9月24日
やはりライブは惹きつけられる。開演前、舞台のカーテンが青く照らされていて「本物だ〜」と感激。
ライブのピアノ演奏も美しかった。
ヨナスバージョンしか観たことがないので、どの程度変わるのかドキドキしていたが、本編部分というか、4人が成長して集まった日の会話と回想シーンはほぼ同じ。
1945年アンナは最初の独白部分でノーマン博士にこう言う。「他の兄弟3人は完全に記憶を消した、アンナは異常を感じるので手元に置いて監視するとナチスに報告してください。」アンナはピアノの講師を辞め、博士の元で自分たちを対象とした研究の研究を始める。
そこから、再開したハンスとヘルマンの会話が始まり、お馴染みのシーンが続く。
ヘルマンが…演じてる感がなくて、セリフ感が無いというか、役と同化してるって事なのか、他のキャストと何が違うのかわからないけど、なんか良かった。背が高くイケメンという点もクリア。
椅子取りゲームでは、最初から片膝を付き、両手で椅子を指し示して「アンナ王女にこの席を捧げます」って雰囲気の騎士ぶり。アンナはちょっと驚くものの、そりゃそうよね、という面持ちで優雅に着席。「僕は審判が性に合ってるんだ♪」と、負けて嬉しそうなヘルマン。
ただ、歌は上手いのだけど、声質がハリのある一本調子というか、囁き風とか色々な変化を聞きたい気もする。
2回目の勝負でアンナに突き飛ばされたハンスがうわ〜んと泣き出すのはお馴染みのパターン?
ハンスとヨナスは〈女神様〉のヨンボムとスノだ。スノの演技が良かったので期待していたが、ヨナスが表に出過ぎないように調節したのか?ドラマのあるヘルマン/アンナとは違い、単に4人のうちの1人といった存在感。
1945年アンナは、ドラマ「眩しくて」で歌手になったヘジャの親友を演じてたソン・サンウンさん。以前〈雪を意味する100の単語〉という彼女の一人芝居を観たかったのだが、タイミングが合わずに残念だった。演技も歌も!
火をつけて催眠に入るところで、1945年アンナが昔のアンナの頬に手を添えて、労わるように頷くと、アンナが睡眠に入るのが印象的だった。
最終シーンで、1945年アンナが自分の研究結果を報告して決着をつける。簡単な内容は写真の下に。(ネタバレを心配したところで、今更だけど。)