなんて、恐るべき技術ですね。きっと前代から技術が継承されていくのでしょう。


真駒内会場での雪まつり  真駒内会場での雪まつりのスナップ写真。

 

 静まり返った史料館の中で、サイロの屋根から雨のはじける音だけが聞こえてきます。その間にも、ガイドさんの説明が続きました。


 

 1号史料館を見学し終わり、外に出ると敷地に何か停車しています。「高射砲?」というと、「155mm 自走榴弾砲(りゅうだんほう)」とAさん。

 

 このあと、この自走砲の話題が出るたび、「高射砲」と口を滑らし、そのたびAさんから呆れて訂正されることになります。σ(^_^;)

 

 真駒内駐屯地、まだ続きます。次は北海道ならではの展示です。