最後にもう一度、フィ君の〈エレファントソング〉が見たくて抑えきれなくなり、無理を承知でマチソワの間にぶち込んでしまった。
結果、2月11日のスケジュール。
❶ 14:00〜16:15〈Daddy Ling Legs〉
@ドリームアートセンター
❷ 17:00〜18:30〈エレファントソング〉
@Yes24ステージ
❸ 19:00〜21:45〈ドラキュラ〉
@シャーロッテシアター
❶→❷は徒歩3分なので問題なし。問題は次である。
❷→❸は45分。絶対に間に合わない。間に合わないのは分かっちゃいるが…やめられない。
思い悩みつつネットでこんな写真を見つけた。2回目の遅延入場が開始23分後!またしても微妙に間に合いそうな時間設定だ。(雪の日にダッシュした話参照)
計算上可能だと言っても、劇場を抜け出して、移動して、発券して…。たとえ〈ドラキュラ〉が2幕目からになっても甘んじて受け入れよう!フィ・マイケルの〈エレファントソング〉にはそれだけの価値があるのだ
そんな覚悟をしつつ小走りにシャーロッテに到着。
19:21だった。
入口で迎え入れてくれた男性係員に「もうダメですよね」と私。チケットを受け取る間、彼がどこかにマイクで連絡している様子。上がって行けと私に指示する。え?間に合ったの?
劇場の扉前でアッシャーの指示。「すぐには入れないから少し待て。」入れるんだ!びっくり。外のモニターに映っているのはベッドの上に上半身裸のジョナサン!
数分後に案内され、最後列に座る。視界は悪くない。舞台上に現れたドラキュラがスレイブたちを制止し、おもむろにジョナサンに覆い被さる!!
本当にお爺さんのようだった伯爵がマントを脱ぐと現れたのは、しなやかな長身で声も若々しいソンロク伯爵。
ありがたいことに、若返るシーンから観ることができた。
この間違った成功体験を根拠に人生を舐めてはいかんと自らに言い聞かせてはいる。
前回走ったのは12月。今回はもう2月だ。年中こんな事をしでかしているわけではなく、統計的には年に一回あるかないかなのである。きっとそのはずである。