(5月20日にNAVER後援中継の予定。)
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チャンニョル君の「かんあじ」って役名が可愛くて見ることにした。
結果…かんあじが可愛かった
「とりょんに〜む、ぺごっぱよー」
素直で、正直で、暖かくって。
思うように生きられない悲惨な状況で、自分を隠して卑下するしかないケファ。そんな相手の本質だけを見る純粋さ
結構重い話なので、かんあじがいてくれて助かった。
明国から政権を奪った清国からの圧迫。政治の失策による戦争で朝鮮は清に蹂躙されたにもかかわらず、民と国を守るために降伏文書を書いたフリャンの父は国賊扱い。
清に差し出された女たちもまた、フリャン父のお陰で帰国できたが、貞操を失った女として汚物扱い。例えば、両班の娘ウンビは士大夫の家に嫁いだが、国に戻ってからは名誉のために彼女を殺そうとしている婚家から逃げている。既に他家の人間となった彼女は、自分のために誕生祝いを続けている実家に帰ることもできない。
作家によると、当時の女性は男性に手首を掴まれただけでも貞操を失ったと見なされたそうなので、清国に連れて行かれたという事だけでも排斥されるに十分だったようだ。
辛い境遇はウンビに限ったことではなく…。子供に会うため戻ったメファは、子供に害を及ぼすつもりか、なぜ他の女のように海に身を投げ死ななかったのか、と責められ追い出される。
山奥の洞窟に隠れ住む彼女たち。1600年代の話だが、ばかに感情移入してしまい、辛かった。
ポスターやキャスボの色合いに騙されてはいけない、ズッシリくる感動作。
普段使わない言葉や古風な言葉が多用されているので、公式からの背景情報が無かったらかなり置いて行かれたかもしれないが、大筋は追う事ができた。次回までに歌詞を確認しておきたい。どこかに落ちてないかな
結論から言うと、ごく一部だけ見つかったナンバーを訳し始めたのだが、かなり欠けていたので挫折中。ナムウィキに歌詞がアップデートされたので、主なナンバーは完了。
音楽が凄くいい。アレンジも凄くいい。国楽のリズムがあったり、現代的だったり、ナンバーはいろいろ。イフ・ウンビのパンソリ風ナンバーが聞き応えあった。熱唱だ。
劇中劇の「パク氏伝2」のカテコを貼っておこう。
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2回目。
染みると言うか…
刺さると言うか…
ストーリーが弱いとか不十分とか表現することがあるけど、これは…強い!
登場人物それぞれが置かれた状況ゆえの感情が鮮烈に伝わってきて…刺さる。
劇場を出ても感情の波紋がなかなかおさまらない。
見応えある作品。
音楽も良い!
お馴染みの人気作だけでも大変なのに、次々とこんな名作を生み出されるとカバーするのが本当に大変。