9月12日
10月23日
ジェイン・オースティンの韓国的には「傲慢と偏見」、日本的には「高慢と偏見」が原作。
俳優さんたちは、みんな器用だ。苦労したかもしれないが、感じさせない。
23日のヒョン・ソクチン氏は演技も歌もうまいが、美男とは思っていない。(ごめんなさい!) だが、自信にあふれて舞台に立っている姿がとても格好良くて、人気の理由がまたひとつ分かった気がする。
作品については「秋シーズンに見たい作品」でこう書いた。
「イギリスの話なのに、こじれた挙句のロマンスが韓国ドラマみたい。
この作品の凄いところは、21人の登場人物をたった2人の俳優が全て演じることだ。男女に関わりなく担当するし、ちょっとした小物と演技の違いで瞬時にキャラクターを変えながら話が進む。俳優の魅力を100%以上堪能できる作品。」
ストーリーは長年愛されてきた小説なので面白さは証明されている。それに加えて、早変わりの妙味とか、男女にかかわりなく演じる面白さが味わえる。
だが、せわしないのも事実。「雪を意味する~」でせいぜい4~5人の登場する1人芝居は、入れ替わる妙味とかを意識せずストーリーの流れを追っていた。だから後から考えると複数の俳優がいたかのように感じたのかも。
独特の舞台を体験できたのは良かったけど、もう少し多い人数で演じても面白かったような気もする。