先日、根津の弥生美術館で開催されている高荷義之(たかに よしゆき)展を見てきました。プラモデルや兵器系の挿絵画家として有名な方です。
東京大学の向かいにある弥生美術館。竹下夢二美術館も併設されています。
高荷氏はのちにガンダムなど、サンライズ系のアニメの挿絵も手掛けていますが、戦車や軍艦など兵器系の絵は昭和40年代の作品が多かったです。
驚くほど精緻なタッチで、兵器機材の陰影や汚れ具合が独特の雰囲気を醸し出しています。
今までどこかで見たような画風だなと思いましたが、この方が描かれていたとは全く知りませんでした。
ガンダムの挿絵にしても、アニメキャラが実存の人物のようにリアルに描かれており、絵がリアルな説得力を持っているんです。この方人物を描いても秀逸なんでしょうね。
髙荷義之展は12月25日までの開催です。
【弥生美術館】~鋼(はがね)の超絶技巧画報~ 髙荷義之展
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