肉嫌い、または動物愛護などの理由で肉食を避けている場合、普通の人と会食するのに一苦労しますよね。
例えばアメリカ・カナダなどの北米では、レストランにベジタリアン料理が一品くらい置いてありますが、日本ではそういう意識さえ浸透していないので、普通の飲食店では期待できません。
私もこの点で問題を抱えるので、どうしたものかな、と改めて飲食店をあちこち調べてみました。
すると案外牛丼など肉料理メインの店でも、肉以外の食事を頼める店がありました。私の場合は魚介類・卵乳製品は摂るので、ここでの「菜食」は肉以外の料理ということになります。
以下は試しに注文してみた食事です。価格的に、会社員がワンコインランチ(500円)で食べるような内容ですね。
■松 屋
http://www.matsuyafoods.co.jp/
お馴染みのエコノミー価格の牛丼・カレーのチェーン店です。
サイドメニューを寄せ集めて定食を注文しました。440円。
内容はご飯、みそ汁、ポテトサラダ、漬物、生卵。ご飯とみそ汁の単品は券売機になかったので、尋ねたら店員さんに直接お金を支払ってくださいと言われました。
ご飯の量が普通のお茶碗1杯半~2杯分くらいあるかも。男性を意識した量です。量的には、ほぼお腹いっぱいになりました。
■すき屋
http://www.sukiya.jp/
こちらも牛丼とカレーのファーストフード的飲食店。
鉄火丼を注文。税込で約600円。
松屋は肉の匂いがかなり漂っていましたが、すき屋ではしませんでした。私は匂いとか構いませんけどね。
鉄火丼の他に、松屋の定食のようなメニューも注文可能です。
■カレーハウス COCO壱番屋
http://www.ichibanya.co.jp/index.html
カレー屋さんです。メニューは肉のカレーとかシーフードカレーとか色々。カレーはシーフードでも何でも肉のエキスが入っていますよね。
だから普通ベジタリアンの方は食べないと思いますが、私が会食する場合は、状況に応じてその位だったら食べることもあります。
「特定原材料の入っていないカレー」(100g)、明太マヨサラダ、フライドポテト。コーヒーは最初頼む気はなかったのですが、100円ということで追加注文。全部で700円。
「特定原材料の入っていないカレー」は量が少ないですが、実はアレルギーを持つ子供用のメニューで肉のエキスが入っていないカレーです。
日本では食事はアレルギー対策までは配慮するけど、宗教上タブーとなるような食べ物までには、なかなか目が向かないようです。
食事内容はよかったです。ほぼ満腹になりました。
要は肉がメインの飲食店だからと言って、初めから肉料理しかないのだろうと決めつけない事かな?探せば、肉以外の食べ物も見つかることがありますよ。
最近は牛丼店も、牛丼だけでは利益が上がらないということで、サイドメニューにも力を入れているそうです。