ミニインタビュー (イグナシオ)〈燃ゆる暗闇にて〉 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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こんにちはイグナシオ役のチョン・ジェファン(JJ)です。

 

俳優のホン・スンアン(HS)です。

 

ユン・ジェホ(YJ)と言います。よろしくお願いします。

 

 

Q.  〈燃ゆる暗闇にて〉参加の感想は?

 

JJ:大学入試を準備していた時、演劇〈燃ゆる暗闇にて〉に出てくるイグナシオの独白で試験を受けたという、とても運命的な作品です。だからこそ一生懸命準備しなきゃと覚悟を決めています。

 

HS:〈燃ゆる暗闇にて〉は受験生の時に読んで、今回久しぶりにまた読みましたが、本当に素晴らしく脚色されていて、音楽もとてもいいです。僕が全身を燃やして良い演技をして、素敵な公演をお見せします!

 

YJ:〈燃ゆる暗闇にて〉は演劇として初めて接したんですが、学校でとても印象深く観た記憶があります。今度はミュージカルとして新しく創作初演すると言うことで、嬉しい気持ちで出演を決めました。

 

 

Q. 〈燃ゆる暗闇にて〉の核心キーワード/魅力ポイントは?

 

JJ:まずは背景が盲学校なので感情的な表現方法など多様にお見せできる特別感があります。観客席で見たらその特別感をどう感じるのか、見る人ごとに違って感じられると思いますが、そういう魅力を探す楽しみがあると思います。

 

HS:「アイロニー」

 

YJ:「音楽」。一生懸命に練習中ですが、すごく魅力的で楽しくて好きです。なので楽しく取り組んでいます。うまく消化できるといいんですが、期待してください。がんばります。

 

 

Q. 同じ配役の俳優たちに一言

 

JJ:僕はホン・スンアンさんが大好きなんですよ。やりすぎないし刺激的ではないのに、その感情を凝縮した演技が最高です。スンアンさんからたくさん学びながら、この作品をうまく作り上げたいです。

 

ユン・ジェホさんは特有のキャラクター性を持っています。鋭敏さ。そういう面を吸収しながら僕もいっそう成長できる俳優になります。

 

ですから、お二人ともよろしくお願いします。がんばります。

 

HS:お会いできてとても嬉しいです。親しく過ごしたいです。いつも仲良く。

 

YJ:スンアン先輩、ジェファン先輩。忙しく活発に活動されている最中なのにすごく熱心に音楽練習をこなしていて、学ぶことが多いです。公演が終わるまでずっと仲良くやっていきたいです。兄さんたち、ありがとう。

 

 

Q. 自分の中で燃える願いがあるとしたら?

 

 JJ:「怪我をせず、拍手を受ける一年。」チョン・ジェファンという俳優が、1月よりも6月、6月よりも12月により成長した俳優になった。そんな拍手が聞ける俳優になる願いがあります。

 

HS:僕自身と僕の周囲の友人たち、応援してくれる人たちが健康でありますように。その1つ。ただそれのみ。

 

YJ:創作の初演は初めてだと思います。正直、怖い気持ちもありますが、それだけに他の俳優や創作スタッフたち全員で素晴らしい作品を作りたい、それが僕の燃える願いです。心からの。

 

 

Q. 観客の皆さんに

 

 JJ:〈燃ゆる暗闇にて〉原作の独白で入試に臨んだ受験生が、創作初演〈燃ゆる暗闇にて〉のミュージカルバージョンに参加することになりました。

 

舞台の上で僕の音楽と演技で、僕が感じた感動をそのまま観客の皆さんに伝えられるように一生懸命がんばります。たくさん見に来てください。

 

HS:本当に良い作品が舞台に上がります。大いに期待してください。僕たちも最善を尽くして素晴らしい初演になるように燃えています。とても大きな作品になると思うので、期待してください。燃ゆる暗闇にて!

 

YJ:まずは夏バテに気をつけて、反対に冷房病にも気をつけてください。僕たちはリンクアートセンターのペイコホールで8月26日から11月26日まで公演しますので、多くの関心と声援をお願いします。一生懸命最善を尽くしてがんばります。

 


 

カルロスとイグナシオのインタビューを見て一番印象に残ったのは、私が生まれて初めて聞いたこの作品に、ほとんどの俳優が馴染みがあるということだった。(私が知らないだけかもしれない。それはある。)

 

とにかく、〈燃ゆる暗闇にて〉は韓国では舞台を目指す学生にとって高校や大学でひと通り学ぶ作品らしい。

 

以前ハン・ソクチュン君が〈ザテイル〉について語る映像で「ミザンセーヌ」という言葉を使った時にも意味がわからず検索したことがある。

 

そんな話を友人にしたら、韓国版〈花より男子〉の演出をした鈴木裕美さんの話を教えてくれた。

 

日本だったら通じないような演劇用語で説明しても皆が普通の事のように理解してくれたと話していたそうだ。後日自分で検索してみたら、俳優の全員が楽譜を読めて音程の不安定な人がいないのも韓国の良いところとして挙げておられた。

 

10-10システム(朝10時から夜10時までの練習)や、韓国方式の短所も同時に指摘しておられて、どこにも長短はあるわけだが。

 

話を戻すと、おそらく韓国の学生たちは実技は言うに及ばず、様々な戯曲や歴史や演劇理論や、とにかく色んなことを学んできていると想像する。だから作品紹介の映像で自分の役作りについて深く語れるんだと思う。(これはミニインタビューなのでサクッと終わっているが。)

 

ミュージカル自体も好きだが、出演俳優が作品やキャラクターを語るインタビューや番組も面白くて好きだ。