貧しい老大工は、友人からもらった木片を削って人形を作る。ところが、木の人形、ピノキオが一人で動いて話もする!驚いた大工は服と本を用意し、ピノキオを学校に送ることにする。学校に行く前夜、ピノキオの夢に妖精が現れる。
「いつも正しく行動すれば本当の子供になれる!」
いよいよ学校に行く日の朝、どこからか聞こえてくる音楽の音。脇道にそれたピノキオの前に怪しいテント劇場が現れるが…···
まるきり普通にピノキオのあらすじだけれども、十中八九それだけで終わるとは思えない。喜劇?
夢が飲み込まれた日本の植民地時代、兄を失って隠れていたヘウンは、不思議な力に惹かれてバラ港にある黒井邸に迷い込み、そこで成仏の夢でいっぱいの幽霊たちに会うことになる。自分たちの声が聞こえる唯一の人間であるヘウンを見逃せない黒井邸地縛霊のオクヒと幽霊たち。彼らは今やこの黒井邸を離れたいという同じ目標ができた。誰が先にこの邸宅を離れることができるだろうか? 彼らは去ることができるのだろうか?
毎度お馴染みと言えばお馴染み。詳しくは「クロイシリーズ」と「INDEX」から。
第15回チャンビ青少年文学賞受賞作の小説クローバー(ナ・ヘリム作)を原作とした創作ミュージカル。
数多くの誘惑の瞬間、どんな決定で人生を生きていくべきかを思い返らせるミュージカル〈クローバー〉。
貧しい現実のせいで多くのことを諦めなければならないが、一生懸命生きながらより良い人生を夢見る少年「ジョンイン」と一週間の休暇を迎えて地上に降りてきた悪魔「ヘレル」が一緒に一週間を過ごす話を盛り込んだ。
(あらすじ)
貧しさゆえに選択をしたことがない「ジョンイン」は、与えられた環境の中で最善を尽くしながら祖母と二人きりで暮らしている。
一週間の休暇で地上に降りてきた悪魔「ヘレル」は「もしも」の一言で全てを経験させてやると言い、ジョンインの欲望が熟すことを期待するが、意外と簡単になびかない彼に魅力を感じる。
ジョンインはより良い人生を夢見るが、悪魔ヘレルの度重なる誘惑を拒否するのは簡単ではない。
ヘレルの誘惑が込められた無数のドアの前に立ったジョンインは、本人が望む人生を選べるだろうか?
〈ホンリョン〉でも良い味を出しているコ・サンホが、死神から悪魔に変身。(変身なのか?)何やら面白そう。
1990年1月のある土曜の夜、ソーホーの端にあるアパート。
ジョンは作曲をしようと努力中で、20代の残された時間をなんとか満喫しようと努力中で、ティクティクと時間が経つ音を無視しようと非常に努力中の…30歳を目前に控えたジョン。
「俺だけ同じ場所だ。みんなずっと前に進んでいるのに俺だけ一人で同じ場所で壁に頭をぶつけているだけ…」
ジョンは締め付けられるような時間と現実の圧迫、そして夢に向かう道の狭間で、果たしてどのような選択をするのだろうか?
(記事から抜粋)
30年の悠久な歴史を秘めたチェコミュージカル「ドラキュラ」がミュージカル「ブラッディラブ」として再誕生する。
ドラキュラ:不滅の人生を生きていくが、愛する女性に対する恋しさを500年間維持した悲運の戦士。
ディミトル:ドラキュラの忠実な執事であり生と死を超越した友情を分かち合う。
バンヘルシング:ドラキュラを殺すために彼を生涯追い続ける。
アドリアナ:ドラキュラの妻であり彼を守る女性。
ロレーン:ドラキュラを愛し、吸血鬼になることを選択する。
2019年版のあらすじはこちら。ジュンスやドンソクさんの方の「ドラキュラ」を求めてこの記事に辿り着く方が非常に多かったので、タイトル変更は嬉しい知らせ。
シラノ
12/4〜2/23(予定)
5年ぶりに帰ってきたミュージカル〈シラノ 〉は、過去2シーズンの経験とレビューをもとに完成度を高めるため、製作会社のRGカンパニーとCJ ENM両者が心血を傾けている。まず、台本と音楽をより繊細に整える。「シラノ」を中心に「ロクサーヌ」「クリスティアン」の3人の関係と愛を語る叙事詩を重点として見せながら、個性明確で魅力的なキャラクターたちの長所はさらに浮上させる予定だ。それに応じてナンバーも追加および修正し、ステージも新たに製作される。イ・ウンギョン舞台デザイナーをはじめ、イ・ウヒョン照明デザイナー、チョ・ムンス衣装デザイナー、キム・ユソン扮装デザイナーまで残骨太いベテランデザイナーたちが新たに合流して舞台芸術の真髄を見せるものと期待される。また、今シーズンにはライブオーケストラを運用し、胸の激しい旋律が与える感動を毎回鮮やかなライブで配信する計画だ。
イマイチだった初演から飛躍して、面白さと胸キュンを完備して戻ってきた再演。そこから更に面白くなるですと
どこがどう変わってくるか分からないが、再演のあらすじはこちら。
女神様が見ている 11/26〜3/3
【あらすじ】
朝鮮戦争の真っ最中だった時代。
韓国軍大尉のハン・ヨンボムは、朝鮮人民軍のイ・チャンソプ、リュ・スンホ、ビョン・ジュファ、チョ・ドンヒョンを捕虜収容所に移送する特別任務を与えられ、部下のシン・ソックと共に輸送艦に乗り込む。
しかし捕虜たちは船上で暴動を起こし、さらに暴動中に気象悪化によって故障してしまった輸送艦のせいで、6人の兵士たちは無人島に孤立することになる。
唯一船を修理できるスンホは、戦争の後遺症で正常ではない状態だ。
生存本能だけが残されたまま、兵士たちは段々と野蛮になっていく。
そんな中、人質になったヨンボムは悪夢に苦しんでいるスンホに女神の話を作って聞かせ、スンホは女神様を信じることによって安定を取り戻していく。
みんなはスンホを変化させるために“女神様が見ている大作戦”を始め、仮想の女神様のために共同のルールを作るが···
生き残るために彼らが生み出した神秘の女神、果たして彼らは女神様と共に無事に生きていけるだろうか?
(K-THEATER LICENSE サイトより)
馴染みのある顔ぶれに加え、役のシャッフルや意外なニューフェイスで、「散々見たし、もうパスしてもいいかな」と思う隙を与えない制作会社の巧みさよ。今年もまた泣きに行くしかない…。