太平洋戦争史と心霊世界 -4ページ目

太平洋戦争史と心霊世界

海軍を中心とした15年戦争史、自衛隊、霊界通信『シルバーバーチの霊訓』、
自身の病気(炎症性乳がん)について書いています。


髙荷義之展1 

 先日、根津の弥生美術館で開催されている高荷義之(たかに
よしゆき)展を見てきました。プラモデルや兵器系の挿絵画家として有名な方です。

髙荷義之展2 

 東京大学の向かいにある弥生美術館。竹下夢二美術館も併設されています。


髙荷義之展3 

 高荷氏はのちにガンダムなど、サンライズ系のアニメの挿絵も手掛けていますが、戦車や軍艦など兵器系の絵は昭和40年代の作品が多かったです。

 

 驚くほど精緻なタッチで、兵器機材の陰影や汚れ具合が独特の雰囲気を醸し出しています。

 

今までどこかで見たような画風だなと思いましたが、この方が描かれていたとは全く知りませんでした。


髙荷義之展4 


 ガンダムの挿絵にしても、アニメキャラが実存の人物のようにリアルに描かれており、絵がリアルな説得力を持っているんです。この方人物を描いても秀逸なんでしょうね。

 

 髙荷義之展は1225日までの開催です。


髙荷義之展5 

【弥生美術館】~鋼(はがね)の超絶技巧画報~ 髙荷義之展

http://urx.nu/e1u3

 

【インタビュー記事】「プラモデル箱絵」、超絶技巧の画材は「小学校用の絵の具」だった!…第一人者、高荷義之さん絵を語る

http://urx.nu/e1Ab


 東京を離れ、ようやく関東の一角に引っ越ししたら、既に11月になっていました。あと今年も2か月です。


菊 

 自衛隊関連のイベントには行きにくくなるし、多少の不便さを免れませんが静かな環境は気に入っています。

 

 スポーツジムも既にやめていますので、自分で筋トレの器具を購入して自宅でエクササイズすることにしました。それにプラスしてウォーキングですね。


筋トレ用具 

上の筋トレ関連器具一式揃えるのに、スポーツジムの会員料金1か月分もかかりませんでした。100円ショップに売っている器具もあります。



花 

 寒さもそろそろ厳しくなってきますので、皆様もお気を付け下さいませ。引っ越しして一段落したので、ブログの方も更新を続けていきたいですね。


 今回は小樽での食べ歩き編です。



たこ焼き  野球ボール大のたこ焼きを発見!1450円。


たこ焼き店 

 たこ焼き器の中に野球ボールが埋まっているみたいです。小樽の商店街を一巡してから食べようと思っていたら、忘れてしまいました。

 機会があったら、どなたか試してみてくださいね。(o^-')b


メロン  北海道といえばメロン。


揚げ芋  揚げ芋(左)と北海道名物、じゃがバター(右)。

 

 じゃがいもを揚げた衣はほのかに甘く、やみつきになりそう。揚げ芋の衣はホットケーキミックスの粉で揚げているようです。だから甘いんですね。


六花亭  途中に六花亭という、有名なお菓子のお土産屋さんがありました。


六花亭・休憩コーナー 

 お土産を見に入ったついでに、シュークリームとバターサンドを買って休憩。ここは休憩コーナーがあって、コーヒーは無料でいただけます 。


アイスクリーム 

 ピンボケですが、何のアイスクリームだったか忘れました。この日は買い食いばかりで、確かお昼抜きになってしまいました。


花畑1 


 『シルバーバーチの霊訓』から、前回は以下の「宇宙の摂理」の一つをご紹介しました。

 

■突飛な主張が共感を得られない理由

http://urx.nu/dbZT

 

 内容を要約すると、人類は持ちつ持たれつ進化向上するのであって、特定のずば抜けて優れた国家、人種などの集団は存在しない。従って何の発想にしても、その時代の社会常識内の中からアイデアが生れ、新たな思想として発展していくという法則です。

 

 ところが『シルバーバーチの霊訓』では時として、現代社会の常識を超えた「宇宙の摂理」が述べられています。例えば「肉食はいけない」、「輸血・臓器移植は移植者に悪影響を及ぼす」などという内容です。

 

 これを現代社会でそのまま主張・実践すると共感を得られず、カルト宗教の扱いを受けかねません。この理想と現実のギャップにどう対応するか、というのが今回の課題です。

 

 まずシルバーバーチは、これら語った内容は究極の理想であり、「宇宙の摂理」はこうなっていますよ、という原理原則を述べているにすぎないと弁明している部分があります。

 

 ですから一般社会で、シルバーバーチの思想を生かした意見を述べる場合、その時代の社会常識に従った解釈をとったほうが人からの共感も得やすくなることになります。(シルバーバーチを理解している者同士はまた別)

 

 こうするとシルバーバーチの話を曲解している、と思われるかもしれません。しかし前回述べたように、大方の人類が理解可能な常識内で話を語り、争いを避け協調せよ、という「宇宙の摂理」が存在しているのですから、これを活用すればよいのです。

 

これだけでは話が抽象的で分からないと思いますので、具体例を述べてみます。


花畑2 

 

 

【宇宙の摂理1】肉食は良くないので避ける。

 

 シルバーバーチは、動物もいずれ人間に昇格する近親的存在なので、動物の肉は食べるべきではないとしています。

 

 ところがベジタリアン思想が浸透している欧米諸国はともかく、日本では肉だけを避けるにしても、かなり難しい状況です。食品の中にも色々な動物性食品が含まれています。

 

 この件に関して私自身は、もともと肉が嫌いで食べられないため、結局あらゆる場面で肉を避けざるを得ません。

 

 では肉好きな方が、肉食をやめようと決心した場合はどうするか。中には仕事のお付き合い等で、肉食をせざるを得ない場合もあるかもしれません。

 

 例えば家庭にお邪魔して肉料理をご馳走された場合。断ると相手の好意を踏みにじるようで、心苦しいですね。そんな場合は料理をいただき、自宅では肉を食べないようにする、そんな具合に食事を調整してもよいのではないかと思います。

 

 いかに「宇宙の摂理」を実生活に生かし、かつ他人と争わずに協調していくか、その兼ね合いが個人によって違ってくると思います。


花畑3 

 

 

【宇宙の摂理2】輸血・臓器移植は移植者に悪影響を及ぼす

 

 輸血や臓器移植をすると、その提供者の幽体(目に見えない非物質でできた身体)まで一緒に移植されてしまうと言われています。時々臓器提供者の性格や記憶が、移植者に引き継がれたという話を聞きますね。

 

 このような問題があるため、シルバーバーチは輸血や臓器移植に反対なのですが、それらを治療の一環としている現代社会では、どうにも避けようがない場合があります。

 

 例えば大怪我をして病院に担ぎ込まれ、輸血をせねば助かりませんという場合、輸血をせざるを得ないでしょう。

 

 また通院患者の病状が悪化して輸血が必要となった場合、それを拒否すれば、それ以上の通院は不可能になるかもしれません。

 

病院とは治療をする所であり、治療を拒否すれば医師は何もできませんから、もう病院に来ないでくださいということになります。

 

このように「宇宙の摂理」も、現代社会では生かしがたいケースがあります。そんな場合は「輸血・臓器移植は身体に悪い」という法則は念頭に置きつつ、現代社会の常識に従って他人と融和を図った方がよいのかもしれません。

 

取れる選択肢は、輸血をしなくても何とか大丈夫な場合は輸血を避ける、というケースくらいかもしれませんね。



図解   

「輸血はすべきでない」という「宇宙の摂理」は現実的ではない。従って「輸血はやむを得ない場合は行う」といった、常識の範囲内、かつ出来るだけ「宇宙の摂理」に近い先進的レベルでの発言・行動を心がける。


Nature1 


シルバーバーチとは、かつて3,000年前に地上生活を送ったことのある高級霊です。1920年代からイギリスでバーバネルという霊媒を通し、地上人の霊的な向上に貢献するため、この世の真実を「霊訓」として60年余りの間、語り続けてきました。

 

ここではシルバーバーチを始めとする高級霊の霊界通信の中から、「宇宙の摂理」としてこの世に存在する目に見えない法則を取り上げ、ご紹介していきます。

 

 今回の内容は少し難しいかもしれません。『シルバーバーチの霊訓』も含め、あまりにも時代の社会常識からかけ離れた主張は、一般人には受け入れられないという話を考えていきます。


  もみじ もみじ     もみじ もみじ     もみじ もみじ     もみじ もみじ 


赤字はシルバーバーチの言葉)

 
 私たち(シルバーバーチ霊団)がこうして地上に戻ってあなた方を手助けし、手助けされたあなた方が同胞の手助けをする。そこにお互いの存在の理由があるわけです。

 

一人だけ隔離された生活をするようにはなっていないのです。みんなと協力し合って生きていくように出来ているのです。この見解を世界中に広めなければなりません。

 

すなわち世界の人間の全てが霊的につながっており、いかなる人間も、いかなる人種も、いかなる階級も、いかなる国家も、他を置き去りにして抜きん出ることは許されないのです。

 

 

【解説】人類の魂は連鎖的に進歩・向上していく

 

 地上の人類はお互いに刺激を与え合い霊的にも進化・向上していくもので、一国だけ飛び抜けて道徳的な国、人種という集団は存在しません。

 

 これは時折輩出される天才、つまり特異な人物と比較してみてもわかると思います。国家の後継者は次々と出現しますが、天才の後継者は普通存在することはありません。

 

なぜなら天才とは一般的な人類と比べ、突出した才能・資質を持つ特別な人物だからです。普通の人類と共有する接点がないため、彼(彼女)の才能は一代限りで淘汰されてしまいます。


 

Nature2 

 


 独善的考えから他の全ての方法を蔑視して独自の悟りの境地を開くことも不可能ではありません。が、私はそうした独善的な生き方には反対です。

 

私の理解したかぎりにおいて、宇宙の摂理は協調によって成り立っており、他の存在から完全に独立することは絶対に不可能です。

 

 

【解説】独りよがりの善行は、一般社会に貢献するとは言い難い

 

 これは例えると、人里離れて一人山にこもり悟りを開くこともできるが、それは賢い生き方ではないという事です。

 

 「宇宙の摂理」とは、この世に存在する目に見えない法則で、科学の法則、道徳的法則など、色々な種類を含みます。その宇宙に存在する摂理によると、一人だけ完全孤立するのは褒められた生き方ではありません。

 

 シルバーバーチは善行も孤立して励むのではなく、お互いに影響を与え合うような方法で行うことが、宇宙の摂理にも適っており望ましいとしています。


 

Nature3 

 


 ・・・そうした(魂の)進歩と退歩の繰り返しの中にも少しずつ向上進化が為されております。

 

先んずる者もあれば後れを取る者もあります。先に行っている者が後れている者の手を取って引き上げてやり、後れている者が先を行きすぎている者にとって適当な抑制措置となったりしています。

 

そうやって絶え間なく完成へ向けての努力が為されているわけです。

 

 

【解説】この世は先達と後者が互いに影響し合い、進化する

 

 社会でも理解の遅い者が必ずしも悪いのかというと、そうではありません。『シルバーバーチの霊訓』を信奉していても、あまりにも現代社会を無視した先進的な主張に走ると批判を浴びることがあります。

 

 そのような場合は、批判者も急進的主張者の有難い助言者ということであり、様々な反省材料ともなります。このように先達と後者でお互い影響を与え合い、霊的な進化向上がなされます。


常識と宇宙の摂理のギャップ 

『シルバーバーチの霊訓』と現代の社会常識のかい離度。天才も一般社会の常識とは接点がない。

 

 

 以上をまとめると、突飛な主張は『シルバーバーチの霊訓』と言えども、社会に受け入れがたい話となってきます。何故かというと、シルバーバーチの主張は現在の社会常識からかけ離れたものも多々あるからです。

 

 具体的には「動物はいずれ人間に昇格する存在だから、肉食はいけない」、「輸血・臓器移植は提供者の幽体共に患者に移植されてしまうので良くない」等の話があります。

 

 これらをそのまま主張・実践すると、現在の社会とは相容れない思想のため、カルトとみなされてしまう場合があります。

 

 このギャップをどうするか。シルバーバーチはお互いに協調し、影響を与え合う範疇で行為や主張を行いなさいと述べています。従ってシルバーバーチの主張と社会常識の間のギャップを穏便な形に改める必要があります。

 

 この具体例は次回掲載することにします。↓↓↓

■シルバーバーチの先進的思想を、実生活でどう生かすか

http://urx.nu/dcIi


 

『シルバーバーチの霊訓』(1)、九章 霊とは何か

『シルバーバーチの霊訓』(3)、十一章 霊と意識の起源