グルーミーサンデイ 11/5〜1/26
(詳細が出たので再掲)
美しい旋律に込められた
悲劇のメロディー
1939年ハンガリー、人生を揺るがす戦争の気運の中、ブダペスト14区域ザボのレストラン。
戦争の残忍さが人生に入り込む頃、一曲の音楽が絶望を呼び起こす。
戦争の終わり、混乱の時代の希望は消え、苦痛と喪失だけが残った。
これ以上希望を論じることができないその場所で、自分を押さえつけた運命と向き合う。
ザボ:レストランのオーナー
イロナ:ザボのレストランを取り仕切る女性
アンドラス:レストランのピアニスト
ハンス:レストランを訪れるドイツの将校
(以上インターパークより)
「暗い日曜日(映画)」
舞台は1930年代のハンガリー・ブダペスト。レストランオーナーのラズロとその恋人のイロナは、店での演奏のためにピアニスト・アンドラーシュを雇った。次第にアンドラーシュとイロナは惹かれあい、アンドラーシュは彼女のために『暗い日曜日』という曲を作曲、その歌をイロナへの誕生日プレゼントとして贈る。やがてアンドラーシュが作曲した「暗い日曜日」はラズロの力添えでレコードとして発表されたのだが、程なくしてその曲を聴きながら自殺する人々が続出し、「暗い日曜日」はいつしか「聞くと自殺する歌」として恐れられるようになっていく。そんな中、かつてラズロとイロナのレストランの常連客だったハンスがナチスの幹部として戻ってきたことにより、物語は急展開を迎えることになる。
(以上Wikipediaより)
マタハリ 12/5〜3/2
ザ・フィクション 12/14〜3/9
「手遅れになる前に小説を止めないと」
小説の中の殺人鬼が現実に現れた!小説よりも小説のような現実に向き合った二人の主人公たちの物語!
嘘と真実、善と悪、フィクションとノンフィクション、その境界を掘り下げる緻密な心理対決
「私たちは小説と現実を区分できるのか?」
(あらすじ)
1932年、アメリカ・ニューヨーク。小説と現実が覆される事件が発生する。
作家グレイ・ハントの連載小説 『影のない男』の主人公、ブラックが現実に登場したのだ。
犯罪者を殺害する殺人鬼であるブラック。
彼の小説の中の犯行が現実にそのまま再現され、人々は再び、法で裁けない悪人を始末するブラックと作品に熱狂するようになる。
しかし、作家の最後の原稿が発表されその小説の結末どおり、作家が死を迎えることから物語は始まる。
殺人鬼ブラックと作家グレイの関係について疑問を抱くようになった刑事のヒューは、事件の真相を暴くために小説の作家グレイと彼の担当編集者ワイトの調査を始めるが…
(K-THEATER LICENSEより)
演劇 大虐殺の神 12/3〜1/5
11歳の2人の少年、ブリュノとフェルディナンは遊び場で戦い、フェルディナンに殴られたブリュノの歯が2本折れる。ブリュノの両親ミシェルとベロニクは、フェルディナンの両親アランとアネットを家に招待して、子供たちの行動について話し合おうとする。
最初は教養とマナーに満ちていた2人の夫婦の上品な出会いは、会話を重ねるごとに幼稚な舌戦につながり、挙句の果てに指差し、物投げ、悪口、涙が入り混じった荒々しい肉弾戦で状況は手のほどこしようもなく極端に走ることになるが…
子供はけんかするものです。
それが子供ってものでしょう?
アラン:不当な権力と富を備えた企業の味方で、彼らの権益を保護する典型的な俗物弁護士。初志一貫、気難しい面を見せ、子供たちの喧嘩程度はお金で解決したがる。携帯電話を手から一時も離さないほどワーカホリックな反面、家事には全く関心がない。
電話はいい加減にして!
こっちのこと考えてよ、全く!
アネット:ジキルとハイド。外的にはラグジュアリーで教養のある中産層家庭の女性。資産管理士と自己紹介するが、実状は夫に押されて暮らす平凡な家庭主婦で、いつもかかってくる夫(アラン)の電話にうんざりしている。「私たちはただすべてがうまくいくように願うだけです。」と言い、優しくて高尚なふりをするが、状況の重圧感に勝てず、他人の家の居間に嘔吐し、酒に酔って夫に不満を吐露するなど本性を現す。
私たちは文明社会の法を守りながら
ここで暮らしてるんです
ベロニク:「賢いふり&高尚なふり」大魔王。パートタイムで書店で働きながら、ダルフールの流血事態に関する本の出版を控えたアマチュア作家。アフリカで起きている蛮行と殺戮についてすべて知っているくらいに、世界の出来事すべてに関心を持ち疎かにしてはならないという信念で世界の安寧と平和を夢見る。しかし、自分が正しいと思えば、他人を抑えて調整しようとし、むしろ平和を害する融通の利かない原則主義者。
私は今まで中立を守ろうと努力してきた
ミシェル:平和主義者の仮面をかぶった男。自力で成功した生活用品卸売業者で、確固たる信念を持った妻を失望させないために無難に努力する恐妻家であり、母親と絶えず通話するママボーイだ。「良いのが良いこと」と考える平和主義者として絶えずアラン、アネト、ベロニクの間を仲裁しようと努力する。しかし、アネットとベロニクが9歳の娘のハムスターを路上に捨てたことに対して責め立てると、ついにこれまで隠してきたぶっきらぼうな本性と鬱憤を爆発させる。
演劇 テーベランド 11/20〜2/9
僕は··· 父を殺した。
劇作家「S」は作品を作るために父親を殺害し監獄に収監中の犯罪者「マルティン」に会う。
Sはマルティンとの対話を土台に作品を作り、内務部の協力を通じて舞台上に鉄格子を設置する条件でマルティンを実際に舞台に上げる計画を立てる。しかし反対意見にぶつかって計画が失敗に終わり、彼に代わる演技者「フェデリコ」を渉外する。
Sは対話を通じてこれまで知られていなかったマルティンの話を聞くようになり、フェデリコはSの話を通じてマルティンについて知りながら作品を準備する。
一方、フェデリコが自分の代わりに舞台に立つという事実を知ったマルティンは、現実の中の自分と作品の中の自分の存在に対して混乱を感じる。
そんなある日、マルティンは発作を起こすようになり、作品の開幕は次第に近づいてくるのだが…
(怒涛のテキストが流れ続ける2時間半。2023年の夏に2回見たのが脳のトラウマになっているので、今年はあまり注目していなかったのだが、基本的なストーリーを把握したところでもう一度見たら負担が少なくなっているかもしれない。その後演劇は何本か見たし…挑戦してみるか?)
演劇 スタークロスト 12/10〜3/2
ロミオとジュリエット」をスピンオフした演劇「スタークロスト」が韓国初演ニュースと共にキャスティングを公開した。
2022年正式初演したウエストエンドの最新作演劇「スタークロスト」は「ロミオとジュリエットの中の本当に不運な人たちがもしティボルトとマキューシオだったら?」という想像から始まった。よく知られている原作の展開の中で繰り広げられる「ティボルト」と「マキューシオ」のロマンスはロミオとジュリエットと平行世界を成し、予想外の笑いをプレゼントする予定だ。
キャピュレット家の忠実な右腕であり、自分が誰なのか激しく悩む複雑な内面を持つ「ティボルト」役にはチョン・ドンファ、パク・ジョンボク、ヤン・ジウォンが出演する。楽しみを愛し、何にも縛られない自由な魂の「マキューシオ」役はキム・ギョンス、キム・チャノ、シン・ジュヒョプが担当した。ロミオ、ジュリエット、キャピュレット、パリスなど様々な人物に分解された作品の重要な瞬間を担当する「プレイヤー」役にはチョン・サンユン、チョ・ソンユン。
国内初演は疎外層、視覚障害者、移民者など様々な少数コミュニティと様々な方式で作業を続けてきた公演芸術団体「象が笑う」のイ・ジンヨプ演出が担当した。
シェイクスピアが「ロミオとジュリエット」の序文に使った「STAR-CROSSED」は「すれ違う星を一緒に見た恋人の愛は悲劇で終わる」という意味で「不運」を意味する。作家のレイチェル・ガーネットは、ロミオとジュリエットの愛が悲劇につながる決定的な役割を果たす人物がまさに「ティボルト」と「マーキュショー」と設定し、これらでメインプロットを描きながらLGBTに対する繊細な視線も盛り込んだ。
映画版 ウィキッド 11/20〜
コロナ中に上演された韓国版〈ウィキッド〉を観られなかった恨みを、少しは晴らせるだろうか。
超豪華な吹き替えキャストの映画版を見ない手はない。