研究:演劇〈タッチング・ザ・ボイド〉 | 韓国ミュージカルを 訳しまくるブログ

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韓国ミュージカル
想像と創造だらけの翻訳
(注意: 目標はネタバレ100%)
近頃はメモ付き写真アルバムとしても使用中。


舞台の上に不可能はない!

時空間の制約を破る

生々しい戦慄と没入感

冷酷な大自然に立ち向かう生の闘志! 

 

ドラマよりも劇的な

ジョー·シンプソンとサイモン·イェーツの生存実話!

 

 

「生命の光が消え始めたら、あなたも戦うはず。

精一杯最後まで!」

 

冷酷な大自然に

閉じ込められた恐怖と

その恐怖を乗り越えた人間の

粘り強い生存力に対する驚異! 

 

クレバスと氷堆石で覆われた6,344mの高さのシウラグランデ

西側の氷壁は傾斜90度を超える氷の絶壁、氷点下20度、骨折した脚 ー 救助される可能性は0%!

無謀に見えても、生命にしがみつき、ぶら下がり、這い上がり、結局極限の状況を乗り越えてこみ上げる熱い生の闘志!

 

 

「これらすべては、私たちが下山できれば可能な話です。登ったら降りなきゃなりません。必ず。」

 

(あらすじ)

アルパインスタイルでシウラグランデ登頂中に遭難した弟「ジョー」の通夜に参加したセラ。

 

ジョーの死を受け入れられないセラは尋ねる。「私の弟は本当に死んだの?なぜ山に行くのよ。そもそも救助されることが不可能な所に!」

 

ジョーと共にシウラグランデに登った「サイモン」は、何も見えず、何の音も聞こえなかった、その日の冷たい氷壁に彼女を連れて行く。

 

一方、ジョーは徐々に締めつけてくる死の影に立ち向かい生存に向けた孤独な死闘を繰り広げていた···

 

 

【アルパインスタイル】 固定されたロープや補助酸素器具なしに必要な用品だけで登る方法。時間を短縮できるが、突発事故で早く登頂できない時は致命的。 

 

 

「ボイドとは。シウラグランデを包み込んだすすり泣き、あるいは叫び、あるいは恐怖。」

 

小劇場で繰り広げられる

ペルーの雪山

時間と空間の境界を越えた舞台!

劇場を包み込んだ24個のスピーカーで伝えられる没入型音響技術


日常と雪山が共存する

斜面の舞台と照明


230席の小劇場がスコットランドのパブ、イギリス国立公園の巨大な岩壁、そしてペルーの冷たい雪山に瞬く間に変わる


ただ舞台だからこそ可能な

生き生きとした戦慄と没入感!

(以上インターパークより)

 



ジョー:遭難事故により雪山で孤立する若き登山家

 


セラ:ジョーの姉

 


サイモン:ジョーと共にシウラグランデに登頂した登山家

 


リチャード:シウラグランデ遠征のベースキャンプマネージャー

 



舞台手前は水平で

奥は傾斜のついた板

 

シンプルであるが故に、想像力をより一層刺激するのかもしれない

 

板の隙間がクレバスになったり

氷河の裂け目になったり



24個のスピーカーシステムを駆使した音響で、何も無い山の上で壮大に吹き抜ける風や荘厳なほどの空虚感が実際に感じられる。


舞台を生きた場所にする俳優の演技力、そして情景を見せるのではなく、まさにその場にいる感覚を与える臨場感のある照明と音響。まさに別世界だった。