成均館大学へ向かう道。学生が喜びそうな店が続く。
1398年からだと…創立624年。
講義が行われた「明倫堂 (ミョンニュンダン)」
伽藍堂の板の間である。ドラマに出てくるような講義のシーンを思い出し、ここが本物かとちょっと感動する。
明倫堂から振り向くと、
裏側。
大きすぎて、どう撮ったらいいのかわからん。
大イチョウの裏側の小門を通り抜けて振り返るとそこは、
「大成殿 (テソンジョン)」
確か、孔子様が祀られてるんじゃなかったかな?
屋根の向こうに大イチョウが見える。
こちらにも、それなりの大木が。
三脚カメラを据え付けて撮影する人、スケッチブックを広げている人、映えるアングルを研究している若者たち、ベストショットが撮れるらしい場所で順番待ちの行列をする人。色彩豊かな秋を楽しむ人たちがいっぱい。
明倫堂の両脇にはこんな細長い建物。学生寮の「東斎 (トンジェ)」と「西斎 (ソジェ)」!
「成均館スキャンダル」が懐かしいー!
(実際の撮影場所はここではないらしいが。)
明倫堂エリアの横には「丕闡堂 (ビチョンダン)」。科挙を実施する時に国王が泊まっていた建物だそう。
その奥には現代の成均館大学の学生が通う近代的な建物が続く。
ソウル市が提供している無料のウォーキングツアー「成均館の儒者の暮らし – 成均館の空間と人物」というのを体験したことがある。
王様でも成均館に入るには馬から降りなければならず、その時に使った踏み石…とか、孔子の霊が歩く道がこっちで人間の歩く道はこっち…とか、とても面白かった。
他のコースもやってみたが、講習を受けたボランティアなので当たりはずれが大きいのは確か。でもソウルで暮らす日本語のできる韓国人の方なので、コースに関係ない質問でも生きた答えが聞けたり、おまけも嬉しい。
成均館コースの時は40代くらいの気さくな女性で、日本語も上手だし知識も豊富だった。色々な話題で盛り上がってしまい、コースが終了した後もトッポッキ屋さんでしばらく話し込んだのは楽しい思い出だ。
多分ここの店。
様々なコースがあるので、試してみてはいかがだろう。