ヨガをやれば、体全体の感覚が上がる。体温の変化や腸のうねり、脈の鼓動など、自分の中の宇宙を感じ取れるようになる。そして健康管理をするうえで一番大切な「自分を知る」ということができる。
例えば、肉食は健康にいいか悪いか…。それは人それぞれだ。食べたほうが体のキレれが増す人もいるだろうし、気分が悪くなる人もいるだろう。体や心のつくりはみんな違うのだ。そしてまず自分を知らなければ、他人を理解することもできない。なぜなら目の前の相手や身の回りの人々は自分の鏡でもあるからだ。
よく罵倒の言葉は自己紹介だという。誰かに対して愚か者というやつは、自分自身の愚かさについて知らない。理想の相手に出会えなくて困っている人は、自分自身が理想の自分になれていないということをわかっていない。他人に虐げられて悩んでいる人は、自分が自分自身に対して惨めで弱弱しい奴だと決めつけてしまっていることが原因だと気づいていない。しかしそんな人でも、ヨガをすれば変われる。なぜなら自分自身に対してたくさんのことに気づくことができるからだ。