ほぼ写真整理のような観覧記録。
「予測もできず、知られてもいない何かに、心が沸き立つ」
12/28
やられた。
音楽とか100%好みではないんだけど、後半の葛藤…ピエールの事故…その後…どんどん掴まれて…
前列ずらっと男性だったが、みな涙を拭いているのを私は見た。
ユリアは、深い声、高い声、大きい声、何の苦労もなくふーっと歌ってるように見えるのに迫力
この前はスモークの「紅」だったチェ・ジヘがアンヌ。やはり彼女も上手い!マリーとアンヌのデュエットが歌唱力バトルに終わらず、感情表現としても素晴らしかった。
思えばマリー・キュリーの中継で初めて知ったヨンスさんはコメディ、シリアス、何でもできる役者さん。ピエールの最後のシーンには泣かされた…。
ジェヨンさんが前半は歌声もソフトだし影が薄い感じ。良い人に見せかけて、後半本性を表す作戦?
と思ったけど、本人は正しい道だと信じてるからだろうか、後半もそんなに邪悪ではない。進歩に犠牲はつきものだから罪悪感も無い。「給料は3倍だし、全力で面倒見てやってるだろ」とでも言いたげ。
最後にラジウムを売込むところは、何の反省もない、人類の欲望の化身に見えた。
2/13
そもそもジョンファさんを見たくて押さえてあった回。ユリアのダイナマイトも良いけどジョンファさんのいかにも美声、そしてパンチを効かせることもできる歌声も良かった。
結局、見てよかった。
OP席の後ろの2列目(前は車椅子エリアなので実質1列目)だったが、下から舞台空間を見上げる形になり、広さをひしひしと感じた。
もっと濃密な一体感を感じられそうで、初演のようにこじんまりした小劇場で見てみたいと思った。
ホンアセンに行くと、エレベーターの写真を撮りたくなる。周囲をカットし過ぎてエレベーターに見えないけど。(ホンアセン=ホンイク大学 大学路アートセンター)
ジチョルさんのピエール、見たかった。