記事〈デカブリ〉 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
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元記事


ミュージカル〈デカブリ〉は19世紀の「デカブリストの乱」以後、思想と文学、時代に対する各自の信念を持った3人の人物と一冊の本「杭」を巡る成長と葛藤を描き出す作品で、ロシアの国民作家ニコライ·ゴーゴリの小説「外套」をモチーフにする。冷たい時代を背景に3人の人物が持つ熱望を鋭く叙情的な音楽で解きほぐす予定だ。


皇帝直轄秘密警察局所属の捜査官として書籍検閲に熱を上げる冷血漢だが、かつては文学で世の中を変えられると信じていた作家ミハイル役にはミュージカル〈ドリアン·グレイ〉〈カポネ·ミルク〉〈ランボー〉などでしっかりとした演技力と歌唱力を立証したソン·ユドンと、ミュージカル〈再び、動物園〉〈チャミ〉〈騒々しい私の書林で〉など幅広いスペクトラムで愛されるチョン·ウクジン、ドラマ「私たちの映画」、ミュージカル〈ニジンスキー〉、演劇〈R&J〉など多様なジャンルで活躍しているチョン·フィが選ばれた。



秘密警察局所属の正書員で、農奴らを慰めるためにベールに包まれた本「杭」を広く知らせなければならないと信じるアカーキイ役には、ミュージカル〈ニジンスキー〉〈スタークロスド〉、ドラマ〈労務士ノ·ムジン〉、〈卒業〉など舞台とブラウン管を行き来しながら八色鳥の魅力を見せたシン·ジュヒョプと、ミュージカル〈マハゴニー〉〈女神様が見ている〉〈カムフロムアウェイ〉等で印象的な存在感を表わしたキム·チャンジョン、ミュージカル〈バーン·ザ·ウィッチ〉、演劇〈マクベス〉などと最近ドラマ〈未知のソウル〉を通じて深い印象を残したホン·ソンウォンがキャスティングされた。


秘密警察局所属の捜査官として冷徹で徹底した捜査方式に憧れるミハイルの同僚アレクセイ役には、ミュージカル〈ラフヘスト〉〈ミア·ファミリア〉〈エターニティ〉などで多彩な魅力を披露したピョン·ヒサンと、ミュージカル〈犬と猫の時間〉〈景宗修正実録〉〈クラブ·ド·バイ〉などを通じて卓越したキャラクター解釈力を見せたユ·テユル、ミュージカル〈イフゼン〉〈サリエル〉、演劇〈Bクラス〉などで繊細な演技力が注目を集めたイ·ドンスが舞台に上がる。


今回の作品は2022漢陽大学校創作人材リーディングショーケースで、チョン·ギュウォン作家とキム·ドヒョン作曲家が初めて披露した創作ミュージカルだ。公演制作会社のショーノートが該当ショーケースを通じて新鋭創作陣を発掘し、約2年間の作品開発過程を経て、いよいよ正式舞台で観客たちと会う。


ここに実力派創作陣の合流も目を引く。演劇〈サイレントスカイ〉、ミュージカル〈ザ·テイル·エイプリルフールズ〉などのキム·ミンジョン演出をはじめ、ミュージカル〈私とナターシャと白いロバ〉、演劇〈アマデウス〉などのチェ·ハンウル音楽監督、ミュージカル〈モーリス〉〈マハゴニー〉〈グルーミー·サンデー〉などのナム·ギョンシク舞台デザイナー、ミュージカル〈カポネ·ミルク〉〈レッドブック〉〈グーテンバーグ〉などのチョン·グホン照明デザイナーなどが合流する。


ミュージカル〈デカブリ〉は9月10日から11月30日までNOL西京スクエアスコーン1館で上演される。