33. Queen Mab〈ベア〉 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
想像と創造だらけの翻訳
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。

(本番が始まる。ジェイソンは薬のせいでよろめき始める)

(ピーター)

ねずみ野郎め!

退くのは捕吏の言うことだ。 

君が泥にはまった馬なら

私たちが救い出してやろう。

気の毒な話だが

君は愛に耳元まではまっているんだ。

行こう!真昼の松明だ。行こう!

 

(ジェイソン)

行っても無駄だ。

 

(ルーカス)

ジェイソン、セリフが違うよ!

 

それは何故だ?

 

(劇を続けるピーター。舞台監督のローリーがルーカスに引っ込めと合図する。)

 

夢を見た 昨夜

私もだ

どうだった 君は?

うそのような夢 

夢の中のあの時だけは

すべてが本物

おお それで すべてが分かった 

妖精の女王マブが近づいてきて

君と一緒にいたのだな

マブ女王は人間の幻想を

夢で見せてくれる女王

彼女が夜ごと疾走する所では

夢が生まれる

恋人たちの頭の中を走ると

彼らは愛の夢を見る

唇の上に着いたら

キスする夢を見るよ

甘い幻想 

それがまさにマブ女王

彼女だよ

 

やめろ、やめろ、マキューシオ。 

うわごとはいい加減にしろ。 

 

さあ行こう!

 

ピーターはジェイソンを舞台裏に連れて行く。

ジェイソン、大丈夫?

ジェイソン、薬を飲んだのか?

 

倒れたジェイソンはピーターに抱きかかえられ、ロミオのセリフで愛を語って息絶える。

 

 

(韓国ナムウィキ〈ベア・ザ・ミュージカル〉より)