9月7日
9月9日
9月14日
9月15日
15日だけ公演後に撮ったので、卒業式バージョン。
若手俳優の登竜門と呼ばれるこの作品。過去の出演者を見ると現在メインで活躍している俳優たちの何と多いことか。今シーズンも新旧俳優たちの実力に驚かされた。
ピーターはパク・ジョンウォン固定で。若干貫禄が無いとは言えないものの、高校生でもまだまだイケます。ただ、運動が好きらしく、意外にがっしりとした肩や背中が高校生じゃないかも…と思ったことは内緒。次回作のテレーズラーケン(韓国語読み)で友人の妻をモノにしちゃう大人の男を演じるからそっちの役作りの可能性が…と、あくまで肯定的な見方は崩さない。
相変わらず、感情を乗せても乱れない歌唱力。強弱自在な表現力に酔う。以前ガンヒョン君が「表現するには、まず技術が必要」と言っていたと思うが、ジョンウォン君を見ているとそういう意味で職人だと良く思う。どこで、どんな表現をすれば効果的なのかすべて把握している感じ。
だから彼の役作りは緻密で説得力がある。「Pilgrims's Hands」は、様々な俳優のバージョンを見ることができるが、我知らず口ずさんでしまいハッとする、というディテールは他では観たことがない。
予習のYouTubeで好きかもと思ったジェイソン役のユ・ヒョンソクは、やはり好みだった!ジョンウォン君同様、ウェットな感情を表現して余りある歌声。これからは追いかける!
その他に知っている俳優と言ったら〈銀河鉄道の夜〉に出ていたユン・スンウ君だけ。15日のジェイソン役だ。自信に溢れた人気者であるジェイソンに相応しいビジュアルだが、実際はピーターよりも臆病で精神的に脆いジェイソンを演じきっていた。良かった!
3人目のジェイソンはキム・ジェハ君。この作品の前には〈ゴーントゥモロー〉のアンサンブルしか経歴が出てこない。大抜擢では?でもちょっと早かったかなー。オーディションしてるはずなのに何故?という声が他からも聞こえて来た。
98年生まれのジェイソンは実力的にも弱々しいので、87年生まれの熟練したピーターとのケミはちょっとアレだった。いっそ反対の役なら面白そうだった。(そうでなくても、ジョンウォン・ジェイソンを観てみたいのである。)
今回、目を見張ったのは3人。
まずは、マット役のパク・サンジュン。
瞬間、ソン・ウォングンが若い頃はこんなだったんじゃないかと思った。声質もそうだし、雰囲気、歌唱力までも似ている。そう感じたのは私だけではないらしい。経歴は〈タイヨウのうた〉のアンサンブルと〈アガサ〉の警部、ほぼこれだけ。ひゃー、驚いた。
同じくマット役のチョ・ソンテ君。
サンジュン君に負けず劣らず実力がすごい。出てくる経歴といったら2021年の〈ファントム〉のアンサンブルだけ。凄すぎる。
3人目はナディア役のヨン・ジヒョン。
〈マリー・アントワネット〉〈42番街〉〈明成皇后〉のアンサンブル、〈光化門恋歌〉のスイングを経て、名前のある役は今回初めて。堂々としてる。ブサイクな役だけど実際は美人だと思う。どんどんメインで出てきて欲しい。
目を見張った訳ではないけど気になって仕方ないのが、カイラ役のチョン・ソンへ。
アンサンブルやコーラスで3作出演後に今回の〈ベア〉。ワルツをクネクネ踊って叱られたり、天使になってアドリブで笑わせてくれたり。すごく良い子な雰囲気が伝わってきて、とても応援したくなっている。「No Voice」で1列になって歌う時、いつも涙をポロポロこぼしながら歌っていた姿も忘れられない。
この新人たちに今後もどこかで会いたいものだ。
マッコンの写真。実は30代のジェイソンとピーター。
生徒たち。みんな可愛かった。神父様は…俳優さんに責任は無いけど…恨みます。(笑)
最後の方で貰ったキャスト全員の卒業写真。裏に自筆のメッセージが書かれている(けど、まだ読んでない
)。






