用語説明
オーナー 記憶の持ち主。
マップ イマジナリーにアクセスしたときに繰り広げられる記憶の地図。オーナーの性向や記憶方式によってマップの形はすべて異なる。
パズル オーナーが消したがっている記憶。パズルの形はどれもバラバラで、パズルの性質に合った方法で除去。
プレイヤー イマジナリーにアクセスする人。
普通、プレイヤー1はイマジナリーの設計者であるジュン・ベイカー、プレイヤー2はオーナーだ。
オーナーが望まない場合は、ジュン1人で接続する。
使用説明書
❶ すべてのイマジナリーはオーナーの意志に従う。
❷ 一度消した記憶は絶対に取り戻せない。
❸ イマジナリーをする前にオーナーとの相談を通じて十分なスケッチ時間を持つ。スケッチを通じてパズルに対する情報を把握し、計画を立てる。
❹ イマジナリーは2時間以上接続できず、1回のイマジナリー後に24時間以上休憩しなければならない。
❺ イマジナリーをしていて危険な状況が発生した場合、ジュンの判断の下、オーナーの同意なしにログアウトできる。
人物紹介
「記憶を消してこそ生きていける人たちがいるから」
記憶を削除するプログラム「イマジナリー」を作り出した脳科学者。
幼い頃から脳科学に関心が多く早期入学、早期卒業をしながら、若くして大成功を収めたケース。しかし仕事が忙しすぎるのか、一人暮らしが長いからなのか、仕事の他に分野については粗末な面もあり、とんでもないところもある。
考えが多く、やるべきことがあれば、長く悩む方だ。
カイ・ベイカー
「普通の人のように。普通の人の悲しみを学ぶ」
反社会性人格障害を持っているジュンの弟。
他人の感情や自分の安全問題に無神経で衝動的な面が強い。特に望むことがあればすぐに行動に移す方。
他人と関係を形成できず、訓練を通じて努力してみることもあるが、依然として容易ではない。
リア
「私はここにいる、星になって」
カイの記憶の中で生きている神秘的な存在。
まるで長い年月を生きた大人のように、人を見抜くような目を持っている。
人物関係図