〈笑う男〉観劇記録 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
全ては自分の予習復習のため
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

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2022年夏以来の ♪ぬーぬるっと♪ を高み(から)の見物。



面白い!!

大劇場はこうでなくちゃのお手本みたい。

次々と名場面の連続!


正直この枠は他にやってないから見ておくか…ドヨン君のフェルゼン良かったし…程度だったのだが、


良かった泣いた堪能したえーん


始まったら楽しくて、玉乗りクマさんとか、旧友との再会みたいに懐かしい。


そして、木の上の天使で歌い出したドヨン君の声がラブ。一声めから引き込まれる魅力的な歌唱と本人のフレッシュさが加わって、青年グィンプレンそのもの。


こんなグィンプレンだったら見る人全員恋しちゃいそう。デアとのケミもラブラブ


初演グィンプレンたちの人間離れしたレベルではないかもしれないけど(当然)、アイドルでありながら惜しい点の無い立派なパフォーマンス。(アレンジはヒョシンさん系)


「君は僕のすべて」なんて感動して泣いてしまった。シッツプローブよりも何倍も良かった。


デアはデアだったし、クマより人間に近いボムソクパパはかなり好きだ。


生半可なサイズの舞台だと暑苦しくなりがちなソヒャンさんが、大空間を満たすパフォーマンス。素晴らしかった。キャピキャピ感のあるジョシアナが可愛い。


3階からで口が動いているのは見える程度。グィンプレンを全員並べればどれが誰かは当てられるかも。


視妨ゼロ。殿堂の3階は音響が良いのかも。マチネ割で88,000w。悪くない。むしろ良い。


外に出たら雪。聞いてないぞ、傘ないぞと思うも、まもなくやんだので良かった。殿堂から駅に下る坂道をペンギンのごとくヨチヨチ下る。旅先でケガしたらぎゃふんなので。



2/15


駆け込みで遅延入場になるかとヒヤヒヤしたけど、ちゃんと最初から見られてよかった。殿堂は余裕を持って行かねばと思っているのに、なぜかいつもギリギリになる不思議。


キュヒョン氏の笑う男!


本来はニューフェイスのドヨン君だけ見れば良いと思っていたのだが、シッツプローブでドヨン君の後に歌声を聞いたら聞きずてならない安定した深い声だった。俄然見たくなったので、3階のドヨン君よりも優遇して2階席を取った。


ちょうど5年前に彼を見た時は、悪くもないけど特に素晴らしくもない印象だった。可もなく不可もなくと言えば良いのか。


今回実際に聞いてみたら…蜜がしたたるような深くて素晴らしい歌声拍手拍手拍手


過去の印象に縛られていると、良いものを見逃すかもしれない。印象てのは消費期限があると肝に銘じよう。


ただ、冒頭は余りにも余裕があって、ドヨン君の熱量(必死さ)のあるパフォーマンスがちょっと懐かしかったりもしたが、


2幕の議会の盛り上がりに圧倒され、デアとの再会に涙し、最終的には大満足だった。


マイベストデアのスビンちゃん。まろやかなミルクティーの味わい。他の作品ではあまり縁がないのだが、次回作は〈イソップ物語〉。楽しみだ。



しかしグィンの不在はほんの一昼夜だったから、「もはや存在しない者」とかってペドロが悪意のある言い方をしなければデアは耐えられたかもしれない。


グィンにしたら金貨も届けて消息を伝えたつもりだったはず。そもそも自分で届けるつもりだったから、ペドロの言う「過去を捨てる」なんて気持ちはさらさら無かったに違いない。


最後ペドロがもっと酷い目に遭ったらいいのに!プンプン



もう一度くらい見たかったが、どうやら無理そうなのでこれにて終了。


とにかく誰で見ても良さそう。


今回舞台の全て、更には外側の照明までも丸っと見渡せる席だったので、見事な舞台美術を楽しむことができた。大劇場作品は一度くらいは上から見ることをお勧めしたい。